まるマシリーズ外伝『今日からマ王!? クマハチ☆すぺしゃる』限定版予約開始

Amazonの予約コーナーを何の気なしに見ていたら、『今日からマ王!? クマハチ☆すぺしゃる』というのが予約開始していました。ビーンズ文庫なのに¥1,260 (税込)、ビーンズ文庫なのに11月20日発売……7ヵ月後じゃないか。

キャラアニ.comによると、初回限定いろいろ付録もののようです。

文庫史上(たぶん)初!?なんかイロイロ余計なものがくっついた「マ王」発売決定!!伊達と酔狂でお届けする、文庫+フィギュア+小冊子の最強コンボですe12月1日発売予定のビーンズ文庫(通常版)に先がけての、初回限定(完全事前受注)生産になりますので、ほしい人は必ず予約してね

12月1日にちゃんとした(?)外伝が普通にビーンズ文庫として刊行されるんでしょう。『今日からマ王!?』ってことはアニメ版対応?

セブンアンドワイiconにはもうちょっと詳しい紹介がありました。

【企画紹介】まるマ・アニメ版のクマハチに嫉妬(笑)した原作チームが、わけわからんプライドを賭けてリベンジする「クマハチ☆すぺしゃる」!!ヒョータンからコマ、ジョーダンからネタ・・・を地でいく超突発企画!!こんな酔狂どーせ二度とないですから、どなたさまもひとつ夜露死苦!!【内容】超豪華!小説(外伝4巻)とクマハチ・フィギュア、限定の小冊子がセット!【特典内容】1.文庫のカバーイラストが通常版と異なる。/2.クマハチ1号をフィギュア化し、化粧箱に封入。/3.限定版でしか読めないクマハチ☆とりびゅーと小説『迷ううちにクハマ・・チ?』の小冊子付き。/4.まるマの最新情報をお届けする眞魔国日報、略してシンニチ付き。(こちらの商品は2006年11月発売予定です。通常の文庫の発売(12月1日)より先行して発売いたします。なおセット内の文庫の内容は通常のものと同じです。※画像は開発途中の「クマハチ」です

クマハチフィギュアと「クマハチ☆とりびゅーと小説」、「シンニチ」+化粧箱が限定発売、ってことですかね。 文庫カバーイラストが通常版と違うってことは、ファンは両方買えと?

キャラアニ.comによると、予約受付期間は2006年7月13日まで。たぶん他のネット書店も同じ時期に締め切られると思います。

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ホビージャパン「HJ文庫」2006年7月創刊

以前に模型雑誌出版社がライトノベルに新規参入を水面下で行っているという記事を紹介したのですが、その「模型雑誌出版社」が判明しました。やっぱりというかなんというか、ホビージャパン

レーベルの名前はHJ文庫。創刊は7月1日で、毎月1日発売です。月末にファミ通文庫、1日に角川スニーカー、ビーンズ、集英社コバルトが刊行される激戦日です。HJ文庫は5~6作ずつ刊行するとのこと。

参加作家リストが公開されてまして、若手や中堅どころ、ひかわ玲子のようなベテランの名前がずらりと並んでいます。新人は今のところ一人だけ。榊一郎はどこにでも出てくるな。そんなに書いてて体大丈夫だろうか。

HJ文庫はイラストや漫画の持ち込みを募集していますけど、小説の募集はしていません。既存作家でなんとかなるってことなのかなあ。

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西尾維新がデスノートをノベライズか

ウィンドバード::Recreationに転載されていた2ちゃんねるのジャンプ打ち切りサバイバルレースpart258の23号掲載順情報(もうすぐ消えそう)によると、なんと西尾維新によるノベライズ版「デスノート」が8月1日に発売予定なのだそうです。デスノートそのものも次回予告タイトル『完』と。最終回なのかな?

21・22合併号は24日発売、23号は連休明けなのでまだ確認取れてないのですが、これがほんとだと「なんてことが起きたんだ!」。西尾維新のジョジョ好きは有名だけど、まさかデスノートノベライズとは。

戯言感あふれるアナザーワールドになるか、サイドエピソードになるのか、どちらなんだろう。この情報、21・22合併号に出てればいいんですが。

そういや映画デスノートは2006年6月17日に前編、10月に後編公開予定。ノベライズが出るとしたらその間を埋めるようなタイミングです。

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『灼眼のシャナ』コミックス2巻初回限定版は豪華執筆陣による小冊子つき

オンライン書店 boople.combooplogによると、2006年6月20日発売予定の『灼眼のシャナ』コミックス版の2巻の初回限定版には付録として小冊子『グリモア』がつくとのこと。

■付録:小冊子『グリモア』(B6判/全108ページ予定)
執筆陣:赤衣丸歩郎、おかゆまさき、袁藤沖人、片桐雛太、鎌池和馬、娘太丸、椎名優、しゃあ、ツガノガク、とりしも、灰村キヨタカ、海藍、PEACH-PIT、他多数

booplogには椎名優、とりしも、片桐雛太によるシャナのイラストが掲載されてます。漫画家じゃない人は何書くんだろう。

おかゆまさき、鎌池和馬が執筆するんだから、「灼眼天使シャナちゃん」や「とあるシャナの禁書目録(インデックス)」が掲載されたりして。それにしても赤衣丸歩郎が描くシャナ……いや、フブキさんみたいにかわいいと思うんですが、もしコガラシみたいなシャナだったらどうしよう。

今のところboople icon楽天ブックスぐらいでしか予約開始してませんが、そのうち各ネット書店でも始まるでしょう。

追記(2006/04/18):Amazon.co.jpで予約が始まりました。

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£817,648.00の謎の本

やじうまWatchの4月14日で紹介されていったD.B.Rao著「Student Shyness」という本が約2億円の値がついているという話。なんとAmazon.co.ukでも」817,648.00という高額がついていました。

Amazon.co.jp: Student Shyness

よく見たら、ISBNの上6桁とイギリスポンドの小数点以上が同じ。なんかの入力ミスかしら。「1-Clickで今すぐ買う」 ボタンが恐怖を感じます。

このISBNで検索してみたところ、ネットショッピングサイトで売られているのを発見。gobookshopping.comでの販売ページを見ると、395インドルピーであるらしい。日本円で千円強。ペーパーバックなりの値段。

やじうまWatchのネタ元すべらない名無し:amazonで一番高いのって何よ?には他にもいろいろな高額商品が紹介されてます。人力検索はてなに高額商品の質問があったけど、「Student Shyness」は紹介されてませんでした。

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ルーンの杖秘録も復刊

東京創元社メールマガジンで2006年6月の近刊情報が届きました。なんと絶版になっていた『額の宝石 ルーンの杖秘録(1)』の発売がアナウンスされてます。

◇『額の宝石 ルーンの杖秘録〈1〉【新版】』 マイケル・ムアコック著/深町眞理子訳
魔法と狂気に彩られた傑作ヒロイック・ファンタジー4部作開幕。

エルリック復刊、新作翻訳も決定し、発売されはじめたばかりだというのに、「ルーンの杖秘録」も復刊とは。刊行スケジュールは不明ですが、「4部作」と書いている以上、「ルーンの杖秘録」全4巻は全て発売されるでしょう。「ブラス城年代記」は売れ行きしだいかな。

新訳になるかどうかわかりませんが、訳者は深町眞理子のままです。それよりも表紙が天野喜孝のままかどうかが問題かも。

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ライトヘビーノベルがあるなら

CAXの日記から、二見書房から本田透編集の小説誌『ファントム』が4月22日に発売されます。予価1680円(税込)だから「雑誌」とはちょっと言いにくいかな。

しろはたに表紙画像が載ってまして、豪華執筆者も掲載されてます。神野オキナや倉田英之、滝本竜彦、竹熊健太郎、堀越英美、柳下毅一郎、山本弘、米光一成とはまたすごいメンバーだ。

二見書房の書籍紹介ページの紹介がまた。

『電波男』『萌える男』で大注目される、「萌えるオタク世代」の救世主・本田透が企画・監修する超世代「ライトヘビーノベル」誌、いよいよ刊行!

二見書房

えーっと、ライトヘビーノベルってどんなのですか? ヘビーノベルってのは「ライトノベルがあるならヘビーノベルもあるんじゃない」と引き合いに出されがちなものなんですが(あるいは「こんなに分厚いライトノベルはライトノベルじゃない、ヘビーノベルだ」とかね)。

それにしても、ライトヘビーノベルがあるなら、フライノベルとかバンダムノベルとかフェザーノベルとか(以下、ボクシングの階級名に「ノベル」をつけたものが続く)あるんでしょうか。

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小学館が新ライトノベル文庫レーベルを2007年に

まさか小学館が再参入してくるとは思いませんでした。

少年向けエンターテイメントレーベル「ガガガ文庫」、少女向けファンタジーレーベル「ルルル文庫」を2007年春に創刊を告知、そして第1回小学館ライトノベル大賞の募集をはじめました。

すでに公式サイトが「gagaga-lululu.jp」のドメインを取ってオープンしていますが、小学館は「Shogakukan Online」トップページにしかリンクを許していないので、公式サイトへのリンクはしません。

小学館のライトノベル文庫レーベルといえば、事実上1999年に終了した少年向けエンターテイメント文庫「スーパークエスト文庫」、2005年2月に終了した少女向けファンタジー文庫「キャンバス文庫」があったわけで、これらの仕切りなおしになるのかな。

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「ユダは裏切ってない」は既出の説か

ユダ裏切ってない?1700年前の「福音書」写本解読 : 文化 : 社会 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)というニュースが今朝出てました。半分ナショナルジオグラフィックの宣伝みたいなもので、ナショナルジオグラフィック日本版サイトにも1700年前のパピルス文書『ユダの福音書』を修復・公開ユダに関する新説を提示という記事が出てました。

この「ユダの福音書」、新約聖書外典と呼ばれるもののひとつ。外典というのは多くのキリスト教文書の中から新約聖書が編纂されたときに選ばれなかったもの。選ばれなかった理由は、主流になってる教説とは違うとか、教会全体で受け入れられているわけではないとかいろいろ。新約聖書外典一覧によると、「ユダの福音書」はグノーシス的であるらしい。

2世紀ごろに成立したものらしく、今回発見されたのは約1700年前の写本というから3世紀はじめから4世紀といったところでしょうか。新約聖書正典の承認が397年ですからその頃のものかもしれません。

時期が時期なので『ダ・ヴィンチ・コード』便乗と呼ばれてもしょうがないです。「ダ・ヴィンチ・コード」自体がグノーシス的な聖書外典「トマスによる福音書」の記述を基にしてる部分もあるわけだし。

このニュースを聞いてまず思ったのは「このネタ、『信長―あるいは戴冠せるアンドロギュヌス』にあったよな」だったり。この小説の主題はあくまでも信長ですが、キリストになぞらえてるわけで。第11回日本ファンタジーノベル大賞受賞作に値する奇書です。

アンカテ(Uncategorizable Blog) - 幻の「ユダの福音書」スレで紹介されている2ちゃんねるのスレッドで、20年前に「ムー」で指摘されてる、という話が載ってた(確認はとってません)ので、「新説! ユダは裏切ったわけではなかった!!」ではなく「『ユダの福音書』は本当にあったんだ!」ぐらいのニュースだと思ったほうがいいのかもしれません。

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ビブロス・碧天舎倒産

私にとってはボーイズラブの出版社ビブロスが自己破産を申請しました。新文化によると負債総額はビブロスが約20億円、関連会社のハイランドが約2億6000万円。3月31日に約8億6000万円の負債を抱えて自己破産を申請した関連会社の碧天舎がビブロスの足を引っ張ったらしいです。碧天舎のサイトは一昨日までは普通に閲覧できたのですが、今は告知が出ているだけ。

碧天舎は自費出版、共同出版を中心とする会社。自費出版や共同出版って著者が費用を負担するって形式なんだけど、それでも赤字経営になるのね。

そしてこれを報じるMSN毎日インタラクティブの見出し「負債総額20億円で倒産 オタク検定で話題に」にコーヒー吹きかけた。そうか、世間的にはオタク検定の会社なのね。ちなみに、記事内に05年7月にグラフ誌「カラフルピュアガール」で、漫画やアニメ、ゲームの知識を問う「オタク検定」を実施とあるけど、「カラフルピュアガール」ではなく「マガジンエルフィックス」だそうです。

ビブロポートeliba.comはいつまで買えるんだろう。

そしてビブロス公式ページに燦然と輝く超人ロック:LOCKE THE SUPERMAN BIBLOS Websiteのバナー。掲載誌クラッシャー「超人ロック」は出版社まで潰すようになりましたか。 ……って、みのり書房、スコラに続いて三社目でしたか。

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ブログ本文学賞「Lulu Blooker Prize」

ITmedia News:初の「ブログ本文学賞」受賞者が決定から、The 2006 Lulu Blooker Prize for Blooksの受賞者が決定しました。ブログから書籍化した本のことをアメリカでは「Blook」っていうのね。

この「Lulu Blooker Prize」は、ブログかウェブサイトを基にした英文書籍を対象にしています。電子書籍は不可。Luluはオンデマンド出版サービスを行っている会社ですが、別にLuluから出版した本でなくてもOK。

コミック賞の「Totally Boned」は残念ながら日本のAmazonでは売ってませんが、大賞・ノンフィクション賞の「Julie And Julia: 365 Days, 524 Recipes, 1 Tiny Apartment Kitchen」、フィクション賞の「Four And Twenty Blackbirds」は購入できます。

こういう賞のニュースを見ると、「日本でも同じような賞やらないかな」と思ってしまいます。有名ブログの書籍化が占めちゃって面白みがない賞になっちゃうのかな。

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トリビュート文庫?『撲殺天使ドクロちゃんです』

電撃文庫と電撃hpの総合情報メールマガジン『電撃ブートレッグ』Volume.55が届いて、電撃文庫6月の新刊予定が発表になりました。

まず一番最初に目に入ったのがこれ。

◇───────────────────────────────◇
◇撲殺天使ドクロちゃんです
◇    【著/おかゆまさき、水島努、谷川流、築地俊彦、時雨沢恵一、
◇       高橋弥七郎、ハセガワケイスケ、成田良悟、鎌池和馬
◇     イラスト/とりしも、CLAMP、氷川へきる、駒都えーじ、
◇          いとうのいぢ、渡辺明夫、しゃあ、若月神無】
◇───────────────────────────────◇
某月某日。とある一言がきっかけで、今度はおかゆさんが電撃文庫の編集長に!? おかゆさんと仲が良かったり、良くなかったり(!?)する人たちが集まって、みんなで『ドクロちゃん』を書(描)きました! 謎のトリビュート文庫登場!

なんじゃこりゃー!! いやまあ、面白ければいいんだけど。

著者のうち水島努以外は全員電撃文庫で書いてる作家だし、水島努はアニメ「撲殺天使ドクロちゃん」の監督だから順当だろう。

どっちかというとイラストのほうが問題だ。とりしも、駒都えーじ、いのうのいぢ、しゃあ、若月神無は電撃文庫でも描いてるイラストレーターで、氷川へきるも電撃萌王なんかで描いてる漫画家、渡辺明夫は「ナースウィッチ小麦ちゃんマジカルて」キャラデザインの人で……CLAMPってのはなんなんじゃい!

