「南極物語」をディズニーがリメイク

1983年に空前の大ヒットを記録した日本映画「南極物語」のリメイク版をディズニーが製作、3月18日に日本全国ロードショーが決まりました。南極物語公式サイトには今のところ予告編しかありません。

ストーリー:米国科学財団の南極基地で働く南極ガイドのジェリー・シェパード(ポール・ウォーカー)は、記録的な猛吹雪に見舞われてしまう。そのため、さまざまな困難を一緒に乗り越えてきた 8匹のそり犬を残し南極を去らなければならなかった……。

南極物語 - FLiXムービーサイト

ええ!? ストーリーの骨子だけ原作を使って、設定はオリジナルなんだ。多くの人が知っている実話ベースだというのが観客動員数を増やす一因になったんだと思ったんですが。

とはいっても予告編見ると泣かせ系動物映画のツボをおさえてるようだしなあ。

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広告のためにスーパーボウルを見る人たち

Japan.internet.com Webマーケティング - 消費者が拒絶しない広告は、スーパーボウル広告だけ?という記事を読んで、最初は「アメフトってゲーム中断が何度もあるから、その細切れの時間のCMにそれほど違和感がない」ってことかと思ったら全然違ってました。

スーパーボウルでは広告主が趣向を凝らした広告を提供するのが有名らしく、特設広告サイトへの誘導を行ったり、インタラクティブ広告にしたてたりといろいろあるようです。 2003年の記事ですけど、WIRED NEWSに『スーパーボウル』テレビ中継で注目されたインタラクティブ広告というのがありました。

オンラインマーケティング調査会社 InsightExpress が行なった調査によれば、全米フットボールリーグ2005-2006年シーズンの総決算『Super Bowl XL』(第40回スーパーボウル) の視聴者数は、1億3000万人に及ぶ見通しで、その半数が広告を見るためだけにチャンネルを合わせるという。軽い食事をとったり、トイレに行くのは、むしろ試合中だ。

Japan.internet.com Webマーケティング - 消費者が拒絶しない広告は、スーパーボウル広告だけ?

「本末転倒」という言葉が頭に浮かんでしまいました。全編CMの放送局がただのネタではなくなりそうです。でもこれは、「スーパーボウルの広告」が特別で、趣向を凝らしてる、ってことなんでしょうけど。

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六本木再開発とオカルト

六本木ヒルズ斜めうえ行く「オクノ総研 WEBLOG」に六本木の怪(都市計画の再考察)という記事があるのをはてなブックマーク経由で知りました。ちなみに2004年8月の記事。

この2つのトンネルの開通によって、「霊の通り道」ができてしまったのである。
霊は、青山墓地から六本木トンネル、麻布トンネルを抜け、芝公園の東京タワーへと向かい、天へと繋がる。
今まで、封印されてきた青山墓地の霊が、天と地を自由に往来することができるようになってしまったのだ。
霊界との回路を開いてしまったのである。

な、なんだってー?!(AA略)

ちず窓Β使って六本木ヒルズ周辺を表示させてますが、たしかに青山墓地(左上方の薄緑の場所)から東京タワー(白抜き赤で表示)まで直通に見えます。

これって『大江戸魔方陣―徳川三百年を護った風水の謎』や『東京魔方陣―首都に息づくハイテク風水の正体』なんかのネタですねえ。というより、メガテンに使えそうなネタというか。

ハイテクだなんだかんだいいつつも、Amazonで風水グッズ売られてるご時世だからなあ。

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“All rights reserved”

日本のネット上の著作権表示についてという、法政大学の白田英彰助教授へのインタビュー記事がソーシャルブックマークで話題になってました。無方式主義(「(c)なんとか」と書かなくても著作権はある、というやつ)が認知されてないとか、自分が全て著作権を持っているわけでないウェブサイトに「All rights reserved」と書いてある問題とか、フェアユース問題(日本ではフェアユースが認められてなくて、あるのは「お目こぼし」のみ)だとか。

