まるマシリーズ外伝『今日からマ王!? クマハチ☆すぺしゃる』限定版予約開始

Amazonの予約コーナーを何の気なしに見ていたら、『今日からマ王!? クマハチ☆すぺしゃる』というのが予約開始していました。ビーンズ文庫なのに¥1,260 (税込)、ビーンズ文庫なのに11月20日発売……7ヵ月後じゃないか。

キャラアニ.comによると、初回限定いろいろ付録もののようです。

文庫史上(たぶん)初!?なんかイロイロ余計なものがくっついた「マ王」発売決定!!伊達と酔狂でお届けする、文庫+フィギュア+小冊子の最強コンボですe12月1日発売予定のビーンズ文庫(通常版)に先がけての、初回限定(完全事前受注)生産になりますので、ほしい人は必ず予約してね

12月1日にちゃんとした(?)外伝が普通にビーンズ文庫として刊行されるんでしょう。『今日からマ王!?』ってことはアニメ版対応?

セブンアンドワイiconにはもうちょっと詳しい紹介がありました。

【企画紹介】まるマ・アニメ版のクマハチに嫉妬(笑)した原作チームが、わけわからんプライドを賭けてリベンジする「クマハチ☆すぺしゃる」!!ヒョータンからコマ、ジョーダンからネタ・・・を地でいく超突発企画!!こんな酔狂どーせ二度とないですから、どなたさまもひとつ夜露死苦!!【内容】超豪華!小説(外伝4巻)とクマハチ・フィギュア、限定の小冊子がセット!【特典内容】1.文庫のカバーイラストが通常版と異なる。/2.クマハチ1号をフィギュア化し、化粧箱に封入。/3.限定版でしか読めないクマハチ☆とりびゅーと小説『迷ううちにクハマ・・チ?』の小冊子付き。/4.まるマの最新情報をお届けする眞魔国日報、略してシンニチ付き。(こちらの商品は2006年11月発売予定です。通常の文庫の発売(12月1日)より先行して発売いたします。なおセット内の文庫の内容は通常のものと同じです。※画像は開発途中の「クマハチ」です

クマハチフィギュアと「クマハチ☆とりびゅーと小説」、「シンニチ」+化粧箱が限定発売、ってことですかね。 文庫カバーイラストが通常版と違うってことは、ファンは両方買えと?

キャラアニ.comによると、予約受付期間は2006年7月13日まで。たぶん他のネット書店も同じ時期に締め切られると思います。

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ホビージャパン「HJ文庫」2006年7月創刊

以前に模型雑誌出版社がライトノベルに新規参入を水面下で行っているという記事を紹介したのですが、その「模型雑誌出版社」が判明しました。やっぱりというかなんというか、ホビージャパン

レーベルの名前はHJ文庫。創刊は7月1日で、毎月1日発売です。月末にファミ通文庫、1日に角川スニーカー、ビーンズ、集英社コバルトが刊行される激戦日です。HJ文庫は5~6作ずつ刊行するとのこと。

参加作家リストが公開されてまして、若手や中堅どころ、ひかわ玲子のようなベテランの名前がずらりと並んでいます。新人は今のところ一人だけ。榊一郎はどこにでも出てくるな。そんなに書いてて体大丈夫だろうか。

HJ文庫はイラストや漫画の持ち込みを募集していますけど、小説の募集はしていません。既存作家でなんとかなるってことなのかなあ。

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西尾維新がデスノートをノベライズか

ウィンドバード::Recreationに転載されていた2ちゃんねるのジャンプ打ち切りサバイバルレースpart258の23号掲載順情報(もうすぐ消えそう)によると、なんと西尾維新によるノベライズ版「デスノート」が8月1日に発売予定なのだそうです。デスノートそのものも次回予告タイトル『完』と。最終回なのかな?