公式サイトCLAMP-NET.COMの「最新情報」に載ってたから、CLAMPの原稿が載るのは確か。どんな縁があるんだろう。

『撲殺天使ドクロちゃんです』は6月10日前後、発売予定です。

追記:MM/Memoでのtsupoさんのコメントで謎が解けた気が。

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デュマレスト・サーガ一部復刊決定

復刊ドットコムから、デュマレスト・サーガ(全31巻)の1巻から5巻までの受注を開始したとのメールが届きました。往年のスペースオペラの名作だそうです(未読)。

“幼い頃に故郷から密航して宇宙に旅立ったアール・デュマレスト。宇宙を旅しながら育った彼は、望郷の念に駆られて帰郷しようと考えたけれど、彼の故郷を知る人は誰もいない。どんな星図にも載ってなく、人々は彼の故郷を伝説か冗談のように言う。彼の故郷の名は「地球」。そして故郷を目指す長い長い旅が始まった”……くーっ、燃えるー。

1巻につき彼が訪れる惑星1つ、というもののようです。

  1. 嵐の惑星ガース<デュマレスト・サーガ1> 販売ページ
  2. 夢見る惑星フォルゴーン<デュマレスト・サーガ2> 販売ページ
  3. 迷宮惑星トイ<デュマレスト・サーガ3> 販売ページ
  4. 共生惑星ソリス<デュマレスト・サーガ4> 販売ページ
  5. キノコの惑星スカー<デュマレスト・サーガ5> 販売ページ

1巻と2巻が4月下旬、3巻と4巻が5月下旬、5巻が6月下旬刊行予定。旧版と翻訳者が一緒なので、訳しなおしはないのかと。東京創元社公式サイトには情報がないのが不安です。

読書万歳:デュマレスト・サーガによると、翻訳されなくなってから最終巻が刊行されたんだとか。もちろん未訳。そしてそのタイトルは『The Return』。デュマレストは故郷に帰れたのか? この最終巻の翻訳まで行われればいいんですけど。

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新城カズマによる『ライトノベル「超」入門』予約開始

CAXの日記によると、ソフトバンク新書の4月配本で『ライトノベル「超」入門』というのがAmazon.co.jpで予約開始しています。 新城カズマは『ライトノベル完全読本 Vol.2』に「反・ライトノベル書評宣言」と題する序文を書いた人。どんなライトノベル本を書くんだろうかと興味津々です。

Amazon.co.jpに、出版社からの内容紹介が載っていたので引用してみます。

出版社 / 著者からの内容紹介
ラノベ作家による超初心者向けガイドブックライトノベルってなに? 普通の小説とどこがちがう? 現役ラノベ作家が、ラノベの定義、読み方、楽しみ方をわかりやすく解説した初の入門者向けガイドブック。

出版社からのコメント
萌え、ボーイズラブ、やおい系。言葉は聞いたことあるけど、意味がよくわからない。人気のライトノベル小説というものを読んでみたいが、どれを選べばいいかわからない……そんな方に本書はぴったりのガイドブックです。単なるマニュアルだけでなく、「ラノベのルーツは源氏物語?」「三銃士は立派なラノベだ!」など、人気ライトノベル作家の著者の鋭い視点からライトノベルのルーツも探ります。

「入門者向け」ってどのあたりの層なのかよくわからないんですが、新書を読むような層(つまり社会人)に向けてるのでしょうか。私もいいかげんライトノベル読みとしては高齢なんですけど、社会人に向けたライトノベル入門書ってどんな意味があるんでしょう。

「紫式部は腐女子」「源氏物語は萌えの宝庫」などそういう話がでるんでしょうか。「漫画のルーツは鳥獣戯画」級のナショナリズムの温床にならなきゃいいんですけどね。

「三銃士をライトノベル呼ばわりなんて」「またSF者がライトノベル利権を得ようとしている」などと、定義やルーツは何かと論争の種になりやすいので、どう説得力のあるものを出してくるかが楽しみです。

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『灼眼のシャナ』劇場アニメに

電撃文庫と電撃hpの総合情報メールマガジン『電撃ブートレッグ』の号外が届いて、なんと『灼眼のシャナ』の劇場アニメ製作が発表されました。上映時期などは不明。スタッフなどはTV版と同じじゃないかな。

『灼眼のシャナ』は現在毎日放送や首都圏UHF局などの深夜にアニメ放映中です。深夜帯アニメの劇場版というのはほとんどなかったような気がします。

私の耳に評判が届いたころには既に巻数が増えていて手を出せずにいたのですが、なんとか読んでみるかなあ。刊行ペース速いから追いきれないかもしれない。

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『もえたん』イラストの人による絵本『POP WORLD ふしぎの国のアリス』

IRC#もの書きで教えてもらったのですが、ポプラ社 新刊ニュースにこんなものが

名 作 ----- 幼児以上向き

単行本
POP WORLD ふしぎの国のアリス
早野美智代 文/ぽっぷ 絵

注目のイラストレーターぽっぷ初の絵本。
ベストセラー「もえたん」でブレイクしたイラストレーターぽっぷによる「ふしぎの国のアリス」。名作を斬新にアレンジした絵本です。

ポプラ社というと出版不況の中ヒットを飛ばす元気な児童書メインの出版社というイメージが強い(asahi.com :フロントランナー - be-businessの記事参照)んですけど、とうとう「大きなお友だち」にも手を出しますか! まあ「ふしぎの国のアリス」自体が小さなお友だちと大きなお友だちのための本ですけど。

セブンアンドワイ iconによると、発売日は4月中旬です。今予約受付してるオンライン書店はセブンアンドワイぐらいかな。

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図書館が所蔵する書籍トップ1000じゃなくて1001

YAMDAS現更新履歴 - 図書館が所蔵する書籍トップ1000経由でComplete list - 2005 [OCLC - OCLC Top 1000]。オンラインコンピュータ図書館センターに加盟している図書館が所蔵している書籍のトップ1000といいつつ実は1001位まであるリスト。

1位の聖書は言うまでもなく、2位のアメリカの国勢調査結果も、まあ図書館らしいと言えるかと。3位の『マザー・グース』、4位『神曲』、5位『オデュッセイア』、6位『イリアス』は、らしいと言っちゃらしいかな。

7位『ハックスベリー・フィンの冒険』が、『トム・ソーヤの冒険』より上位になってるのがちょっと気になったかな。そのへん日本での紹介タイミングとか訳とかアニメ化とかで日米に評価の差が出るのかもしれない。『秘密の花園』のほうが『小公女』より上、とか思うところがあったり。

8位に『指輪物語』。人気なんですね。『ホビットの冒険』や『シルマリルの物語』もリスト内に入ってます。

シェイクスピアは9位の『ハムレット』が最高で、『マクベス』19位、『ロミオとジュリエット』22位、『リア王』27位、『ジュリアス・シーザー』35位、『真夏の夢の夜』36位、『オセロ』37位、『ベニスの商人』38位、ソネット集46位と、作家別にすると最も多いかと。さすが欧米知識人の基礎教養だ。

ハリー・ポッターシリーズは『ハリー・ポッターと賢者の石』が220位なんですが、シリーズの他の巻も、最新刊である“Harry Potter and the Half-Blood Prince”以外はランクイン。最近話題の本で他には『ダ・ヴィンチ・コード』が469位に入ってます。

あと気になったのは楽譜の所蔵数が多いということ。ヘンデルの「メサイア」が45位にあったのを最高に、数々の交響曲、協奏曲の楽譜がランクインしています。日本の図書館じゃそうはいかないだろうなあ。

日本の図書館でもOPAC導入図書館でのこういうリストが見てみたいのだけど。複本が大量にある最近のベストセラーが上位に入ってくる、という寒いものにならないよね。

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四度目の「奇想天外」はオカルト誌だった

mixiのY-MATさんの日記で教えてもらったんですけど、あの「奇想天外」が四度目の創刊をしてしまいました。新しいSF雑誌を期待したらがっくり、というやつ。Y-MATさんの日記情報で覚悟してたんですけど、やっぱりがっくり。

「あの」なんて言い方をしたけど、私は昔の奇想天外は大陸書房時代以外を知らない(ほんとだよ)のです。奇想天外社から発行していた時(二度目)は「奇想天外SF新人賞」という伝説に残る新人賞を、たった3回だけどを行ったところ(参考:奇想天外SF新人賞 受賞記録)。伝説の大半は当時高校生だった新井素子を発掘したという点にあるんですが(山本弘やら谷甲州もこの新人賞で佳作取ってるんだとか)。

昔のことはWikipediaにまかせることにして、今回の「奇想天外」はそれまでのSF雑誌としての「奇想天外」とは趣を変えたオカルト誌状態。恋運暦という占い雑誌の増刊として発行された「体験型ミステリーアドベンチャーマガジン」。編集後記には「不思議系エンターテイメント」とも書いてありました。偶然のネーミングではなく、編集者は元大陸書房で「奇想天外」(正確には「小説奇想天外」)でも編集だったから。

ときどきSFのことも思い出してください、と思うのは、私がSFに縛られてるからでしょうねえ。

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グイン・サーガ特別限定ボックス『PANDORA』発売決定

グイン・サーガ関連オリジナルグッズ満載の特別限定ボックス『PANDORA』を発売すると早川書房公式サイトで告知されてました。「ボックスセット」ではなくて「ボックス」。100巻分の文庫は入りそうにありませんが、中身なしではありません。

● ボックス内容

  • グイン全身彩色フィギュア
  • 革製ブックカバー
  • トレーディングカード(24枚)
  • マップシート(グイン・サーガ世界を表した地図)
  • 特製マウスパッド
  • 栗本薫氏書き下ろしオリジナル・ストーリーブック

フィギュアは『グイン・サーガ オフィシャル・ナビゲーションブック』表紙を元にした「軍馬に乗ったグインがモンスターに向けて剣を振り下ろさんとする」シーンを立体化したもの。幅・高さ・奥行は20cmぐらい。表紙と違ってセピア色ではなくカラー彩色されてます(公式サイトにフィギュアの写真があります)。

革製ブックカバー(文庫版)は「GUIN SAGA」のロゴ入り、トレーディングカードはこれまでの表紙から人気キャラクターの絵を厳選したものになるよう。マウスパッドは丹野忍イラストだそうです。書き下ろしオリジナルストーリーブックはともかく、マップシート(B2版)はこれまで出てきた場所の地図が防水防破加工されてます。

予価10500円。完全受注生産です。申し込みは4月発売予定のグイン・サーガ107巻『流れゆく雲』に封入されている申し込み用紙か、公式サイトにあるPDFを印刷して書店に申し込みすることになります(このシステムだとオンライン書店は無理だな)。予約受付開始は3月20日、締め切りは5月12日です。発売は9月下旬の予定。

追記(2006/03/20):[観] グイン・サーガ 特別限定ボックス「PANDORA」によると、JBOOKでの予約が開始しました。セブンアンドワイ iconでも予約が始まってましたので、他のオンライン書店でも開始していきそう。

追記(2006/04/12):Amazon.co.jpbk1でも予約が始まりました。高額商品なので当たり前ですが送料無料です。

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講談社ティーンズハート文庫の新刊発行が終了

のべるのぶろぐ: 一つの歴史の終焉から、講談社X文庫ティーンズハートの新刊発行が終了したんだそうです。チェックしてなかったから気がつかなかった。 帯に「完結」とか「長いあいだ、ありがとう!!」が並ぶと壮観。

私はコバルト派だったんで講談社X文庫系はあまり読まなかったのですが、妹がX文庫派だった関係でいくつか見かけた覚えがあります。年をとると、あのピンクの背表紙、古きよき少女漫画のイラスト、あくまでも少女を対象とした内容で手に取れなくなってしまいました。ちょうどホワイトハートもあるし(ホワイトハートはそこそこ読んでます)。

出版業界では「ライトノベル留年組」と呼ばれる高年齢読者層の存在が無視できないなくなってきてるそうです(そして私もその一人)が、そういう人たちすら「卒業」してしまうのがティーンズハートだったんだなあ。

今月最終巻が出たもののうち、『ラストシーンでつかまえて』の秋野ひとみ「つかまえてシリーズ」は以前にも書いたとおり長大シリーズで、全部で103冊になるようです。風見潤「京都探偵局シリーズ」は全20巻ですが、その前の「幽霊事件シリーズ」が46巻もあるんで、総計66巻ってことに。

小林深雪も100冊達成とあるし、折原みとも相当数出してる。歴史を感じさせられました。

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ゲームぎゃざ、休刊

IRCで教えてもらったんですが、月刊GAMEぎゃざが休刊だそうです。

7年間ありがとうございました

ゲームぎゃざはGAME JAPANに生まれ変わります!

あー、ホビージャパンお得意の「名前を変えて別雑誌」ですか。「TACTICS」→「RPGマガジン」→「ゲームぎゃざ」と、ホビージャパンのゲーム誌の変遷を見てきたんで「またか」なんですけど。

とはいっても、「ゲームぎゃざ」休刊で連載が軒並み終了。「GAME JAPAN」で引き継がれるといいんですけど。

「GAME JAPAN」はコンシュマーゲームやアーケードゲームを含む総合ゲーム誌になるんだそうです。なるほど3月号のFate/stay knight表紙はその伏線ですか(違)。アナログゲームの肩身が狭くなりそうです。

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iNTERNET magazineが休刊に

インプレスのiNTERNET magazineが2006年3月29日発売の2006年5月号をもって休刊するとITmedia Newsで報じられました。インプレス系のニュースサイト(INTERNET Watchなど)では全然触れられてないけど。

インターネットマガジンには、昔大変お世話になりました。巻末のプロバイダ一覧や、どんどん巨大化していく接続マップには特に。これが掲載できなくなったというあたりにインターネットマガジンの雑誌としての衰退が現れていたような。

最近はなんだか読者ターゲットをどこにおくかで苦労してたようで、ブログマガジン化したかと思ったら技術情報に特化したりと、迷走気味な印象を持ってました。そもそも川口市内の書店で見つからない状態。

「ASAHIパソコン」や「C MAGAZINE」も休刊するわけで、コンピュータ雑誌は試練の時なんですね。

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「『ダ・ヴィンチ・コード』は盗作」か?

ダ・ヴィンチ・コード』は英米でベストセラーになり、日本語訳もヒット、5月公開予定で映画化進行中なのですが、盗作論争がとうとう法廷に持ち込まれたようです。Yahoo!ニュース - 時事通信 - 「ダ・ヴィンチ・コードは盗作」と提訴=出版差し止めの可能性もという記事。

 訴えたのは、ヘンリー・リンカーン氏とともに1982年に「聖なる血と聖杯」を著したマイケル・ベイジェント、リチャード・リーの両氏。2人は「ダ・ヴィンチ・コード」の多くの部分は、「聖なる血と聖杯」を参考に書かれていると主張し、発行元の出版社ランダムハウスを訴えた。
 2人は著作権がさらに侵害されるのを阻止するため、差し止め命令を求める見通し。認められれば、ランダムハウスが「ダ・ヴィンチ・コード」を出版できなくなる可能性もある。
 オブザーバー紙によると、ランダムハウスの弁護団は裁判で、過去何世紀にもわたり、作家たちは互いに筋書きやテーマ、アイディアを借り合ってきたと強調。シェークスピアの戯曲も「真夏の夜の夢」を除くと、すべて他の作品からアイディアを拝借していると主張する方針。

イギリスの著作権法に疎いのですが、日本の著作権法では「アイデアは著作権では保護されない」というのが定説だったはず。イギリスではアイデアも著作権で保護されるんでしょうか。

ところで、『聖なる血と聖杯』って本は存在しないんですけど>時事通信社 邦訳がある場合はちゃんと邦題を調べて書いてほしいものです。

問題の本は『レンヌ=ル=シャトーの謎―イエスの血脈と聖杯伝説』。以前から『ダ・ヴィンチ・コード』種本の一つと目されてる本です。『ダ・ヴィンチ・コード』を読むずっと前に『レンヌ=ル=シャトーの謎』を読んでいた私に言わせると、「『レンヌ=ル=シャトーの謎』を下敷きにしたのがまるわかりだけど、盗作と言えるかな? これが盗作と認められてしまうと、世の中のフィクションはほとんど書けなくなってしまう」。それに、『レンヌ=ル=シャトーの謎』はノンフィクションという触れ込みだったはず。

ところで、『レンヌ=ル=シャトーの謎』の著者三人のうち訴えなかったヘンリー・リンカーン氏は『ダ・ヴィンチ・コード・デコーデッド』に登場してるとのこと。大人の事情(金とか、ひとこと言ってくれてないとか)をうかがわせます。

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これは『神様のパズル』映画化&ゲーム化ということ?

CAXの日記経由、スポニチ Sponichi Annex ニュース 芸能で、角川春樹氏とエイベックスが大型新人発掘プロジェクトを行うというニュース。ざっと調べたところではWebにプレスリリースが出てる様子はありませんでした。

その中でこんな一節があって驚きました。

 受賞者は両社連携製作第2弾「神様のパズル」の主演でデビュー。同作は、作家・機本伸司氏の同名小説が原作で、天才女子大生が宇宙を作り出してしまうSF作品。インターネットのオンラインゲームや、パソコン用、家庭用ゲーム機用のソフトでのゲーム化も決まっており、ゲームのヒロインも務める。

これって、『神様のパズル』映画化&ゲーム化ってこと?