特に、二次創作サイトに「All rights reserved」と書いてある問題は非常に悩ましい。しかも「当サイトは(原作者や出版社などの名前)とは全く無関係の非公認ファンサイトです」と書いてあったり。確かに非公認ファンサイトの苦情が原作者などの著作権者に言ってしまうと大変なことになるのでしょうけど。

それはそうと、はてなアンテナはてなダイアリーキーワードはてなブックマーク(例:はてなブックマーク - copyrights : 日本のネット上の著作権表示について 著作権表示は法に基づいて正当になされているか?)に hatena. All Rights Reserved.って書いてあるのはどうなんだろ。

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2005年を振り返ってみました

去年は1年を振り返る系記事を書いてないな、と思いつつも、漠然と印象に残ったことを記してみます。

まず、今年は圧倒的に読書量が減りました。今年読んだ本はマンガ、料理手芸本含めて224冊。1日3冊ペースで読んでいた頃が懐かしい。どうしてこんなに読書量が減ったかというと、ウェブ見てる時間が長くなったから。実は今年ウェブ上のファンフィクション(二次創作)を読むようになって、そういうところにほぼ毎日行くような状態になってます。

ソーシャルブックマークにどっぷりはまったのも今年。とりあえずブックマークしておけば月並みなコメントしか出ないような内容でもなんだか満足してしまう、ということで更新頻度も下がってしまいました。ソーシャルブックマーク関連では、無断リンク問題の再燃や、ソーシャルブックマークでのコメント問題が何度も繰り返されてました。

iTunes Music Storeの日本でのサービスが始まったのは今年の大ニュースの一つ。「この春」「この夏」という情報が流れて、そのたびに踊ってました。iTMSとは関係ないですが今年はCDをたくさん買いました。クラシック系だったりエンヤだったり、ですけどね。

自分が書いたウェブログの記事だと、Amazon、Google、Firefox、知的財産権の話を多く書いてました。あとは気になる本の発売情報や感想など。

それではみなさんよいお年をお迎えください。

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巷で叩かれがちな企業

最近、巡回先ブログ見てるとソニー総叩き状態になってるんですが、なんでこんなことになったんだろう。私の印象では、PSP発売直後のあたりから「なんだか叩かれるようになったな」と思ったら、経営陣交代劇で業績悪化を知り、そしてウォークマンAのCONNECT Playerで失笑し、ウォークマンAの発売とその評判、そしてソニーBMG(この会社はソニーとBMGの合弁会社)のrootkit問題で止めを刺された、という感じ。

別にソニーだけが悪い企業ってわけではないけど(ソニー擁護はしてません)、嫌われがちな企業や組織ってあるよね。JASRACやACCSが嫌われるのは、利害が対立するからなんですけど、そうでない企業でも一度悪い印象が付くとなかなか挽回できないみたい。

たとえば富士通。2001年に週刊東洋経済に載った秋草社長(当時)の「くだらない質問だ。従業員が働かないからいけない」という経営責任逃れの発言が有名になり、その後、受注したコンピュータシステムのトラブルが発生すると「また富士通か!」と言われる始末。(関係ないけど、当時のスラドを見ると、出井氏や久多良木氏がほめられてるな)

そういえばソニー・コンピュータエンターテイメントの久多良木社長の発言「著名建築家が書いた図面に対して門の位置がおかしいと難癖をつける人はいない。それと同じこと」を読み直して思ったけど、たとえ著名建築家が書いた図面でも、構造計算で偽造が行われていて耐震基準が満たされてないとダメだよね、なんて思った。構造計算書偽造とPSPの□ボタン問題を一緒にしちゃいけないけど。

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来年の戦隊ものはオーパーツものか

おろか日記 blog styleからの情報。来年の戦隊ものが「轟轟戦隊ボウケンジャー」 になったようです。「ごうごうせんたい」だよね。「おどろおどろせんたい」だったらどうしよう。

内容の方は、「現代の科学力では解明不可能なパワーを秘めた宝物「プレシャス」を巡る攻防だそうです」とのこと。
「プレシャス」と言い換えてますが、「オーパーツ」と呼んだ方がより一般的か。
要するに「スプリガン」っぽいというか、「ブルーローズ(RPG)」っぽいというか。