21・22合併号は24日発売、23号は連休明けなのでまだ確認取れてないのですが、これがほんとだと「なんてことが起きたんだ!」。西尾維新のジョジョ好きは有名だけど、まさかデスノートノベライズとは。

戯言感あふれるアナザーワールドになるか、サイドエピソードになるのか、どちらなんだろう。この情報、21・22合併号に出てればいいんですが。

そういや映画デスノートは2006年6月17日に前編、10月に後編公開予定。ノベライズが出るとしたらその間を埋めるようなタイミングです。

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『灼眼のシャナ』コミックス2巻初回限定版は豪華執筆陣による小冊子つき

オンライン書店 boople.combooplogによると、2006年6月20日発売予定の『灼眼のシャナ』コミックス版の2巻の初回限定版には付録として小冊子『グリモア』がつくとのこと。

■付録:小冊子『グリモア』(B6判/全108ページ予定)
執筆陣:赤衣丸歩郎、おかゆまさき、袁藤沖人、片桐雛太、鎌池和馬、娘太丸、椎名優、しゃあ、ツガノガク、とりしも、灰村キヨタカ、海藍、PEACH-PIT、他多数

booplogには椎名優、とりしも、片桐雛太によるシャナのイラストが掲載されてます。漫画家じゃない人は何書くんだろう。

おかゆまさき、鎌池和馬が執筆するんだから、「灼眼天使シャナちゃん」や「とあるシャナの禁書目録(インデックス)」が掲載されたりして。それにしても赤衣丸歩郎が描くシャナ……いや、フブキさんみたいにかわいいと思うんですが、もしコガラシみたいなシャナだったらどうしよう。

今のところboople icon楽天ブックスぐらいでしか予約開始してませんが、そのうち各ネット書店でも始まるでしょう。

追記(2006/04/18):Amazon.co.jpで予約が始まりました。

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£817,648.00の謎の本

やじうまWatchの4月14日で紹介されていったD.B.Rao著「Student Shyness」という本が約2億円の値がついているという話。なんとAmazon.co.ukでも」817,648.00という高額がついていました。

Amazon.co.jp: Student Shyness

よく見たら、ISBNの上6桁とイギリスポンドの小数点以上が同じ。なんかの入力ミスかしら。「1-Clickで今すぐ買う」 ボタンが恐怖を感じます。

このISBNで検索してみたところ、ネットショッピングサイトで売られているのを発見。gobookshopping.comでの販売ページを見ると、395インドルピーであるらしい。日本円で千円強。ペーパーバックなりの値段。

やじうまWatchのネタ元すべらない名無し:amazonで一番高いのって何よ?には他にもいろいろな高額商品が紹介されてます。人力検索はてなに高額商品の質問があったけど、「Student Shyness」は紹介されてませんでした。

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ルーンの杖秘録も復刊

東京創元社メールマガジンで2006年6月の近刊情報が届きました。なんと絶版になっていた『額の宝石 ルーンの杖秘録(1)』の発売がアナウンスされてます。

◇『額の宝石 ルーンの杖秘録〈1〉【新版】』 マイケル・ムアコック著/深町眞理子訳
魔法と狂気に彩られた傑作ヒロイック・ファンタジー4部作開幕。

エルリック復刊、新作翻訳も決定し、発売されはじめたばかりだというのに、「ルーンの杖秘録」も復刊とは。刊行スケジュールは不明ですが、「4部作」と書いている以上、「ルーンの杖秘録」全4巻は全て発売されるでしょう。「ブラス城年代記」は売れ行きしだいかな。

新訳になるかどうかわかりませんが、訳者は深町眞理子のままです。それよりも表紙が天野喜孝のままかどうかが問題かも。

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ライトヘビーノベルがあるなら

CAXの日記から、二見書房から本田透編集の小説誌『ファントム』が4月22日に発売されます。予価1680円(税込)だから「雑誌」とはちょっと言いにくいかな。

しろはたに表紙画像が載ってまして、豪華執筆者も掲載されてます。神野オキナや倉田英之、滝本竜彦、竹熊健太郎、堀越英美、柳下毅一郎、山本弘、米光一成とはまたすごいメンバーだ。

二見書房の書籍紹介ページの紹介がまた。

『電波男』『萌える男』で大注目される、「萌えるオタク世代」の救世主・本田透が企画・監修する超世代「ライトヘビーノベル」誌、いよいよ刊行!