この紹介見ると、箱庭もののように見えますが、全然違います。どっちかっていうと理学部、それも実験物理学方面。知識がなくてもストーリーは追えます。

既読者としては「映画化はともかく、どうゲーム化するんだ?」と思うのですが、ゲーム的に改変してしまうのかな。

大型メディアミックスプロジェクトのようなので、今後の情報に注目していきたいです。

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「風の大陸」完結編がとうとう発売決定

web KADOKAWAに、風の大陸 第二十八部の情報が入りました。4月発売予定だそうです。ドラゴンマガジンでの連載は既に終了して、最終巻を書き下ろしするとはきいていたのですが、二十七部発売から1年かかったんですね。

ローダビアへと乗り込んだティーエたち。そこには大陸を救うカギがあるはずなのだが。壮大なる叙事詩。大ボリューム書き下ろしにて、ここに完結!

web KADOKAWA 風の大陸 第二十八部

1988年はじめの月刊ドラゴンマガジン創刊と同時に連載開始、第一部(書き下ろし)の発売が1988年11月。足掛け18年にわたるティーエたちの旅がやっと終わります。連載開始時から読んでたわけではないのですが、であったのは私が高校生だったころだったわけで……年もとるはずです。

ただ、途中でほとんど読まなくなってしまったんですよね。たぶん第十四部あたりまでは読んだ覚えがあります。半分しか読んでなかったのか。数年前に久しぶりにドラゴンマガジンを読んだら、まだ太陽帝国にいたので「とっくにローダビア公国に行ったと思ったのに!」とびっくりした覚えがあります。

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桁が1つは違うんじゃなかろうか

IRCで教えてもらった、Amazonマーケットプレイスでのとんでもないプレミアム価格。

大日本帝国第七艦隊 (3)    歴史群像新書

えーっと、170円でも1700円でもなく、一万七千円ですよね。しかもこれよりも高値をつけている出品者もいます。いくら絶版だとはいえ恐ろしすぎる。

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アニメ放映開始が近いので「彩雲国物語」を紹介

NHK BS2で2006年4月8日から「彩雲国物語」のアニメが放映されます(まだ公式サイトできてない)。本編もちょうどキリがいいところにきてるところだし、一まとめで紹介。

オンライン書店ビーケーワン:彩雲国物語 はじまりの風は紅く主人公「紅秀麗」は、大貴族の長男の娘というものすごくいい家柄に生まれながら、世渡り下手な父と王位継承争いによる混乱で超貧乏暮らし。「王位継承争いで誰にも省みられなかったから生き残った」新しい王様が政務をサボりまくっているので、その根性を叩きなおすという仕事として後宮に。そこで垣間見た「政治の世界」から、漠然と考えていた「自分がよりよい国を作る」という夢を実現させるために官吏になる決意をする、というのが1巻の概要。

2巻と3巻は、「史上初の女性官吏」というものを認めさせるという話が主体。そして4巻から8巻の茶州配属へのつなぎの話にもなっています。 『彩雲国物語 朱にまじわれば紅』 は外伝短編集。

少女小説だからか、いい男いっぱいで秀麗モテモテ。とはいっても出てくるいい男が全て秀麗ラブじゃないのが厭味にならないのかな。いい人には秀麗が認められ、秀麗を認めない人は悪い人でその報いを受ける、というあたりがちとできすぎではあるんですが。

8巻で一区切りついてはいるのですが、いろいろ伏線は残したままですし、秀麗は1からやり直し決定になってしまいました。まとめ読みするのはちょうどいいかも。でも男性が読んで不快になる可能性は高いし、好みがあるので1巻読んで判断した方がよさそう。

表テーマが「女性と政治」だとしたら、裏テーマが「王者の孤独」かな。王様、幸せになってほしいです。

追記(2006/02/29):公式サイトオープンしました。角川の公式ページも一緒に紹介

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『図書館戦争』の謎

CAXの日記で知ったのですが、Amazon.co.jpの『図書館戦争』のデータがなんだか面倒なことになっていた様子。抜き出してスクリーンショット。

図書館戦争

 図書館戦争 書籍情報

今は別のデータで登録しなおされています。

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エルリック復刊、新作翻訳も決定

ハヤカワ・オンラインによると、絶版になっていたエルリック・サーガの復刊が決定したようです。 映画化の話が進行中なので、それを見込んでかな?

3月上旬SF

『メルニボネの皇子』

〈永遠の戦士 エルリック1〉
 マイクル・ムアコック/井辻 朱美訳
   メルニボネ帝国の落日と皇帝エルリックの旅
   立ちを描く表題作と『真珠の砦』の2作収録

   【刊行スケジュール】
   2 白き狼の宿命(同時収録:この世の彼方の海)  2006年5月刊
   3 暁の女王マイシェラ (同時収録:薔薇の復讐) 2006年7月刊
   4 ストームブリンガー(同時収録:黒き剣の呪い) 2006年9月刊
   5 夢盗人の娘(仮題)THE DREAMTHIEF'S DAUGHTER  2006年11月刊
   6 スクレイリングの樹(仮題)THE SKRAYLING TREE 2007年1月刊
   7 白き狼の息子(仮題)THE WHITE WOLF'S SON   2007年3月刊

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〈戯言シリーズ〉スクールカレンダー2006-2007が1月30日予約開始

CAXの日記から、講談社BOOK倶楽部:〈戯言シリーズ〉スクールカレンダー 2006-2007。去年完結した「戯言シリーズ」のカレンダーが1月30日に予約開始、2月24日発売決定です。予価2,500円。

スクールカレンダーというのは、4月始まりのカレンダーのことで、生徒・学生には便利な代物。4月が年度始まりの会社も多いから、そういうところでも便利じゃないかな。

調べてみたら2004年にも戯言シリーズスクールカレンダーが出てるのね。値段はやはり2,500円。2006-2007版もブックタイプで携帯ストラップ&クリーナーつきというのは同じようです。

たぶん各ネット書店でも予約受付すると思います。bk1セブンアンドワイiconでは詳細ページができてました。

追記(2006/01/30):ということで、講談社BOOK倶楽部bk1セブンアンドワイiconで予約が始まりました。

追記(2006/01/31):Amazon.co.jpboople.com iconでも予約が始まりました。

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『宇宙旅行ハンドブック』が早くも翻訳出版

bk1の予約コーナーをつらつらと見ていたら、『Space Tourist's Handbook』の翻訳『宇宙旅行ハンドブック』の予約が始まってました。2006年2月発売予定。

著者はスペースアドベンチャー社のCEO。榎本大輔氏のソユーズによる宇宙観光旅行もこの会社がプロデュース。日本にも事務所があり、JTBと業務提携してます。

翻訳元の文藝春秋による紹介を見ると、お金の話から訓練の話だけでなく、トリビアに属するような話までいろいろあるようです。宇宙旅行に行くお金がなくても、読むだけで楽しめそう。

それにしても『Space Tourist's Handbook』は2005年11月発売。わずか3ヶ月で翻訳とは。

以下、ネット書店へのアフィリエイトリンク。

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センター試験現代文に登場する僕っ娘

大学入試センター試験には英語で難問製作のPATなんて有名人もいますが、今年の話題はなんと言っても国語第2問に登場する、一人称が「僕」の文芸部少女が登場する松村栄子の『僕はかぐや姫』でしょう。毎日MSNインタラクティブに問題文が掲載されてます。

2ちゃんねるでも話題になったらしく、ワロタ編集局@2ちゃんねるブログ!:センター試験の国語で一人称が僕の女子高生が出てきた件に転載されてるところによると、「僕、メンヘラー、百合」でかなり萌えてるみたいです。

残念ながら原本(福武書店)は単行本文庫版共に絶版なんですよね。福武書店(現:ベネッセコーポレーション)が文芸から撤退したからでもあるんですが、この問題文読んで興味を持った人はどうすればいいんだ。復刊ドットコムでリクエストされてるようでもないし。

とりあえずエキサイトブックスのボク女のヒ・ミ・ツ――松村栄子『僕はかぐや姫』の巻を読んでお茶を濁し、それで飽き足らなければ図書館に走るしかないかと。

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モーツァルト・イヤーだから『モーツァルトは子守唄を歌わない』を

今年はモーツァルト生誕250周年ということで、モーツァルト関連のコンサートが企画されてたり、スーパーでかかる音楽が何故かモーツァルトだったりしてます。

モーツァルトといえば死の謎。本人が死の前に「毒を盛られた」と言ったとか、死因がはっきりしないとかで毒殺説がささやかれたものです。映画「アマデウス」も毒殺説使ってます。

で、2005年12月にブッキング(fukkan.com)から復刊した『モーツァルトは子守唄を歌わない』もその「モーツァルト毒殺説」を扱ったミステリ。ただし舞台は1809年。フリース作曲の子守唄が「モーツァルト作曲」として世に出たことをきっかけに起きる騒動に巻き込まれてしまったベートーヴェン。モーツァルトは回想にしか出てきません。

「モーツァルトの子守唄」がフリース作曲なのは事実なのですが、それを取り囲むさまざまな事情ってどのくらい事実なのかが気になってしまう悪い癖が出てしまいました。

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いろんな地方の「震災時帰宅支援マップ」

去年は「震災時帰宅支援マップ 首都圏版」が話題になってました。今日ひさしぶりに大手書店に行ったら、埼玉・城北方面版が出てました。

震災時帰宅支援マップ 埼玉・城北方面―歩いて帰る
アイドマスタジオ センス&フォース
昭文社 (2005/12)

掲載ルートが、川越街道が池袋から、中山道は巣鴨から、北本通り・岩槻街道は赤羽から、日光街道は上野からなので、それまではやっぱり首都圏版が必要でした。

他にも神奈川・城南方面版多摩・城西方面版千葉・城東方面版京阪神版名古屋・東海版 が出てました。

あとは福岡版と仙台版があれば「帰宅難民問題」はだいたい解決するかな?

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『ハリー・ポッターと謎のプリンス』予約特典をつけている書店

オンライン書店ビーケーワン:ハリー・ポッターと謎のプリンス『ハリー・ポッターと謎のプリンス』の表紙画像が各ネット書店で公開されました。青緑、って感じかな。

Amazon.co.jpセブンアンドワイiconは発売当日配達以上の特典はないようですけど、他のネット書店では予約特典をつけているところがいくつかあります。

JBOOK及び文教堂グループ各店では豪華オリジナルグッズ(詳細未定)の他、3月31日までの予約者には抽選で300名にハリーポッターグッズのプレゼントがあります。

bk1では予約者抽選で10名に5万円分の旅行券、たぶん全員に布製bk1しおりと『ハリー・ポッターと謎のプリンス』サイズのブックカバー2枚(2冊あるから)つきの通常版フィルムコート仕様版との選択が可能になります……変更される場合がありますってどういうことよ。

楽天ブックスでは1月31日までの予約者全員が100万楽天スーパーポイントを山分けするというもの。予約者が増えすぎると取り分が減るなあ。

有隣堂書店では先着6000名にハリー・ポッターのナイロンバッグ。TSUTAYAicon紀伊國屋書店でも企画はしてるみたい。ネット通販してない他の書店でもやってるんだろうな(少なくともくまざわ書店ではやるみたい。内容は未定だけど)。

結局、『ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団』の時ほどではないにしろ、各社予約特典をつけるようです。

追記(2006/03/06):トラックバックをもらったhijirhythmかなり気まぐログで教えてもらったんですが、Amazon.co.jpでも予約特典がつきます。5月10日までに予約した人全員にA5版オリジナル特典ブックカバー。詳細未定だけど2枚ほしい。残念ながら1枚のみです。ハンドル部分を出して持ち運びが簡単になる仕様。そして抽選で「ハリー・ポッターと炎のゴブレット」のゲーム(NINTENDO DS版ゲームキューブ版)を1名ずつ、「ハリーポッターバイスクルトランプ」と「ハリーポッタートランプ」を10名ずつプレゼント。それから配達日は発売日午前中なのだとか。

それからセブンアンドワイiconはオリジナルブックカバー1枚(2冊あるのに)とオリジナルしおり1枚。3月31日までに予約した人から抽選で60名にハリーポッターグッズ、だとか。

三省堂書店(楽天)でもオリジナルブックカバー1枚(2冊あるのに)。これは『ハリー・ポッターと謎のプリンス』表紙と同じデザインですね。発送は前日ってあるけど、前日に配達しちゃったりしないよね。

紀伊國屋書店の初回特典も決定しました。魔法使いの帽子です。黒い三角帽子。

書き忘れてたけど、各書店とも静山社初回限定特製バッグがつくはずです。

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ミステリランキング総なめの『容疑者xの献身』が直木賞

asahi.com: 芥川賞に絲山秋子さん、直木賞は東野圭吾さん-文化・芸能を読んではじめて、今日が芥川賞・直木賞の受賞者発表の日だと気がつきました。前日にライブドア強制捜査、当日に宮崎勤被告(今は「被告」じゃないのか)の最高裁判決とヒューザーの小嶋社長証人喚問をぶつけるというのはきっと芥川賞と直木賞から目をそらせようとする国家権力の(陰謀脳モード)。

それはともかく、絲山秋子も東野圭吾もベテランの域に達してるような気がしますが、その分本命と言えるわけで。芥川賞・直木賞の受賞作を「メッタ斬り!コンビ」が予想 - nikkeibp.jp - 文学賞メッタ斬り!では芥川賞を豊崎由美氏が、直木賞を大森望氏がそれぞれずばりあててきてました。

『容疑者xの献身』に関しては二階堂黎人の発言が発端の論争が起きてるわけですが(二階堂黎人、問題発言 - Mystery Laboratoryにリンク集あり)、「このミステリーがすごい!」(宝島社)と「本格ミステリ・ベスト10」(原書房)、それから週刊文春掲載の「週刊文春ミステリーベスト10」という3つのミステリーランキングを制した傑作ミステリーなわけです(未読)。これに「直木賞受賞」も入るわけなんですね。

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villagebooks edge(仮)ってどんな新レーベルだろう

本やタウンの2月の文庫新刊情報に、ソニーマガジンズからvillagebooks edge(仮)という新レーベルが出ることを知りました。

初回配本は以下のとおり。

  • 『カミングアウト!』高殿円
  • 『桜子姫逍遥』藤水名子
  • 『オアシス 不思議な犬と少年の日々』未定

未定ってなによ。

高殿円は角川ビーンズ文庫やMF文庫Jで著作のあるライトノベル作家で、藤水名子はコバルト文庫でも書いてますが一般小説も多く書いている中国歴史小説作家です。

villagebooksはロマンス小説の翻訳も多いエンターテイメント系のレーベルです。どちらかといえば大人の女性向けかな。villagebooks edge(仮)は、もしかしたらライトノベルというより「少女小説を卒業したばかりの女性向け文庫書き下ろしレーベル」になるのかもしれません。

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2005年私的ベスト10冊

そういえば2005年の書籍ベスト10をまとめてなかったな、と思い出しました。順不同で10冊を選びます。

戦争請負会社
戦争に民間企業が参入しているということと、その結果どのようなことが起きているかということを学ぶにはちょうどいい題材だと思います。発売は2004年でしたが、読んだのは2005年だったので。(以前書いた感想:[☆] 軍政民営化の実態:『戦争請負会社』
著作権とは何か―文化と創造のゆくえ
数ある著作権解説本の中でも最高の一冊だと思います。茶々入れ感想しか書いてませんけど。
刀狩り―武器を封印した民衆
刀狩り神話というものでしょうか、そういうものの存在やら、「暗黙の了解」といったものについて蒙を啓かれた思いでいっぱいでした。
萌えの研究
萌え解説書としてではなく、TRPG初体験記としてベストな1冊。でもまあ、泣きゲーや萌えゲーだけでなく陵辱ゲーまでやってみる熱心さは脱帽もの。(以前書いた感想:[☆] 薄オタによる体当たり萌えレポート『萌えの研究』
のだめカンタービレ (12)
私をクラシック音楽漬けにした原因の一つが『のだめカンタービレ』です。最新の13巻じゃなくて12巻なのは、黒木くんの青緑百句のせい。
空ノ鐘の響く惑星で〈8〉
地道に続いているライトノベル戦記ボーイミーツガールズ『空ノ鐘の響く惑星で』。最新の9巻じゃなくて8巻なのは、1冊でタートム戦を終わらせたということと、ブラドー王の魅力。それまでは頼りなさげだったけど、いい王様になりそうです。
ネコソギラジカル(下)青色サヴァンと戯言遣い
戯言シリーズがだらだらと続かずにきちんと終わった、ということだけで、私はもうそれだけでいいです。謎は謎のままだったとしても。(以前書いた感想:[☆] 『ネコソギラジカル(下)青色サヴァンと戯言遣い』感想と、〈戯言シリーズ〉BOX発売情報
マンガでわかる小説入門
小説の書き方を漫画でやってしまう、というキワモノ企画ではあるんですが、「一次落ち作品のここがダメ」をわかりやすく書いてあるというのがたいへんよい。でもなー、わかったとしてもその欠点をなくしたものが書けるかどうかは別であって……orz(以前書いた感想:[☆] マンガで小説の書き方入門書
銀のパルティータ 運命は花嫁を誘う
デビューから3作目なんですが、一貫して同じ世界の別の場所・別の登場人物の話を書いてます。それまでの2作はいまひとつラブっぽくなかったのですが、この作品はラブっぽくていいなあ。今後に期待です。
大奥 1 (1)
キワモノかと思ったらまっとうなifものでびっくり。見目麗しい男どもよりも、吉宗公(女)が男前でとてもよいです。続刊まだかなあ。(以前書いた感想:[☆] もしも男性人口が激減したら、という物語