秘境探検系ではなく、謎のアイテムの取り合いってことになるのかな? 悪の秘密結社が敵かなあ。コメント欄によると、はたらく車がいっぱい系ロボらしい。

どっちにしろ、このテレビ東京漬けな息子では、今年も見られそうにないです(泣)。

で、新仮面ライダー(これも見られそうにない)は「仮面ライダーカブト」。なんか平成ストロンガーらしいぞ。

追記(2005/12/28):轟轟戦隊ボウケンジャー仮面ライダーカブトの公式ページができてました。

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「このままでいいの?日本の××」テンプレート

IRCで教えてもらった医療制度研究会のサイトを見せてもらって、気になった一文。

日本の医療は他の先進国と比較して、少ないマンパワーのもとに、著しく安い経費で運用されており、福祉関係に使われる国家予算の比率も著しく低いことを知りました。

これってテンプレートだよなあ。「日本の××」と「××関係」のところを入れ替えればいくらでも作れる。

たとえば、はやぶさ関係で話題の宇宙開発予算がらみでいうと、

日本の宇宙開発は他の先進国と比較して、少ないマンパワーのもとに、著しく安い経費で運用されており、科学技術関係に使われる国家予算の比率も著しく低いことを知りました。

ってな感じ。アニメーターの貧困ぶりだってこのとおり。

日本のアニメーションは他の先進国と比較して、少ないマンパワーのもとに、著しく安い経費で運用されており、文化振興関係に使われる国家予算の比率も著しく低いことを知りました。

それにしても、国家予算はどこに使われてるんだろう……国債の償還か。

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依頼するところと検査を受けるところが一緒

構造計算書の偽造のニュースについて、私もマンション住民なものでいろいろ不安を抱えています。説明会のときの建築士の話が好感持てたので大丈夫だとは思いたいのですが。

で、いろんなニュースサイトを見ていたら、YOMIURI ONLINE[解説]マンション建設ブーム 指定機関急増という記事にいろいろ興味深いことが書いてありました。

民間の指定確認検査機関で構造計算のチェックを行われているのですが、なんでも、検査を早く通すところ(つまりチェックが甘くなって仕方のないところ)が繁盛し、熱心にチェックしていると依頼するところが減っていく、という傾向があったそうです。10階建てマンションの構造計算書は厚さ10cmにもなるのだとか。これをチェックするのは大変そうです。

Okumura's Blog構造計算書が偽造しやすいわけで、機械可読な形で提出させれば(ようするに電子データですね)というアイデアが出てたので、私はこれに賛成。でも、これはチェックのスピードアップと偽造を発見しにくくするってことだけですよね。

しばらく前だったと思うのですが、日本では監査が機能していないという話題がありました。「依頼して金を出すところと、監査を受けるところが一緒なので、厳しい指摘をすると次から仕事の依頼がなくなるかもしれない。だからチェックが甘くなる」という話だったんですが、これはこの確認検査機関のことも同じだと思います。

依頼することと検査を受けることが分離できればいいのですが、どうすればいいんでしょうね。

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「取締役管理人」があるなら

ITmediaニュースにひろゆき氏、ドワンゴ新会社の「取締役管理人」にという記事が載りました。ドワンゴはCMに2ちゃんねるでよく使われているアスキーアートを使ったり、自社で配信している着信ボイスにひろゆきの声を入れたりと、わりとひろゆきと親しい様子なので、取締役の一員になることについてはあんまり驚きはないのですが、そこで肩書きが管理人かよ。

というネタをIRC#goingmywayで振ったところ、kengoさんが「取締役ブロガー」と。

こういうのは言った者勝ちなので、いまのうちにリストアップ。

  • 取締役カリスマブロガー
  • 取締役アルファブロガー
  • 取締役アルファギーク
  • 取締役スーパーハカー
  • 取締役フリーター
  • 取締役ニート

株式会社はてなあたり、CTOの肩書きがそのうち「取締役アルファギーク」になりそうな気がします。

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