二見書房

えーっと、ライトヘビーノベルってどんなのですか? ヘビーノベルってのは「ライトノベルがあるならヘビーノベルもあるんじゃない」と引き合いに出されがちなものなんですが(あるいは「こんなに分厚いライトノベルはライトノベルじゃない、ヘビーノベルだ」とかね)。

それにしても、ライトヘビーノベルがあるなら、フライノベルとかバンダムノベルとかフェザーノベルとか(以下、ボクシングの階級名に「ノベル」をつけたものが続く)あるんでしょうか。

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小学館が新ライトノベル文庫レーベルを2007年に

まさか小学館が再参入してくるとは思いませんでした。

少年向けエンターテイメントレーベル「ガガガ文庫」、少女向けファンタジーレーベル「ルルル文庫」を2007年春に創刊を告知、そして第1回小学館ライトノベル大賞の募集をはじめました。

すでに公式サイトが「gagaga-lululu.jp」のドメインを取ってオープンしていますが、小学館は「Shogakukan Online」トップページにしかリンクを許していないので、公式サイトへのリンクはしません。

小学館のライトノベル文庫レーベルといえば、事実上1999年に終了した少年向けエンターテイメント文庫「スーパークエスト文庫」、2005年2月に終了した少女向けファンタジー文庫「キャンバス文庫」があったわけで、これらの仕切りなおしになるのかな。

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「ユダは裏切ってない」は既出の説か

ユダ裏切ってない?1700年前の「福音書」写本解読 : 文化 : 社会 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)というニュースが今朝出てました。半分ナショナルジオグラフィックの宣伝みたいなもので、ナショナルジオグラフィック日本版サイトにも1700年前のパピルス文書『ユダの福音書』を修復・公開ユダに関する新説を提示という記事が出てました。

この「ユダの福音書」、新約聖書外典と呼ばれるもののひとつ。外典というのは多くのキリスト教文書の中から新約聖書が編纂されたときに選ばれなかったもの。選ばれなかった理由は、主流になってる教説とは違うとか、教会全体で受け入れられているわけではないとかいろいろ。新約聖書外典一覧によると、「ユダの福音書」はグノーシス的であるらしい。

2世紀ごろに成立したものらしく、今回発見されたのは約1700年前の写本というから3世紀はじめから4世紀といったところでしょうか。新約聖書正典の承認が397年ですからその頃のものかもしれません。

時期が時期なので『ダ・ヴィンチ・コード』便乗と呼ばれてもしょうがないです。「ダ・ヴィンチ・コード」自体がグノーシス的な聖書外典「トマスによる福音書」の記述を基にしてる部分もあるわけだし。

このニュースを聞いてまず思ったのは「このネタ、『信長―あるいは戴冠せるアンドロギュヌス』にあったよな」だったり。この小説の主題はあくまでも信長ですが、キリストになぞらえてるわけで。第11回日本ファンタジーノベル大賞受賞作に値する奇書です。

アンカテ(Uncategorizable Blog) - 幻の「ユダの福音書」スレで紹介されている2ちゃんねるのスレッドで、20年前に「ムー」で指摘されてる、という話が載ってた(確認はとってません)ので、「新説! ユダは裏切ったわけではなかった!!」ではなく「『ユダの福音書』は本当にあったんだ!」ぐらいのニュースだと思ったほうがいいのかもしれません。

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ビブロス・碧天舎倒産

私にとってはボーイズラブの出版社ビブロスが自己破産を申請しました。新文化によると負債総額はビブロスが約20億円、関連会社のハイランドが約2億6000万円。3月31日に約8億6000万円の負債を抱えて自己破産を申請した関連会社の碧天舎がビブロスの足を引っ張ったらしいです。碧天舎のサイトは一昨日までは普通に閲覧できたのですが、今は告知が出ているだけ。

碧天舎は自費出版、共同出版を中心とする会社。自費出版や共同出版って著者が費用を負担するって形式なんだけど、それでも赤字経営になるのね。

そしてこれを報じるMSN毎日インタラクティブの見出し「負債総額20億円で倒産 オタク検定で話題に」にコーヒー吹きかけた。そうか、世間的にはオタク検定の会社なのね。ちなみに、記事内に05年7月にグラフ誌「カラフルピュアガール」で、漫画やアニメ、ゲームの知識を問う「オタク検定」を実施とあるけど、「カラフルピュアガール」ではなく「マガジンエルフィックス」だそうです。

ビブロポートeliba.comはいつまで買えるんだろう。

そしてビブロス公式ページに燦然と輝く超人ロック:LOCKE THE SUPERMAN BIBLOS Websiteのバナー。掲載誌クラッシャー「超人ロック」は出版社まで潰すようになりましたか。 ……って、みのり書房、スコラに続いて三社目でしたか。

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