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bk1の2005年間ベストセラー

今年はなかなか発表されないな、と思ってたんですが、bk1の年間ベストセラーがやっと発表されました。

Amazonニッパン・TOHANのとはだいぶん違うランキング。Amazon、ニッパン、TOHANのは2004年12月から2005年11月までですが、bk1のは2005年1月から12月15日までというのが違いの一端になるのかな。

きちんと順位が書いてないのですが、左上からなんでしょうか。というわけで、推測で10位まで。

  1. ちびくろ・さんぼ
  2. マンガ嫌韓流
  3. 骨盤教室
  4. 問題な日本語
  5. ダーリンの頭ン中
  6. ダ・ヴィンチ・コード 上
  7. ダ・ヴィンチ・コード 下
  8. 生協の白石さん
  9. 眞鍋かをりのココだけの話
  10. 失踪日記

Amazon第一位の『マンガ嫌韓流』が2位につけているとはいえ、『ちびくろ・さんぼ』部分復刊版がそれより上になるとは。

『ダ・ヴィンチ・コード』は2004年もベスト10入りしていました。今年も引き続き売れたのは映画化がらみもあるのかなあ。公開はまだ先。

カテゴリー別も公開されてます。見た感じ「文庫・新書・ノベルズ」や「マンガ」は総合ランキングにほとんど反映されていないみたい(ほとんど、書いたのは『失踪日記』のように反映されているものもある)。今年話題になった『さおだけ屋はなぜ潰れないのか?』はどのあたりに入ってくるんでしょうね。

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さらにライトノベル新レーベルが増えるのか

MSN毎日インタラクティブに「ライトノベルこの1年:「ロードス」「フルメタ」、強かった定番作家 新興勢力、大物新人も登場」というライトノベルの1年をまとめる記事が出ました。「W桜」こと桜坂洋と桜庭一樹のこと、新人賞キラー日日日、新規参入レーベルの話が載ってるんですが。

 05年8月にゲームメーカーのコナミが参入したが、06年も新規参入するレーベルが相次ぐ。現在、発表されているだけでも、ソフトバンクグループの出版部門ソフトバンクパブリッシングと麻雀劇画で知られる竹書房の2社が参入予定だ。このほかにも水面下では、模型雑誌出版社やゲームメーカーなどが準備を進めており、06年にはこれまで以上の作品が書店に並ぶことになりそうだ。書泉ブックタワーでは棚を増やして売り場を拡張することも検討しているという。

ソフトバンククリエイティブに社名変更している件はさておき、水面下で準備を進めてるってのはなんですか。今発表されているのだけでもかなり増えたというのに、まだ増えるというんですか。

「模型雑誌出版社」ってそんなに数ないのであそこかあそこ(もちろん「電撃ホビーマガジン」を出しているメディアワークスは除外)あたりかなあ。ゲームメーカーで出版持ってるところのうち、まだライトノベルに手を出してないところってどこだろう。

コナミノベルスは第一弾がノベライズばっかりだったんでスルーしてたんですが、第2弾のうち『メタルアジア 1』はオリジナル作品なんですね。2ヶ月に1度、1回につき2冊というのはレーベルとしての印象が薄いと思う。

ただの末端読者(しかも想定読者層の外)にとっては「新規レーベル結構。がんばってくださいね」としか言いようがないですけどね。

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宝島社の『西尾維新クロニクル』は2006年1月末発売予定

『このライトノベルがすごい』で広告が出ていて気になっていた『西尾維新クロニクル』、ネット書店で予約が始まってました。

本人公認、全く新しいファンブック登場!書き下ろし小説・荒木飛呂彦氏とのスペシャル対談・本人が語る「戯言」シリーズのすべて他、西尾作品のイラストレーターコレクション、戯言キャラクター大図鑑、西尾維新・全仕事…などファン心をくすぐる企画が満載。ファン必読の一冊です!

セブンアンドワイiconによると、 内容はこんな感じ。

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薄オタによる体当たり萌えレポート『萌えの研究』

オンライン書店ビーケーワン:萌えの研究

萌えというよりエロい表紙だなあ。

フロイト、ウィトゲンシュタイン、ノルウェイの森、菊地秀行、エヴァンゲリオン、江戸春画、家族への回帰、ハーレム感…。様々なキーワードを使い「萌え」の本質に迫る! 非オタクが覗いた、史上最強のオタク解読書。

思わず「綾波に壊れた」経験がある人が「非オタク」を名乗るのは間違ってる! と言いたくなった紹介文。たしかに濃ゆいオタクではないのですが。

著者の大泉実成は、新興宗教がらみのルポでも有名ですけど、『庵野秀明 スキゾ・エヴァンゲリオン』などの著作もある、マンガ・アニメ周辺のノンフィクションライター。その彼がライトノベルやTRPG、エロゲー、マンガ、アニメと萌え方面の各種メディアに体当たりしていくさまは驚嘆に値します。

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筒井康隆の小説がアニメ映画化。他

なんかいろいろ情報が出てるなあ。 というわけでアニメ誌情報解禁話をいろいろ書いてみます。

筒井康隆の名作青春SF小説『時をかける少女』が初のアニメ化です。実写映画、ドラマは何度もありますけど、アニメ化は初。細田守監督で、マッドハウス。キャラクターデザインは貞本義行。2006年夏公開予定。

名前が変わってるのに度肝を抜かれてしまいました。現代風にした、ということなんでしょうけど(いまどき「和子」は古すぎるでしょう)。

さらに、『パプリカ』もアニメ映画化。今敏監督で、これも製作はマッドハウス。『パプリカ』って新潮文庫版中公文庫版があるのね。読み比べたわけではないので違いはわかりません。

他にも、来春のTVアニメの話がいろいろ出てたみたい。『マルドゥック・スクランブル』のスタッフが発表になってたとかね。

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ジブリアニメ「ゲド戦記」は原作3巻を基に

リークで何度か見たので新鮮味はないのですが、ジブリの新作アニメは「ゲド戦記」と正式発表になりました。公開は2006年7月の予定。監督が宮崎駿の長男で今までアニメ製作にかかわったことがないということで世襲批判もでそうだけど、おもしろいものを作ってくれさえすればそれでいいかな。そのかわりつまらなかったら容赦ないけど。

asahi.comによると、映画は第3巻を基に、災いに覆われた世界を救おうとするゲドと、彼と共に旅する王子の成長を描く。のだそうです。確かにアニメ向きな話は3巻ぐらいなので、しょうがないだろうなあ。3巻の展開の中に回想として1巻や2巻のエピソードを入れるという形になるかも。でもそれは構成が大変そう。

全6巻(というか、訳されてるのが6巻まで)となってますが、ゲドの話は最初の3巻までです。

さいはての島へ―ゲド戦記 3
アーシュラ・K. ル・グウィン 清水 真砂子 Ursula K. Le Guin
岩波書店 (1977/01)
売り上げランキング: 38,122
おすすめ度の平均: 5
5 ゲドシリーズは成長の物語。
5 清々しい解放感を感じたラスト
5 あなたがいるからぼくがいる

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『超バカの壁』は「バカの壁を超えるには」か、それとも

booplogによると、新潮新書の1月新刊で、あのベストセラー『バカの壁』シリーズ第三弾『超バカの壁icon』が発売されるようです。

booplogには目次も掲載されてまして、これがまた興味深いものばかり。「昔の若者は悪かった」とか「恋愛もテロ」、「活字離れは問題なのか」など、目次だけでこれでもかというほど煽られてしまいました。 そういや、養老孟司先生世代の脳は狂っているって話がありました。

ネット書店では今のところbooplogでしか予約できないようです。

「バカの壁」を超えるためのヒントという意味の「超」なのだそうですが、スーパーバカの壁とかハイパーバカの壁、のようなタイトルに思ってしまいました。

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ニッパン・TOHANの年間ベストセラー

ニッパンTOHANの2005年(2004年12月1日から2005年11月30日)年間ベストセラーが発表になりました。総合では両社とも20位まで公表しています。固定読者がいる宗教系書籍が上位にランクインしていることを考えれば、「今年は不作」の意味がわかるような気がします。

その宗教系書籍『香峯子抄』より上位なのは『頭がいい人、悪い人の話し方』だけなんだもんね。というよりも、同時期に発売された『さおだけ屋はなぜ潰れないのか? 身近な疑問からはじめる会計学』がミリオンセラーなのだから、話題にはならないとはいえ『香峯子抄』もミリオンセラーなのか。

話題にならないといえば、売れているのに書評系で話題にならないベストセラー作家Yoshiの『「もっと、生きたい…」』が両方とも6位なのね。どちらかというとAmazon.co.jpで全然売れてない(年間ベスト100にも入ってない)のがおもしろい。

逆に、Amazonでも一般でも売れているといえば、『さおだけ屋はなぜ潰れないのか?』もそうですが『これだけは知っておきたい個人情報保護』。個人情報保護法が話題になったというより、個人情報保護法そのものがよくわからないものなんですね。

今後の期待としては『生協の白石さん』。11月発売なのにニッパン12位、TOHAN20位と高位置です。来年は『ハリー・ポッターと混血のプリンス (仮)』も出ますね。ハリポタ6巻はオンライン書店予約解禁で軒並み1位爆走中です。

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「GA文庫」初回ラインナップ

2006年春にライトノベル新レーベルを立ち上げると発表したまま音沙汰がなかったソフトバンクパブリッシング改めソフトバンククリエイティブのGA文庫。のべるのぶろぐによるとその創刊ラインナップが発表になりました。

  • 榊一郎『神曲奏界ポリフォニカ ウェイワード・クリムゾン』
  • 神野オキナ『虚攻の戦士 ~優しい剣~』
  • 織田兄第『ハノン ~君の目指す明日へ~』
  • 朝松健『旋風伝 レラ=シウ』
  • 松殿理央『廃虚ホテルへようこそ。』

いずれも他社でデビューしたベテラン、中堅どころのようです。よく集めてきたなあ。

『神曲奏界ポリフォニカ ウェイワード・クリムゾン』は、キネティックノベルの「神曲奏界ポリフォニカ」と同じなのでしょうか。『旋風伝 レラ=シウ』は朝日ソノラマから出ていたものの文庫化でしょうか。

発売日は2006年1月16日。GA文庫は毎月15日発売だそうです。

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竹書房がライトノベル新文庫「Ζ〈ゼータ〉文庫」創刊

また新レーベルですか、と言いたくなる(最近の新規参入一覧は浅木原書店の日誌参照)わけですが、今度は竹書房が参入です。最近の新規参入レーベルには新書版が多いですが、今度は文庫。

竹書房公式サイトにはまだなにもありませんが、CAXの日記によるとゲーマーズ本店にポスターが貼ってあったんだそうです。Ζと聞いて「君は、刻の涙を見る……」と続けたくなる私は「機動戦士Ζガンダム」TVシリーズをほぼリアルタイム(田舎住人なもので)で見てました。

第一弾は1月20日発売で、隔月刊。第一弾は神代創『ウェイズ事件簿』と賀東招二原案・きぬたさとし『DRAGNET MIRAGE』。『ウェイズ事件簿』は著者日記によると2巻執筆中のようですよ。

竹書房ガンマ文庫の惨状にならなきゃいいんですが。

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Amazon.co.jpで2005年によく売れた本

年間ベストが発表される季節になりました。まずはAmazon.co.jpで今年(2004年12月1日から2005年11月30日)最も売れた本ベスト100が発表されました。

10位まで掲載。それ以下はAmazon.co.jpで確認してください。

  1. マンガ嫌韓流
  2. ガラクタ捨てれば自分が見える―風水整理術入門
  3. さおだけ屋はなぜ潰れないのか? 身近な疑問からはじめる会計学
  4. これだけは知っておきたい個人情報保護
  5. 子どもが育つ魔法の言葉
  6. ファイナルファンタジーXI ジラートの幻影・プロマシアの呪縛 ヴァナ・ディール ワールドリポート Ver.050224
  7. 鋼の錬金術師(12) 初回限定特装版
  8. Switch (Vol.23No.2(2005February))
  9. 3万円ではじめるネット株
  10. ちびくろ・さんぼ

『マンガ嫌韓流』 はネットで話題になったし、初版部数やら出版社が弱小だったので書店にいきわたりにくかったということがあってAmazon.co.jpでよく売れたのはわかるのですが、『ガラクタ捨てれば自分が見える―風水整理術入門』ってそんなに話題になったのかな、と思ってblogmap見たら、かなりの言及数。私の視界に入ってないだけでした。

8位に入ってるSwitchはスラムダンク特集。スラムダンクの人気は全く衰えてないんだな、と思わせられました。

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『ハリー・ポッターと謎のプリンス』早くも予約開始

asahi.comに、「ハリー・ポッター」日本語版、次作は5月17日発売という記事が出ました。「ハリー・ポッター」シリーズ第6巻『ハリー・ポッターと混血のプリンス(仮)』(現題 "Harry Potter and the Half-Blood Prince")の発売日と価格のアナウンスです。

発売日は来年(2005年)5月17日で、上下巻セットで3800円(税抜)。今までの巻のことも考えると分冊販売不可だと思います。

記事が出たばかりなのに、セブンアンドワイ iconでもう予約できるようになっていました。

前巻『ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団』 のときは各書店が予約特典をつけたり、販売数の見込みを誤って大量の在庫を作ったりと騒ぎになりましたが、今回はどんな風になるんでしょうか。

追記:Amazon.co.jpbk1boople iconでも予約開始しました。 さすが話題作。

追記(2005/12/21):正式タイトルが発表になりました。『ハリー・ポッターと謎のプリンス』です。検索ではまだ出てこないですが、ネット書店各社ともタイトルが変更されました。というわけでこの記事もタイトル変更。

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『ローマ人の物語14』は12月末発売予定

年に一度のお楽しみ、『ローマ人の物語』14巻がbk1セブンアンドワイ iconで予約開始になってました。Amazonで見たところまだだったけど、もうそろそろ予約できるようになるのかな。

タイトルはたぶん『キリストの悲劇』。bk1トップやセブンアンドワイでは『キリストの勝利』とあったのでどっちだろう『キリストの勝利』新潮社の「ローマ人の物語」ページはまだ更新されてなかった。

ローマ帝国はついにキリスト教に乗っ取られた――帝国繁栄の基礎だった「寛容の精神」は消え、キリスト教が国教化する。それはいかにして実現したのか。

ということなんで、キリスト教国教化への歴史を扱うようです。

新潮社の「ローマ人の物語」ページによれば、2006年まで、全15巻予定ということなんで、ローマが作った長い道もあと少しになりました。こりゃ本気で西ローマ帝国の滅亡で終わってしまいそうです。ま、東ローマ帝国は「ローマ的」ではないんでしょうけど。

追記(2005/11/29):bk1の商品ページが『キリストの勝利』に変更になりました。Amazonでも予約開始しました。

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構造計算書の偽造で名前の出ている会社の本

[B面]犬にかぶらせろ!エキサイトブックスで、今話題の構造計算書偽造で耐震設計に問題のある建物の施工業者が書いた本が出てるのを知りました。木村建設の方は聞き語り方式かな。ヒューザーにいたっては著者が社長名義のものもあります。

こういう自社宣伝本ってここだけじゃないし書くのは勝手なんですが、事件が起きてしまうと場合によっては失笑を受けてしまいますね。

そういや、全部出版社が一緒ですね。しかも木村建設のとヒューザーの最初の本、著者が一緒だ。

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田中芳樹の新作は「キング・コング」ノベライズ?

集英社スーパーダッシュ文庫編集長の「私も言いたい!」が更新されて、それをつらつらと見ておりましたら、とんでもないことが書いてありました。 (過去ログ残らないので注意)

12月17日(土)公開の、アカデミー賞監督、ピーター・ジャクソンの映画
『キング・コング』の小説版(単行本、文庫)を私が作っています。
書き手は、あの『銀河英雄伝説』『創竜伝』『アルスラーン戦記』『KLAN』の田中芳樹先生!! これは私の二十ン年間の仕事の集大成ともいえる本です。しかも田中先生100冊目の記念碑的な出版!!
月刊少年ジャンプともコラボしており、電車の車内刷りでも宣伝します。

な、なんだってー?! あの、宿題が大量に残っている(私はもうアルスラーン戦記が無事に終わればそれでいいです)田中芳樹が、ピーター・ジャクソンがリメイクした映画「キング・コング」をノベライズだって?!

しかもこの口ぶりでは、すでに原稿が上がっている様子。秘書日記に何もなかったのでぬかった。しかも、文庫版も発売されるというのに、各種文庫発売予定表にもない。

まだオンライン書店では予約可能になっていないのですが、12月12日発売とのこと。集英社公式サイトによると、単行本(2,100円。寺田克也表紙)と文庫(650円)同時発売。

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『ネコソギラジカル(下)青色サヴァンと戯言遣い』感想と、〈戯言シリーズ〉BOX発売情報

以前「戯言シリーズ最終巻の発売日決定」という記事で紹介した『ネコソギラジカル(下)青色サヴァンと戯言遣い』がとうとう発売になりました。ほんとに終わったんだなあ、としみじみ。

ハッピーエンドでした。正直もっと殺伐としたのを期待してたのですが、「11月だから人死にが出ない(ネタバレ)」ってのをうっかり失念してました。一番最後は、「西尾維新ならもっと捻るよな」と思うところを見事に外してくれました。直球ストレートハッピーエンド。

でも「納まるものが全て納まった物語」「世界物語の終わり」には私の感想は5割増しになるんだよね。 死者に鞭打つことはしないというか(ひどっ)。

謎関係は、見事なほどに暗喩のみ、という形になってしまいました。考察チャットなんてやりたくなってしまうぐらいに。

今後、『零崎双識の人間試験』みたいな番外編は出ても、いーちゃんと玖渚友の物語は絶対ありえない。いや、いーちゃんのこれからの活躍は見てみたい気もするけどね。でもそれすら番外編でしかありえない。

で、帯に

〈戯言シリーズ〉限定コンプリートBOX(仮称)
限定24014セットオールシリアルナンバー入り
2006年春予約開始予定!!

とあるのはなんなんですか講談社。また愛憎版愛蔵版商法ですか?

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新風舎もライトノベル新レーベル「Jam novels」

情報入手したまま書くのを忘れてたんですが、共同出版事業で有名な新風舎がライトノベルの新書ノベルズレーベル「Jam novels」を11月25日創刊、だそうです。

といっても、新風舎のサイトには情報が見当たらなくて、アニメイトに特集ページができてました。

まずは2冊、異世界ファンタジーっぽい『TOWA』と、百合っぽい学園モノの『ガールズライフe』 。SSMGの人の日記によると、第2弾は3月予定だとか。ちとテンポ遅いなあ。

それにしても、最近のライトノベル新レーベルは新書ノベルズサイズが多すぎな気がします。

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ライトノベル新レーベル「ZIGZAG NOVELS」

IRCで藍澤優さんから教えてもらったんですが、2006年1月5日にまたライトノベルの新レーベルができるそうです。名前は「ZIGZAG NOVELS」。

2006年1月5日、ライトノベルの新レーベル「ZIGZAG NOVELS(ジグザグノベルズ)」が創刊します。エンタテイメントをコンセプトに、 SF、ファンタジー、伝奇、スタイリッシュホラー、ミステリー&サスペンス、ラブコメディーなど、幅広い内容でお届けします。

現在はオンラインマガジンとして、エッセイや投稿作品の掲載が行われています。投票数が多かった投稿作品は書籍化・パピレスで有料電子書籍として販売するそうです。

ZIGZAG NOVELSでは原稿募集しています。いったんオンライン掲載してから、書籍出版するかどうかを決めるみたいです。枚数規定がないようですが、上限下限なしなんでしょうか。

しかし、リーフ出版か。Leaf Novelsというボーイズラブノベルズのイメージが強いんですよね。

追記(2005/11/26):Amazon.co.jpで『スコーピオン』『幸福眼少女―エンジェルアイズ―』の予約が始まってました。

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2005年11月のAmazonカスタマーズチョイス

2005年11月のAmazon.co.jpカスタマーズ・チョイスが発表になってました。

東京タワー ~オカンとボクと、時々、オトン~
リリー・フランキー
扶桑社 (2005/06/28)
売り上げランキング: 214
おすすめ度の平均: 4.8
5 リリー好きな人に勧めたいです
5 説明できない切なさのかたまり
5 ママンキーの人生
大人の科学マガジン Vol.9 (9)
大人の科学マガジン編集部
学習研究社 (2005/09)
売り上げランキング: 1
おすすめ度の平均: 4.73
5 想像以上。。
4 子供が大喜びでした。
5 子供も感動
リサとガスパールのレストラン
アン・グットマン ゲオルグ・ハレンスレーベン 石津 ちひろ
ブロンズ新社 (2005/10/20)
売り上げランキング: 65,793
おすすめ度の平均: 5
5 やっとでました。
5 まったくこの子たちったら・・・

うーん。全部未読だ。 『マンガ嫌韓流』が結局カスタマーズチョイスに入らなかったのはどうしてだろう。一時の爆発的な売上から落ち始めてるしなあ。

大人の科学マガジンの最新号はピンホール式プラネタリウムだったのか。うっかりしていた。

リサとガスパールシリーズ、うちの子が気に入ったらいいな、ということでチェックしておきます。

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『グレアム・ヤング毒殺日記』が人気

何の気なしにbk1のトップページ見てみたら、『グレアム・ヤング毒殺日記』が11月3日の売上トップになってました。静岡県の女子高校生が母親を毒殺しようとしたとの疑いで逮捕された事件で、その少女が影響を受けたのがグレアム・ヤングだと報じられたからのようです。

bk1の11月3日の売上TOP

そしてbk1の書籍紹介ページには※11月下旬重版予定です。の文字が! 重版するんですか!!

Amazon.co.jpでは新刊は取り扱ってなく、マーケットプレイスの価格が暴騰しています。6,999円というすごい価格になっていましたが、スクリーンショットを撮る前に売れてしまいました。

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どうしてAmazonには協力的でGoogleには反発するのか

ITmediaニュースの「Amazon、有料で書籍本文にアクセスできる新プログラム開発中」という記事の最後の部分、出版業界にとっては、Googleは敵でAmazonは味方なのかなあ、なんて考えさせられました。

書籍のデジタル化をめぐってはGoogleが全文検索プロジェクトで出版業界からの反発を招いているのに対し、Amazonでは協力的な姿勢を強調。発表資料では出版業界からのコメントとして「出版業界にとって、出版社と作家が公正な対価を受け取れるデジタル配信の新しいビジネスモデルを模索するのは重要なことだ。Amazonがデジタルコンテンツ市場拡大のための革新的な新プログラムを開発する中、われわれは同社と協力できるのを心待ちにしている」(Holtzbrinck Publishersのジョン・サージェントCEO)との談話を掲載している。

Googleに対してはアメリカの作家団体Authors Guildやアメリカ出版社協会が全文スキャンは著作権侵害に当たると訴えているんですが、Amazonでそういう声は聞こえない。マーケットプレイスが始まったときは反発の声も聞こえたんですけどね。(ITmediaニュース「米作家団体がGoogleを著作権侵害で提訴」、「出版社団体もGoogleを提訴」)

やっぱ「取引がある」ってのは重要なのかな。「Search Inside the Book」(「なか見!検索」)で販促効果が認められたのかな。それともAmazonは出版社個別に契約をしてるのかな。

Googleのほうも、著作権が消滅した書籍は全文検索できるようにしてるんですけどね(ITmediaニュース「Google、著作権消滅書籍の全文検索スタート」)。出版社・著作者は少なくとも絶版書籍の著作権は抱え込まなくて、ぜひ公開して欲しいと思うのはユーザーの勝手な言い分なのかなあ。

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Amazonがページばら売りなどの新プログラム開発中

最近Amazonネタ多いなあ。でもAmazonアソシエイトやってるからってわけじゃないの、と言い訳しつつ、ITmediaニュースで報じられた「Amazon、有料で書籍本文にアクセスできる新プログラム開発中」という記事について。

このうち「Amazon Pages」は、1冊の本の中で必要なページだけをオンラインで購入できる“バラ売り”プログラム。例えばマーケティングに関心のある起業家が、ビジネス書の中から必要な章だけを選んで購入するといった使い方ができる。

ばら売りといえば週刊ポストがeBookJapanとやってる記事のばら売りがあるんですが、こちらは成功してるんでしょうか。

確かに「この部分だけ欲しい」って需要はあると思います。Amazonが雑誌までやってくれるかどうかはわかりませんが、「雑誌のこの部分だけ欲しい」ってのはいくつか。特にTRPG雑誌で。

雑誌に関しては「できればまとめて買って欲しい」と出版社は思っているでしょうから、対応するかどうかはわかりません。Amazonは出版社との協調関係を維持したいでしょうしね。

もうひとつ開発中の「Amazon Upgrade」は、なかなかやるな、と思わせる内容。

「Amazon Upgrade」ではAmazon.comで買った本をインターネットでもアクセスできるよう、有料で“アップグレード”することができる。例えばJavaプログラミングの本を買ったソフト開発者がこれを利用すると、Webを通じていつでもその本の全文を参照できるようになる。

(強調は私)

つまり「Amazon Upgradeを使って全文検索させたかったらその本をAmazon.comで買え」ということです。やるな。

でも、「なか見!検索」で勝手に単語を分けて余計な部分を結果として出してくれたAmazonの検索能力に不安があります。フレーズ指定ってどうやってやるの?

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ぺんぎん書房が破産宣告

ルクダルのだるだる日記経由きづきあきら 缶詰の地獄:ぺんぎん書房の倒産と今後の私について

本日公表しても良いと許可をいただきましたので、お知らせさせていただきます。
ご存知の方もおられるかと思いますが、私の執筆先であるぺんぎん書房が破産宣告をいたしました。
また、出版された単行本も絶版となります。購入をお考えの方がおられましたら、書店にあるうちに保護してやってください。

省略している部分にはもっとせつなくて生々しい記述があります。

今のところぺんぎん書房公式サイトには動きがないのですが、COMIC SEEDのサイトにはこんな告知があります。

◆休刊のお知らせ◆
突然のご報告になりますが、株式会社ぺんぎん書房の清算に伴い、COMIC SEED!は休刊させていただく事になりました。
11月3日(木)に当HPも更新し、全コンテンツが消え、本誌自体も読めなくなります。
創刊より3年余り、読者の皆様のご声援、本当にありがとうございました。

11月3日以降全コンテンツ消去と言うのはつらいなあ。

私個人としては、COMIC SEED休刊以上に『福音の少年 Good News Boy ~錬金術師の息子~』や『ブッシュ妄言録』の絶版のほうがつらいです。

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「なか見!検索」が始まった

Amazon.co.jpを見ていて気がついたんですが、とうとう「Search Inside」の日本版「なか見!検索」が始まりました。名称どうにかならんかったのか。

和書検索をすると「なか見!検索 結果」というタブが出てくるので、それを選ぶと出てきます。

なか見!検索 結果

さらにどんな風に検索語が使われているかを見ることもできます。

なか見!検索 詳細

さらにページの中身を見るには、Amazonでの購入記録がないとダメみたい。私は書籍をAmazonでは買わない(たいていbk1)ので、ほとんど中見えないや。アカウント認証していれば大丈夫みたい。あらかじめサインインしてないとダメのようです(私が思い違いしたのもそのせい)。

「なか見!検索」対応書籍には、商品ページ左柱の「本の情報」のところに「なか見!検索」へのリンクがつきます。書影がある本だとその真下にも。購入記録がなくても表紙や裏表紙、目次などは自由に見ることができます。

著者・出版社向けヘルプページもできています。基本的に出版社とAmazonの契約に基づいているということなんで、著者側はその本の出版社が「やってますよ」あるいは「やりましょうか」って言わないと無理みたい。

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ライトノベル本が久しぶりに出るようだ

CAXの日記から、『ライトノベル完全読本 vol.3icon』と『このライトノベルがすごい!2006icon』の発売日が決まったことがわかりました。

いまのところ、セブンアンドワイぐらいしか予約できないみたい。

『ライトノベル完全読本 vol.2』が出たのは2005年1月。vol.1が出たのが2004年8月なのを考えると、久しぶりだなあ、って気がします。『このライトノベルがすごい!2005』は2004年11月なので、こんなもんかなあ。

セブンアンドワイに『ライトノベル完全読本 vol.3』の表紙画像が掲載されているんですが、「ボーイズラブ完全読本」とか「BL大分析」って書いてあるのがちとビビリ。こんなものをでかでかと書くから「賀東招二×木村航」という文字にあらぬ妄想を抱きそうになるじゃないですか。

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毎日新聞の第59回読書世論調査と第51回学校読書調査

毎日新聞の第59回読書世論調査と第51回学校読書調査がまとまり、毎日新聞朝刊に昨日、今日と掲載されました。去年は読書世論調査の概要がMSN-Mainichi INTERACTIVEにも掲載されたのに、今年はぜんぜん見当たりません。学校読書調査のほうはありました。

前回の調査では『世界の中心で、愛をさけぶ』が男女ともに人気で読書率を押し上げたという結果が出たのですが、今年の調査ではあまり突出したものはなかったようです。去年9月に発売された『ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団』は読書率を上げる効果がなかったよう。そこそこ人気ではあったようですけど。

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ナルニア物語を1冊にまとめた本が出る

bk1のメールマガジン「週刊ビーケーワン」で、『スペシャルエディションナルニア国物語』と『カラー版ナルニア物語 全7巻セット』の予約開始が紹介されてました。新装丁カラー版は今年5月から2ヶ月に1度のペースで発行されてます。

カラー版全7巻セット(箱入り)、11月に第6巻『魔術師のおい』、第7巻『さいごの戦い』が出るのにあわせてですね。映画「ナルニア国物語 第1章 ライオンと魔女」 公開が2006年3月なんで、予習しておけ、ということでしょうか。

箱入りセットで買うよりもスペシャルエディションのほうが安上がりだな、と思ったら、罠が待ってました。

全7巻の物語を、ナルニアの歴史に沿った順序で1冊に編んだ大型愛蔵版。年代記の醍醐味が味わえる。

えーっと、年代順ということは、『魔術師のおい』から始まるんですよね。私がナルニアを読んだのは小学生の頃ということもあって内容をほとんど忘れてしまったのですが、刊行順ではない読み方で楽しめるんでしょうか。

岩波書店の「編集者からのメッセージ」によると、

 ポーリン・ベインズの美しいカラー挿絵も魅力的.本文は横組み/2段組み.一見しただけでは百科事典のようですが,瀬田貞二先生の訳文は大変読みやすいので,文字の小ささはあまり気になりません.ルビは割愛しました.

ということだそうで、こどものころワクワクとして読んでいた大人向け、なのでしょうね。

以下書誌情報

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マンガで小説の書き方入門書

積読山脈造山中で紹介されていた『マンガでわかる小説入門』、作家志望の人は必読モノだと思いました。

マンガでわかる小説入門
マンガでわかる小説入門
posted with amazlet on 05.10.23
すがや みつる 横山 えいじ
ダイヤモンド社 (2005/10)
おすすめ度の平均: 5
5 ちょっとショックな第10章、巻末の新人賞リストは使える!
5 マンガで小説の書き方を紹介した意欲作!
5 小説の本なのになぜマンガなんだと思うかもしれないが

文学賞受賞ニュースを見て印税生活を夢見た主人公が書いてもいないのに出版社に押しかけるシーンから始まり、親切な編集者と出会い、多くの弟子を持つ職人的な作家(なんかモデルが見えてくるような)を紹介されて、基本的な小説技法や業界の内側について教えてもらう、というストーリー。

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『生協の白石さん』予約開始

東京農工大学の大学生協で「一言カード」を通して楽しいコミュニケーションを行う白石さん。ネットでその受け答えが話題になり、最近は雑誌でも取り上げられるようになってました。そしてとうとう書籍化。

生協の白石さん
生協の白石さん
posted with 簡単リンクくん at 2005.10.15
白石昌則 / 東京農工大学のみなさん
講談社 (2005.11)
近日発売 予約可

ITmediaニュースによると、アイティメディア社のIT戦士こと岡田有花記者が巻頭解説を書いているとか。 各ネット書店で予約が始まってます。11月2日発売予定。

表紙がまた「真面目に返答を書く白石さん」って感じでいいなあ。

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ちくま新書から本田透の新刊『萌える男』

モノグラフの自由帳から、11月のちくま新書新刊ラインナップに、本田透『萌える男』が入ってるのを知りました。

ちくま新書というと、小谷野敦『もてない男』を出しているレーベル。

もてない男―恋愛論を超えて感じない男さみしい男帰ってきたもてない男 女性嫌悪を超えて

このラインナップに『萌える男』が入るわけです。「萌える」が形容詞じゃないのが残念無念。

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今年もバーゲンブック.jp開催中

出版社共同で謝恩価格販売を期間限定で行う「バーゲンブック.jp」が今年も始まりました。在庫と期間が限定されてますが、通常は定価販売の書籍が半額です。

ガンダムアーカイヴ 機動戦士ガンダム/完全設定資料集』、定価10,500円が5,250円です。企画書やら初期設定、設定画だけでなく、スポンサーからの要望で日の目に出ることがなかったものなどの没モビルスーツなどが圧巻だそうで。

で、評判を見ようとAmazon.co.jpの商品ページを見てみたら……Amazonのほうが安いじゃないか! 6割引になってるよ。

Amazonbk1もバーゲンブックコーナーをおくようになったので以前ほどバーゲンブック.jpは重要ではなくなりましたが、バーゲンブック.jpでしか安くないものもあります。

蛇足ながら、NHKニュースで「神田神保町に発売から一定期間がたって返品されるなどした本を定価の2~7割引で販売する書店がオープンした」と言っていました。いったいどこにあるんだろう。そして、どこの取次がやってるんだろ。

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もしも男性人口が激減したら、という物語

よしながふみの新作『大奥』が出たことはなんとなく気がついてましたが、「大奥もの、ねえ」とスルーしました。けど、Excite ブックスの記事「大奥、男女逆転!」を読んでびっくりしてしまいました。

伝染病で、男が激減。
男子の人口がおおよそ女子の1/4で安定し、男は子種を持つ宝として育てられ、女が労働し、全ての家業を継ぐという世になった日本。
もちろん将軍職も、女が継ぐのです。
将軍は女であり、大奥には美男が三千人!

うわあ、これは確かにSFだ。未読ですが『スカーレット・ストーム―第二海軍物語』が似たような設定だったと聞いてます。出生段階での男女比が1:5になってしまったという世界。女性の軍人登用が必要になり、日本は女性兵士を中心とした「第二海軍」を設立、と。

読んだ銅大さんによると、この本では今ひとつ設定を生かしきれてないけど、続編『新スカーレット・ストーム―南洋の大海戦』では一気にギャルゲー展開になったそうで。 (以上、もの書きWiki - スカーレット・ストーム参照)

現実に戦争の結果男性人口が激減してしまったパラグアイでは、「男は仕事をしない」と言われるほど大切にされたんだそうです。半世紀ほど一夫四妻制を認めないといけないほどだったとか。世帯主が女性になる習慣ができたというぐらいらしい。

というわけで、購入して読みました。「贅沢」というものを端的にあらわすための「大奥三千人」なわけね。「男子にしか発病しない伝染病で男女比の安定って起きるのか」というツッコミがしたくなってしまうのがつらいところ。「命定め」のような病気になってしまったのかねえ。吉宗公(女)が謎の究明をする方向で動きそうなのを期待したいです。

大奥 1 (1)
大奥 1 (1)
posted with amazlet on 05.10.11
よしなが ふみ
白泉社 (2005/09/29)
売り上げランキング: 211

本来は「見目麗しい男子がいっぱい」という読み方をすべきなんだろうけど、どうにも気になってしまいまして。

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10月のAmazonカスタマーズ・チョイス

2005年10月のAmazon.co.jpカスタマーズ・チョイスが発表になってました。

天使のナイフ
天使のナイフ
posted with amazlet on 05.10.07
薬丸 岳
講談社 (2005/08)
売り上げランキング: 706
おすすめ度の平均: 4.4
5 タイトルの意味
4 じっくり読ませる佳作!
4 もったいない!
白洲次郎 占領を背負った男
北 康利
講談社 (2005/07/22)
売り上げランキング: 379
おすすめ度の平均: 5
5 この本に出あえてよかった!ありがとう!
5 白州さん、ありがとう!
5 生き方に悩む若者よ、自らの存在意義を見失った官僚よ、この男を見よ!
チョコレート工場の秘密    ロアルド・ダールコレクション 2
ロアルド・ダール クェンティン・ブレイク 柳瀬 尚紀
評論社 (2005/04/30)
売り上げランキング: 57
おすすめ度の平均: 3.17
1 翻訳はともかく、児童書としては…
2 がっかり・・
1 じゃんけんのあとだし翻訳

『チョコレート工場の秘密』新訳をちょっと読みかけたのですが、名前が変わってる部分がどうしても受け入れにくかった。昔の訳では今は自主規制してしまう単語がいろいろ出てきたので、新しい訳で出したくなる理由はわかるのですけどね。あと2冊は読んでないです。『白洲次郎 占領を背負った男』はチェックしておこう。

ところで、Amazonで今でも売上ランキングベスト10に入ってる『マンガ嫌韓流』は? マンガかムック扱いで選考外になっちゃったのでしょうか。

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ライトノベルの「あと描き」

まいじゃー推進委員会のトンボさんによる、「ライトノベルには絵師さんのあとがきも標準装備するべきだ!」という話。コメント欄やトラックバック先を見ると「イラストレーターに余力があるのなら、あるとうれしい」というのが大勢。

トンボさんも書いているように、著者あとがきはライトノベル特有のものです。一般小説にも「解説」ではない「あとがき」はあるのでしょうが、数は少ないです(もちろん、あとがきがないライトノベルというのもあります)。あとがきによって、著者に親しみを持たせるという効果があります。あとがきの歴史も調べるとおもしろそう。

で、ライトノベルには「イラストレーター効果」ってのがあります。イラストがいいから買う・趣味じゃないから回避、なんてのはよく聞きます。中には「イラストレーターのファンだから」という理由で買う人も。だからこそ、イラストレーターによるあとがき(以下「あと描き」。元発言のtrivalさんのコメントより)が望まれるんでしょうね。

私が最初に「あと描き」を読んだのは、朝日ソノラマ『カルとブラの大冒険』シリーズ(絶版)だったかと思います。十数年前になるのかな。イラストエッセイみたいなのだった記憶。ニフティのSF&ファンタジーフォーラムで「こんなものを入れる余力があるのなら」のような批難があったような覚えがあります。結構歴史は古い。

ひとことで「あと描き」といっても、連載時イラストの再掲やキャラクター原案のラフスケッチ、イラストエッセイにおまけ漫画までいろいろあります。そりゃ、欲を言えばイラストエッセイやおまけ漫画があるとうれしいですけど、ラフスケッチだけでも結構満足できたり。

でもそういうのを描くのが嫌いなイラストレーターにまで無理をする必要はないですし、あとがきにしろ「あと描き」にしろ本文・挿絵あってのものなので、本文や挿絵がおろそかになったら困る、ってのが結論になりそう。

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戯言シリーズ最終巻の発売日決定

講談社『BOOK倶楽部メール』 Vol.169によると、西尾維新の戯言シリーズ最終巻に当たる『ネコソギラジカル(下)青色サヴァンと戯言遣い』の発売が11月に決定しました。作中時間が11月ということもあって、あわせた形になったのかな。

思えば最初に発売日がアナウンスされたのは去年の5月。その時は去年の9月から11月にかけて3ヶ月連続刊行の予定でした。未だに理由がよくわかっていない発売延期(いろいろとデマが飛び交ったものです)のあと、『ネコソギラジカル(上)十三階段』が発売されたのは今年2月。三ヶ月連続刊行も果たせず『ネコソギラジカル(下)赤き制裁vs橙なる種』は6月発売。そしてやっとこの11月に『ネコソギラジカル(下)青色サヴァンと戯言遣い』の発売となりそうです。

でも「講談社ノベルス」は、京極夏彦の『邪魅の雫』の発売をフライングアナウンスしたなど、発売のアナウンスが少し信用できないのも事実。 無事発売されることを願います。

ちなみに、Amazon.co.jpセブンアンドワイ iconでは予約が始まっています。

ネコソギラジカル 上
西尾 維新著
講談社 (2005.2)
通常24時間以内に発送します。
ネコソギラジカル 中
西尾 維新著
講談社 (2005.6)
通常24時間以内に発送します。

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ミステリーのネタバレあらすじ本

書店で買い物をしていたら、レジ前にいくつかの文庫あらすじ本が並んでいた中に、『ミステリー・名著のあらすじ』という本が目に付きました。

ミステリー・名著のあらすじ
矢島 誠 芦川 淳一 山川 英次郎
永岡書店 (2004/11)
売り上げランキング: 716,478

この本は2004年11月発行だったのね。今まで気がつかなかった。あんまり話題にならなかったのかな。

ネタバレページもちゃんとあります。わかりやすいように灰色の地にしてある丁寧さ。海外ものだけでなく国内ものもあります。

でも、ネタを仕入れるために読むのならともかく、面白そうなミステリーを物色するために読むのはやめたほうがいいです。特に古典ミステリーは、ネタを知ったら興ざめ、というものが多いものですから。

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Amazon八分

ZAKZAKで「ナゼ読めない…「アマゾン」で1年超も品切れの本」という記事が出て、「外資アマゾンは小泉改革の阻害になるこの本を売らないのだ!」という陰謀論が巻き起こってます。

記事によると、発売後数ヶ月は普通に扱ってるようなんですよね。一度品切れになってから復活しないというか。単にAmazon.co.jpの管理がなってないだけという気がします。実のところAmazonで24時間以内発送以外のもの以外の発注は信用できんというか(何度か煮え湯を飲まされた)。

otsuneさんが「さあ「Amazon八分」とid:essaさんが名付ける時が来た」と書いてたのを見たら、すでに「Amazon八分」がはてなダイアリーのキーワードになってました。中小出版社の新刊がAmazonのデータベースに入ってなかったらしい。

徳保さんがAmazon で中小の出版社の本が在庫切れになりやすい理由という記事でオンライン受発注システムに加入しているか否かがかかわってるのではないかと書いてましたが、いくらなんでも文藝春秋社などという出版社としては大手の会社が入ってないってことはないですよね?

追記:今見たら『拒否できない日本 アメリカの日本改造が進んでいる文春新書』がショッピングカートに入れられるようになってるよ! 「通常2~3日以内に発送します」だよ!

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『最新人気ブログランキング200』という紹介本

極東ブログのfinalventさんのはてなダイアリーに、学研の『最新人気ブログランキング200』の協力感謝と宣伝依頼のメールがきたとの紹介がありました。 宣伝を依頼するわりに献本はないようです。もちろんうちのサイトにそんなものは届いておりません。

最新ブログ人気ランキング300
編集部
学習研究社 (2005/09/16)
売り上げランキング: 101,427

Amazonには『最新人気ブログランキング300』とありますが、間違い。いつ修正されるのでしょう。

表紙画像730KB入りメールが掲載200サイトの管理人のメールしてるのかな。キツイなあ。

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『メガネ男子』予約開始

mixiメガネ男子愛好会コミュが編集に参加した『メガネ男子』がAmazonで予約開始です。あの「いわせてみてぇもんだ」が載ってるのもポイント高し。

メガネ男子
メガネ男子
posted with amazlet at 05.09.08
ハイブライト
アスペクト (2005/09/15)

マンガの世界のメガネ君については、エキサイトブックスの「メガネメガネメガネ!」で予習しとくといいかも。メガネっ娘も混ざっておりますが。

えー、「メガネ君いいなー。萌え」を行間に垂れ流してしまいましたが、リアル夫は視力が良いです。私自身はメガネ。

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9月のAmazonカスタマーズ・チョイス

2005年9月のAmazon.co.jpカスタマーズ・チョイス3冊が公表されてました。

フライ、ダディ、フライ
金城 一紀
角川書店 (2005/05/31)
売り上げランキング: 375

あの戦争は何だったのか―大人のための歴史教科書
保阪 正康
新潮社 (2005/07)
売り上げランキング: 113

Harry Potter and the Half-Blood Prince (Harry Potter 6) (US)
J.K. Rowling
Scholastic (2005/07/16)
売り上げランキング: 121

ハリーポッター6巻は、「7月発売のものがいまさら?」という気がしてます。それにしても相変わらずAmazonでは売れ続けている『マンガ嫌韓流』がないのは謎。ハリーポッター6巻みたいに来月回しになるのかな?

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『チョコレート工場の秘密』田村訳が入手難

書店の店頭で、新訳新装丁の『チョコレート工場の秘密』を見かけました。訳者は柳瀬尚紀。『ユリシーズ』や『フィネガンズ・ウェイク』の訳者です。2005年4月に発売されてたとは知りませんでした。

チョコレート工場の秘密
チョコレート工場の秘密
posted with amazlet at 05.08.28
R・ダール Q・ブレイク 柳瀬 尚紀
評論社 (2005/04/30)
売り上げランキング: 246

従来の田村隆一訳は古びていて、映画化(チャーリーとチョコレート工場)を機会に新訳が出るのは頷けます。ただ、昔からの田村訳に親しんでいる人には不評のようで、Amazonがピックアップしていないレビューでは不満が渦巻いています。田村訳は読みましたが柳瀬訳は読んでいませんので私にはなんとも。

で、田村訳はどうなってるのかと思って調べてみたら、どうやらハードカバー新書版ともに絶版の様子。復刊ドットコムでリクエストが出てますが、票の集まりが悪いなあ。「著者名」であくまでも田村訳対象であること、「内容」のところでどうして柳瀬訳ではなく田村訳の復刊が希望なのかを書かなくちゃ。

実は『チョコレート工場の秘密』映画化は二度目なんだそうで、最初の映画「夢のチョコレート工場」はDVDになってます。 「夢のチョコレート工場」の初公開が1971年ということなんで、映像技術についてはあんまり期待しないほうがよさげ。

夢のチョコレート工場
夢のチョコレート工場
posted with amazlet at 05.08.28
ワーナー・ホーム・ビデオ (2001/11/23)
売り上げランキング: 399

Amazonは「チャーリーとチョコレート工場」のDVD化が決まったらメールで連絡します、というページを既に作っています。気が早すぎる。

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アルスラーン戦記の新刊が予約開始に

光文社から出しなおしになったのになかなか続きが出なかったアルスラーン戦記、とうとう新刊発売決定しました。サブタイトルは「魔軍襲来」。Amazonで予約可能になってます。脱稿はしているので、予定通りに出るんじゃないかな。

「11巻」とありますけど、これは角川文庫版の数え方でいいのかな。光文社は2巻分を1冊で、5冊出ています。

この発売に合わせてか、小説宝石の別冊が出ます。題して『英雄譚』。

英雄譚
英雄譚
posted with amazlet at 05.08.24
田中 芳樹 あさの あつこ 朱川 湊人 赤城 毅 大槻 ケンヂ
光文社 (2005/08/31)
売り上げランキング: 3,529

それにしても、12巻が出るのはいつだろう。アルスラーン戦記完結後に読んだほうが精神衛生上いいのかな。

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ソフトバンクパブリッシング初ライトノベルの著者は切込隊長?

モノグラフからの情報。ソフトバンクパブリッシングがGA文庫とは別にライトノベルを発売します。

スカーレット・ソード
山本一郎 / 伊藤竜太郎
ソフトバンクパブリッシング (2005.9)
ISBN : 479733133X
価格 : \1,575
近日発売 予約可

Amazonにはまだデータベース登録がありません。

予価1575円なので、間違いなく四六判の単行本(ハードカバーかソフトカバーかは不明)。イラストはヤスダスズヒト。

で、肝心の著者ですが、山本一郎@切込隊長、ということでいいんですか? 日記というか落書きにちかいもの Ver.2では確定っぽく書かれてるんですが。共同執筆者の伊藤龍太郎氏は女神転生シリーズでシナリオを書いてた人だそうです。

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豪屋大介がシャーロック・ホームズもの?

シャーロック・ホームズ 俺が掟だ』という本がAmazonで予約可能になっていました。トクマ・ノベルズ EDGEからで、著者は豪屋大介。『A君(17)の戦争』や『デビル17』などを富士見ファンタジア文庫から出している作家です。

徳間書店からの出版は初めてで、ノベルス(新書版)も初めてなんですが、内容はいったいどんなもんなのか情報がありません。徳間の公式サイトも「圧倒的なコアファンを持つ豪屋大介初のノベルズ!」だし(内容紹介になってない)。

タイトルに「シャーロック・ホームズ」と冠するのだから、きっとホームズ・パスティーシュなのだろうとは思います。ティーンエイジャーなホームズかな? ただ、著者が著者なのでチビで根暗なヲタクのホームズだったり、パブリックスクールでいじめられて「今に見てろ」と復讐を心に誓うホームズだったりしそうなのですが。

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Amazonに「おまけ付きコミック&ラノベセットコーナー」

貧乏だけど心は萌えで、『エマ アニメ化記念 6冊セット[マウスパッド付き]』なる商品が存在することを知りました。『エマ』5巻までと『エマ ヴィクトリアンガイド』と、おまけマウスパッドのセット商品ですけど、正直マウスパッドのために4,253円出す気にはなれず。

エマ アニメ化記念 6冊セット[マウスパッド付き] ビームコミックス
森 薫
エンターブレイン (2005/07)
売り上げランキング: 70,825

他にも売り切れ御免! おまけ付きコミック&ラノベセットコーナーにはいくつものおまけつきのセットがあります、ライトノベル(BL除く)だと、『ぺとぺとさん』や『トリニティ・ブラッド(小説+漫画)』『灼眼のシャナ』なんかがありました。

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Amazonマーケットプレイスの『マンガ嫌韓流』にプレミア価格

新聞に広告断られた、という話も聞く『マンガ嫌韓流』、bk1見に行ったら「現在お取り扱いできません」とありました。他のネット書店も確認しましたが、のきなみ品切れ状態です。一般書店でも同様の状態らしい。

で、Amazonを見てみたら、マーケットプレイスでプレミア価格がついていました。3500円からということは、定価の3.5倍です。

マンガ嫌韓流 

すごい祭り状態ですね。

追記(17:00):Amazonで新品が購入可能になってます。ただし発送が約4~6週間となっているので、増刷分になると思います。そのせいか、マーケットプレイスでの中古価格は値下がり気味。2800円からになっています。bk1は今なら24時間以内発送だ。

追記(21:30):bk1でも売り切れました。Amazonマーケットプレイスでは三倍近くのプレミア価格で売れているようです。

追記(23:00):Yahoo!オークションでも定価以上の価格になってますが、2000円以下になってるみたい。マーケットプレイスでも出品者が増えて値下がりしています。

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楽天ブックスで『のだめカンタービレ Selection CD Book』予約再開

のだめカンタービレのCDブック『のだめカンタービレ Selection CD Book』は8月上旬発売予定なのですが、貧乏だけど心は萌えによると、「予約終了」になっていた楽天ブックスでの予約が再開していました。

【予約】 のだめカンタービレ Selection CD Book

Amazon.co.jpやbk1、セブンアンドワイなど他のオンライン書店ではまだ予約できないみたい。

のだめカンタービレからのクラシック入門によると、作者二ノ宮知子の公式サイトBBSで収録曲が発表になってたそうです。

  • ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ 第8番《悲愴》
  • 第2楽章ラフマニノフ:ピアノ協奏曲 第2番 第1楽章(前半部分)
  • ガーシュウィン:ラプソディ・イン・ブルー(ハイライト)
  • リスト:メフィスト・ワルツ 第1番《村の居酒屋での踊り》(ハイライト)
  • モーツァルト:オーボエ協奏曲 第1楽章
  • ドビュッシー:喜びの島
  • ラヴェル:亡き王女のためのパヴァーヌ
  • R・シュトラウス:交響詩《ティル・オイレンシュピーゲルの愉快ないたずら》(ハイライト)
  • 自作自演版ベートーヴェン:交響曲 第7番 第1楽章
  • 海老原大作:ロンド・トッカータ

仕方がないとはいえ、「ハイライト」や「前半部分」が多いなあ。講談社BOOK倶楽部では瞬時に終了したのか。なんだか講談社の愛憎版商法を思い出させて嫌な気分になります。

ちなみに、楽天ブックスで19:00現在の残り予約数は126個でした。2時間半で16個売れてるのね。

追記(2005/07/26):bk1セブンアンドワイiconでも予約開始しました。楽天ブックスは売り切れー。

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宝島社『ライトノベルキャラクターズ完全ファイル』が発売予定

CAXの日記モノグラフで、宝島社から『ライトノベルキャラクターズ完全ファイル』が8月5日発売予定になってるのを知りました。Amazon.co.jp、セブンアンドワイでは予約可能になっています。

Amazon提供の画像ファイルのうち最大のものを見ると、「大人気キャラクター101人の魅力に迫る!」「9大キーワードで読み解く!」「描き下ろし! イラストギャラリー」などの文字が見えます。ライトノベルに登場する人気キャラクターを通じて、ライトノベルというものを語る、という趣旨なのかな。

セブンアンドワイには内容紹介が出ています。

あの人気キャラクター101人の魅力に迫る!ライトノベルで人気のキャラクター101人の魅力に迫った本邦初のキャラクターブック。涼宮ハルヒ・シャナ・渋谷有利などの人気キャラをタイプ別に分類して徹底解説。さらにキノ・ブギーポップ・ドクロちゃん・ガーゴイルなどの書き下ろしイラストに加え、おまけ特典として、なんと放電映像&ヤスダスズヒトによる書き下ろしオリジナルポスターもついてきます!

表紙画像には「主要ライトノベルレーベル刊行リスト2005年3月~9月」という文字も見えますので、『このライトノベルがすごい!2005』や『このライトノベル作家がすごい!』の続きと考えていいと思います。

宝島社はこういうライトノベルガイドブック方面に専念するつもりなのかな。下手にライトノベルレーベルに参入するより、そのほうが商売としては堅いと思います。「作りもせずに掠め取る」というイメージになっちゃいますけど。

それにしても、いままで情報が出なかったような。アンテナ低くなっちゃったかな。

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ソフトバンクパブリッシングがライトノベル出版に参入

コンピュータ書やネット関係の書籍を多く出しているソフトバンクパブリッシングが、2006年春に「GA文庫」というライトノベルレーベルを立ち上げると発表しました。同時に、小説とイラストを募集しています。(モノグラフ経由)

来年にかけてライトノベルへの新規参入があるという噂をちらほらと聞いていて、榎本秋さんのウェブログでもそのことについて触れています。どうもソフトバンクパブリッシングだけじゃないみたい。新規参入でいろいろな新しいものが増えるとうれしいのですが、それと同時にどうしても「そんなに気軽に参入して大丈夫か?」って気にもなります。安易に既存の客を奪おうとせずに、新しいところから探してこないと共倒れになっちゃうんじゃないかなあ。 MF文庫Jみたいにうまく回るといいんですが、白泉社My文庫みたいなことになっちゃ困る。

イラストレーターの不足、ってのも気になります。ただ、作家志望・イラストレーター志望にとってはいいチャンスかも。「随時募集・年齢プロアマ不問」なので、敗者復活を狙うというのもありそう。小説のほうの「400字詰め原稿用紙300枚から500枚」ってのは、同じような公募ものでは長いほうです。

ソフトバンクパブリッシングがすぐにあきらめて撤退なんてことをしないで欲しいなあ。 

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2004年度星雲賞決定

2004年に発表・完結した内外のSFをファン投票で選ぶ「星雲賞」が開催中のHAMACON2で発表になりました。Exciteブックスで早くも報じられています。

日本長編部門
笹本祐一『ARIEL』(全20巻:『ARIEL(エリアル)〈1〉』から)
日本短編部門
飛浩隆「象られた力」(『象られた力』所収)
海外長編部門
グレッグ・イーガン『万物理論
海外短編部門
シオドア・スタージョン「ニュースの時間です」(大森望訳 SFマガジン7月号)
メディア部門
『プラネテス』(DVD全9巻:『プラネテス 1』から)
コミック部門
川原泉『ブレーメンII』(全5巻:『ブレーメンII (1)』から)
アート部門
新海誠
ノンフィクション部門
前田建設工業株式会社『前田建設ファンタジー営業部
自由部門
ヴェネチア・ビエンナーレ第9回国際建築展(『おたく:人格=空間=都市 ヴェネチア・ビエンナーレ第9回国際建築展-日本館 出展フィギュア付きカタログ』)
特別賞
矢野徹

困ったなあ。『ARIEL』初期以外はちゃんと読んだり見たりしてないものばかり。

『プラネテス』は、コミック部門で2002年度星雲賞を受賞しています。「発表・完結したもの」というシバリから外れてしまい、物議をかもしていたのを思い出しました。

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Amazonで「ユーザーが選ぶ今月の3冊」はじまる

Amazon.co.jp カスタマーズ・チョイスが7月から始まりました。(ITmediaニュース

Amazonでの書籍売り上げや、アクセス動向、反応などを分析するアルゴリズムを使って、客観的に受賞作を決定するそうです。どんなアルゴリズムなのかが気になります。

7月の3冊(6月の動向)は、フィクション部門が『半島を出よ (上)』、ノンフィクション部門が『さおだけ屋はなぜ潰れないのか? 身近な疑問からはじめる会計学』、こども部門が『ちびくろ・さんぼ』(瑞雲舎)です。

Amazon.co.jpによる受賞理由説明も興味深いです。『半島を出よ』は上巻下巻を同時に買うのが92%とと圧倒的に多いとか、 『さおだけ屋はなぜ潰れないのか?』 は月を重ねるごとに売り上げ数が伸びている、なんてことが書いてあります。

私が読んだのは『さおだけ屋はなぜ潰れないのか?』だけなのですが、トリビア的な面白さもさることながら、会計というものに関する興味を引き出すような内容でした。

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「眞鍋かをりのここだけの話」書籍化

ウェブログの書籍化もいいかげんあたりまえになってきてるんですが、やっと本命というべき「眞鍋かをりのここだけの話」がココログブックス(インフォバーン)で書籍化です。

でね、ただ今までの記事を紙に写しただけじゃないんですよ!

大幅に加筆もしまして、そのためにかなり時間がかかってしまったんですが

ブログ本文に加え、 一年分のすべての記事に対する自分コメント、

ブログを書くための10ヶ条のコーナー、

本文に登場したお店のぐるナビ風紹介ページ、

ブログ上に掲載されなかったケータイ写真特集、

などなど、盛りだくさんな内容です。

眞鍋かをりのここだけの話 powered by ココログ: ご報告

ほうほう。ウェブログを知ってる人も知らない人も楽しめる内容に、ってことかしら。ただ漫然とネットにある文章を印刷するだけだと「ネットでは無料で読めるじゃん」ってことになるので、追加部分が楽しみです。編集者の腕の見せ所ですね。

7月末発売予定、定価1300円です。今のところ、主要ネット書店には情報がありません。

 

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ライトノベル領有権問題

ランドル・ギャレット論争、あるいはなぜだれも「魔術師は多すぎる!」について語らないのか問題というのをちらほらと見かけるようになりました。そもそも、電撃文庫『トリックスターズ』の感想で、同じように魔法があることを前提としたミステリ『魔術師が多すぎる』について触れた感想が一つしかない、という話から発展した話です。翻訳ミステリ読みとライトノベル読みが重ならないという話が、いつの間にかSFとライトノベルの関係にすりかわっているあたり、SFとライトノベルの親和性の高さを証明した形になってしまいました。「ライトノベル領有権問題」なんて名前をつけてまでSFを毛嫌いする理由がわからんというか。

とはいっても私も『魔術師が多すぎる』は、ネタとしては知っていますが未読です。『トリックスターズ』も未読。積読がたまっていて新たなものに手を出す余裕がありません。 『魔術師が多すぎる』は初版1977年。ライトノベル読みで知ってる人のほうが少なそうな。

若い人が昔の名作を読まないのは、「今、世に溢れてるものを追いかけるので手一杯」というkim-peaceさんの言が全てだと思います。いや、年寄りも読み損ねた名作を読む暇がありません。それだけでなく、今、世に溢れているものを追いかけることすらできなくなってしまいます。多すぎる情報、膨大な出版点数、溢れるDVD、新鮮なものがいいという風潮。一度見失うとあっという間に店頭からなくなり、うっかりすると絶版になってしまいます。

のべるのぶろぐでは「必読書」の多さを理由に挙げてますが、それは違うと思います。元ネタ提示や同ネタ紹介をしているのは、「こういうのもあるよ」と紹介しているだけ。強迫観念にとらわれて楽しめないってのはちょっとね。と言ってる私が膨大な「ライトノベルの必読書」(しかもここ数年で発行されたものばかり)に圧倒されてるわけで。 気を抜くと既刊が5冊とか増えてるんだもん。

それをどうにかするには、情報量の削減を図るしかないわけですが、この細分化が進んだ社会でそんなことができるわけがない。ライトノベルの中から新たな小説ジャンルが生まれ、そしてライトノベルが今のSFのような扱いを受ける。そうなる未来しか残っていないような気がします。

余談。

どうかどうか、ついでがあったら「猫だけが知っている」や「ドワーフ村殺人事件」について言及している人が全くいないことを知って憤死したTRPGゲーマーのお墓に花束を添えてやって下さい。

学校ないし家庭もないし暇じゃないし@デネブとポアロとカボチャ畑

全米が泣いた!  というのは冗談としても、(元)TRPG者としてはかなり泣ける事態です。

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「文学賞異変」という異変

いつもは手に取らない朝日新聞本紙の、6月11日朝刊一面トップが「文学賞異変」でした。最初一面だと気がつかなかったぐらい、一面トップには似合いませんでした。残念ながらasahi.comには見当たりません。「ENDING ENDLESS 雑記帖」に概要が載ってますけど、確認は各人でするしか(汗)。

肝心の内容ですが、公募文学賞(日本ラブストーリー大賞青春文学大賞など)と、公募ではない本屋大賞を十把一絡げにする乱暴さを感じました。確かに本屋大賞の成功で、「別に権威ある作家を選考委員にする必要はない」ことに気がついたのでしょうけど、すでに「商業出版」というフィルターを通った本屋大賞と、そうではない公募の賞と一緒にするのは乱暴というか。というより、公募文学賞を企画している出版社そのものが、性格の違いを理解しているのでしょうか。

日本ラブストーリー大賞、青春文学大賞に、作家が最終選考する日経小説大賞を含めて、映画化できそうなものを探している、という印象を受けました。たしかに『世界の中心で、愛をさけぶ』『いま、会いにゆきます』『四日間の奇蹟』など映画化したものがミリオンヒット、という傾向があります(『電車男』もこれに含まれるのかな)。

「ENDING ENDLESS 雑記帖」でも紹介されてるダ・ヴィンチ7月号は「文学賞でひと花!」が第一特集。文学賞特集で価値があるのは豊﨑由美+大森望対談とダ・ヴィンチ文学賞のスタート記事ぐらいで、新人賞公募一覧は「公募ガイド」などの公募情報誌を読んだほうがましでした。ただし、豊﨑由美+大森望対談だけでも元は取れます。

エンターテイメント系の小説の書き方は、最近読んだうちでは『冲方式ストーリー創作塾』が実例豊富で参考になりました。『冲方式ストーリー創作塾』は宝島社発行なのに、宝島社が主催している日本ラブストーリー大賞について公告していないのはなんでだ? ダ・ヴィンチ・コード本を宣伝してる場所使ってでも公告すればいいのに。

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「複数書店の使い分け」がオンライン書店にも

インターネットコムとインフォプラントによる「オンライン書店に関する調査」の今年の結果が出ていました。去年の結果から比べて、「固定で1つのオンライン書店だけを使っている」のが減って、「ケースバイケースで使い分けている」と答えた人が増えています。

実は、オンライン書店での購入経験者に「オンライン書店とオフライン書店(実店舗)のどちらで購入するのが多いか」も尋ねていて、実店舗で購入するほうが多い人が8割弱。この割合、前回から増えています。どのオンライン書店を使うかを使い分けるだけでなく、実店舗含めて本の購入場所を使い分けているのかな、なんて思いました。

私の場合、書籍のアフィリエイトを張る率はAmazonが多いのですが、実際に買うのは、新刊(特にライトノベル)はbk1、既刊だと楽天ブックス boople.comをケースバイケースです。セブンアンドワイはアフィリエイトやってる割に使ってないや。

自分でAmazon使わない理由は簡単で、Amazonアソシエイトは自己購入分を認めてないから。bk1は「フライングか?」と思うほどにライトノベル新刊の入荷が早いけど、アフィリエイトはbk1ポイントにしかなりません。アフィリエイト料率が高いのは楽天ブックスとboople。あとは在庫具合かなあ。

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これじゃあ『宇宙戦争』戦争だ

SFっぽいの好き?を見ていたら、創元SF文庫から『宇宙戦争』新刊が出るのを知ったので「再版かな?」と思ったら、訳違いでした。今回は中村融訳で、2000年に出たのは井上勇訳。

スピルバーグ監督の映画「宇宙戦争」が6月29日公開ということもあってか、早川書房角川書店からも新しい訳で出ています。以前は福島正実訳があったんだけど、絶版な上にマーケットプレイスで高騰中。他にも講談社青い鳥文庫版なども。

2005年に出た三冊は、どれも映画を意識した表紙。早川と角川は色の使い方が似ています。書店で並べられたら何がなんだかわからない気がしてます。今入手できる全ての『宇宙戦争』を並べたら結構壮観かも。どの訳が一番売れるかみものです。

宇宙戦争 宇宙戦争 宇宙戦争

ところで、原題は「The War of the Worlds」。「ロード・オブ・ザ・リング」のようなカタカナ邦題にしなくて喜ぶべきか、「宇宙戦争」と名づけた人は文句言わなかったのかを気にすべきなのか。

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インターネットの細分化と断絶を痛感した

積読になっていた『教科書には載らないニッポンのインターネットの歴史教科書』をやっと読むことができました。大書だ。 一個人によるインターネットの動きというものをよくここまで書いてくれました、と褒め称える他ありません。

とはいっても、どうしても「アングラ系」「アレゲ系」に偏ってるようです。「あの事件がない!」って不満はいっぱいあるわけですが、ページ数の問題もあるのでしょうがないかな。

逆に言うと、この大書でも網羅できないぐらい「ニッポンのインターネット」というのが大きく、複雑になってしまったということなんでしょう。偶然発見したIRCの過去ログで、sfさんがこんなことを言っていました。

[sf] むかし雑誌記事で予言したとおりである
[sf] そのまえにはfjでか
[sf] ネット人口の増大に伴いコミュニティの分節化が起こる。それは地縁などによる分節化より酷い状況をもたらすに違いない。
[sf] でも、まだまだ進むはずだ
[sf] 現在はそのあたりの横断的な情報を、個人ニュースサイト(weblog)がになってるわけだが
[sf] それもそろそろ機能不全かなあと思わんでもない

IRC log viewer : #もの書き 20030524

ちなみに、予言そのものは発見できてないです。

『教科書には載らないニッポンのインターネットの歴史教科書』の最初のほうは、「ああ、ここってこんな頃からあったのか」なんて思ったものですが、後のほうになるにつれ「このサイト、何?」ってのが増えていったり。最近の方が知らないことが多いってどういうことよ。

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「星の王子さま」の題名を新訳が使うことを制限できるか

新訳「星の王子さま」続々 岩波版半世紀、独占権が消滅という記事がasahi.comに掲載されました。サン=テグジュベリが行方不明になって60年余り。死後50年とされる著作権保護期間に戦時加算が入って延び、今年やっと原作者の著作権が消失しました。これで原作の著作権権利者と岩波書店が結んでいた独占契約が消失し、いろいろな会社から新訳が出るようになったということなんですけど、岩波版翻訳の著作権権利者(当たり前だけど消失していません)が「星の王子さま」という題名を新訳にも使うということを不満に思ってます。原題の「Le Petit Prince」は「小さい王子さま」という意味しかないので、ここで「星の王子さま」という題をつけたのは翻訳者のオリジナルだ、との主張。

とはいっても題名に著作権が認められないのは著作権法の基本。著作権が認められたらこうやって紹介することすら許可を必要とします。商品の名前を保護するのは商標です(書籍だって商品だ)。というわけで、特許庁の初心者向け商標検索で「星の王子さま」商標を調べてみました。(検索結果のリンクは残念ながらできません)

様々な区分で「星の王子さま」商標を取得してるんですね。全てがサン=テグジュベリの元著作権権利者による出願のようです。「織物、その他本類に属する商品」の無効審判にだまされながらも、登録2387562に「区分16 新聞,雑誌」、の登録があるのを発見。この「区分16 類似群26A01」には書籍・出版物が入ります。

商標の実務に疎いのでよくわからないのですが、「新聞,雑誌」と指定されるとその範囲でしか認められないのかな。認められないとすると、商標として保護されたい場合は改めて「書籍」が入る形での申請をしなければならないのか。

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ネット書店boopleが新規提携サイトボーナスキャンペーン中

知ったかぶり週報で、boople.com新規提携サイトボーナスキャンペーンをやっているのを知りました。

私は「boople? そんなのあったような気がするなあ」という状態。ネット書店ではかなりマイナーだと思います。いくつかアフィリエイトサービスを行っているネット書店はありますが、知ったかぶり週報で紹介されるまでマージン率が常に5%と、直接リンクのときのAmazon以上に高率なのを知りませんでした。

リンクシェアを使っているので、マージンは一ヶ月1円から銀行に振り込まれます。しかも今はキャンペーンでボーナスがつきます。

私はさっそく提携申請しました。すでにリンクシェアに参加していると、すんなりと提携が受け付けられます。

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『星界の断章』ついに短編集発売

早川書房の公式サイトの刊行予定が更新されて、2005年7月の予定が公表されてました。

ハヤカワJコレクションの『どーなつ』の文庫化だとか、山本弘による海外SFアンソロジー刊行開始といったものも気になりますが、なんといっても『星界の断章I』に驚きました。

大人気スペース・オペラ《星界シリーズ》初の短篇集

7月上旬JA

 『星界の断章I』
森岡浩之
   ラフィール誕生にまつわる秘話、スポール幼少時の伝説、
   ジント修技館時代の思い出、そしてアーヴの起源など、
   知られざる星界の逸話、書き下ろしをふくむ12篇を収録。

『星界の紋章読本』『星界の戦旗読本』やフィルムブック、SFマガジンに掲載されたものをまとめるのでしょうね。

Lacmhacarhの作品リストによると星界シリーズの短編は16篇あるそうなので、そのうち『星界の断章II』が出るでしょう。

追記(2005/06/30):オンライン書店で予約ができるようになっていました。

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現在の新刊点数は多いのか

Copy & Copyright Diaryの7満点は多すぎるか、多すぎないかを読んで、「書籍の粗製濫造論」について考えてみました。

もとはというと、版元ドットコム 版元日誌での〈(その2)自由な社会への道と版元ドットコムとの関係を考えてみた〉のこの文章。

一年間の新刊点数が7万点をこえています。一日に250点ほどになるようです。

この「7万点」という数字をめぐっては、作りすぎだとか、粗製乱造などというように言われています。

でも、ぼくはどうもその「粗製乱造」論に納得がいきません。

実際7万点が「正しい」新刊点数かはよくわからないし、正しい新刊点数を考えたり決めようとしてもあまり意味があるとは思えません。

しかし、7万点という数はともかくとして、たくさんの本を出すことができる状態はとてもいい状態だと思います。

この、出せる自由、がぼくらの自由の度合いを表す指標となると思うからです。

7万点・一日250点という出版数が粗製濫造かというとそうではないとは思いますが、作りすぎかどうかであれば、私は「作りすぎ」だと思います。それはもう、「物理的にチェックしていられないから」。

もちろん、この「7万点」には古くからの名著の復刊や文庫化といった形態の変更も含まれていますから全てチェックしなければならないわけではありませんし、興味や考え方が違うものを除いていけば、実際にはそれほどの本を読まなくてもいいはず。

しかし、日に3冊も読めるならともかく、日に1冊が限度、最近はそれすらできなくなってしまい(忙しさではなく、「読書力」が落ちたんです)、積読とチェックリストはたまる一方。その本の存在を知ったとしても読みきれないという状態がしばらく続いています。

一方、出したい人にとっては「まだこんな本が出ていない」と思うことが多いのでしょう、たぶん。資金回収のために柳の下のドジョウ狙いとしか思えないものもあるわけですが、そればっかりじゃないでしょうし。

出したい人と読みたい人のギャップを考えると、今の出版というビジネスモデル自体が転換期に来てるように思います。出版界ではいろいろと次への模索をしているようですが。

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軍政民営化の実態:『戦争請負会社』

戦争請負会社
P.W.シンガー

4140810106

日本放送出版協会 2004-12
売り上げランキング : 447
おすすめ平均 star

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Moleskin Diaryの書評を読んで気になってました。

斎藤昭彦さんが所属していた「ハート・セキュリティ」は、報道によって民間警備会社または民間軍事会社とまちまちです。以前、ファルージャでアメリカの民間人4人が現地武装勢力に殺害され、車で遺体を引き回すなどの行為が全世界に報じられたときは、「アメリカ軍の下請けを行う民間警備会社の社員」と紹介されてました。斎藤さんは元自衛隊・フランス外人部隊所属でしたし、ファルージャのアメリカ軍攻撃のきっかけになった「民間人4人」も、3人はSEALs、1人はレンジャー部隊出身。

こういう戦闘地帯にまで行って、戦闘や、輸送、整備、兵站、情報収集、基地建設といった準軍事活動を行っている企業をこの本では民間軍事企業(PMF)と呼んでいます。基本的に攻撃はしない(でも攻撃を受ければ反撃はする)方針の会社も含んでいます。

私はエグゼクティブ・アウトカムズ社の所業についてほとんど知らなかったので、「世の中知らないことだらけだ」と思いながら読む羽目になりました。戦地での活動が民間委託される理由、民間軍事企業がかかわることで国家と軍事がどのようになっていくかといった分析も納得いくものでした。

映画「ロボコップ」やTRPG「シャドウラン」では、企業の力が増大して自治体や国よりも強い権限を持つようになった未来を舞台にしています。そんな未来にまた一歩近づいた、という印象を強く持ちました。

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『ダ・ヴィンチ・コードの謎を解く』

出版のことを紹介したのがだいぶ前なのに、読めたのは今、ってのはちょっとなんですが。

ダ・ヴィンチ・コードの謎を解く 世界的ベストセラーの知的冒険ガイド
サイモン・コックス 東本 貢司
4569638856

世界的ベストセラーで日本でもかなり売れた『ダ・ヴィンチ・コード』()()の解説本です。『Cracking the Da Vinci Code』というカッコイイタイトルだったのに、訳でこんなショボいタイトルになってしまったんだー、とちょっと悲しい。

訳が少々問題あり(重大なのは種本のひとつ『マグダラとヨハネのミステリー』を『テンブル騎士団の啓示』と原題直訳してしまってる。本が探せません)なのですが、種本を読むまでもないが『ダ・ヴィンチ・コード』の元ネタを知りたい向きには手軽かと。種本である『レンヌ=ル=シャトーの謎』や『マグダラとヨハネのミステリー』が読める・読んだことがある人には新たな見地が得られることはないと思います。ただまあ、両方とも重いし高いので無理に勧められないのも事実。

『ダ・ヴィンチ・コード』もそうだけど、本を真に受けて「バチカンは真実を隠している!」なんてやっちゃうと揉め事の元。私はあくまでエンターテイメントとして楽しんでます。

この春、TVで『ダ・ヴィンチ・コード』を元ネタにした番組がいくつかあったそうです。思えばTVをまともに見ていないのがまるわかり。解説本も『ダ・ヴィンチ・コードの謎を解く』だけでなく『ダ・ヴィンチ・コードの「真実」』『ダ・ヴィンチの暗号を解読する』というのも出てます。解説DVDまである。アメリカでの便乗本の数ほどではないですけどね。

便乗といえば、この『ダ・ヴィンチ・コードの謎を解く』であげられた三冊の種本のうち『石膏の壺をもた女:マグダラのマリアと聖杯』は未訳だったのですが、英知出版から『マグダラのマリアと聖杯』というタイトルで6月1日発売予定です。Amazon.co.jpセブンアンドワイ iconで予約できます。

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『タタキツクルコト 1/1スコープドッグ制作日誌』Amazonで予約開始

何度も話題にした、「装甲騎兵ボトムズ」に出てきたスコープドッグの原寸大モデルの製作日誌&写真集『タタキツクルコト 1/1スコープドッグ制作日誌』がAmazonで予約できるようになりました。発売日は5月13日の予定です。bk1はまだ予約できませんが、データは登録されていました。

タタキツクルコト 1/1スコープドッグ制作日誌
倉田 光吾郎

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編集担当は犬にかぶらせろ!の中の人の速水健朗さんで、ゲラが公開されています。Amazonで公開された表紙だけでも「やるな」と思いましたが、ゲラみて確信。購入確定です。

速水さんは「ブログの書籍化というにはあまりに大掛かり」と書いてますが、なんでも作るよ。にある製作日誌を掲載してるはいえ、私が1/1スコープドッグ製作の話を聞いたのがブログ化前だからか、「ブログの書籍化」という印象が薄いです。

個展が4月28日から5月12日まで、JR水道橋近くの特設ギャラリーで開催され、1/1スコープドッグが展示されます(アクセスマップ)。書籍の先行販売も。なんとか都合つけて見に行こうかな。

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値上がりするローマ法王関連書籍

Moleskin Diaryで、『ローマ法王の権力と闘い講談社プラスアルファ新書』のユーズド価格が定価の三倍以上になっていると指摘されていました。

ローマ法王の権力と闘い
小坂井 澄

表紙

講談社 2002-02
売り上げランキング : 223,262

おすすめ平均
歴代教皇への厳しい評価
奥が深いです

Amazonで詳しく見る
by G-Tools

二人のレビュアーとも5つ星ということは、それだけの内容があるということでしょう。

「どんな本でも三年目に、過去の売れ行きとかを判断して、絶版にするか、継続するかを判断する」とIRC#もの書きで聞いたことを思い出しました。2002年2月発売なので、たぶん絶版処分が決まった直後だったのでしょう。あまりにもタイミングが悪かった。

ローマ法王』も、さすがに三倍とまではいきませんが、二倍近い値段がついています。

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『ユリイカ』2005年4月号をやっと読みました

いまさらですが、「『ユリイカ』2005年4月号特集*ブログ作法」やっと読みました。ソーシャルネットワーキングサービスやmixiの話はいらんかった。

はてなダイアリー座談会(だよね?)で、はてなダイアリーで小説がないという話がありましたが、和風Wizardry純情派はマイナーなのかなあ。他にもシェアードワールド企画がいくつかあった記憶。

スズキトモユさんの「ブロガーがネットを発見する」は、もう泣くしかないというか。「「たけくまメモ」繁盛(させたい)記――誰もがメディアになる時代」の後というのは計算尽くしですか? あまりにも見事な配置。

全体的に、人文系学者の話、というイメージ。見ているウェブログが理数系方面主体なので興味深かった。だけどやっぱり「ウェブログは人文系だけのものではないよなあ」とは思ってしまいます。

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世界最長小説『ニカーズ』とは

「グイン・サーガ」100巻記念、ということか、ギネスブック登録世界最長小説話がいろいろ出ています。プルースト『失われた時を求めて』(集英社ハードカバー全13巻ちくま文庫全10巻他) がずっとこの座を占めている(「グイン・サーガ」は毎度掲載を断られている)と思ったら、2005年版からはロバーツ『ニカーズ』が最長小説として登録されているそうです。(Yomiuri-Online

で、サイコドクターぶらり旅の風野さんが調べたところによると、この『Knickers』は、ペーパーバックの癖に3400ページ(Amazon.co.ukではなぜか2446ページになってる)、お値段は200ポンド。Amazon.co.jpでは46,435円(2005/4/10現在)です。まあ、『失われたときを求めて』ハードカバーが6万円強、文庫版が1万2千円強なのを考えると、そんなものかもしれません。で、肝心の内容はというと……サイコドクターぶらり旅で紹介されてますが、PDF版をダウンロードする気もなくなりました。いやはや。

何度も断られている「グイン・サーガ」のギネスブック登録ですが、やはりここは完結の暁に、広辞苑並の紙と字の小ささで一冊にまとめて刊行してしまうのがよろしいのでは。Yomiuri-Onlineに載っていた登録が断られた理由を見る限り、完結しているってのがかなり重要みたいですし、一冊にまとまっていれば文句はなかろうかと。

個人的には、「グイン・サーガ」よりも「ペリー・ローダン」の方を登録してもらいたい。

追記:版元Simon Roberts PublishingのサイトからPDF版をダウンロードして、問題の52ページ以降を読みました……ははははははははははははは(略)。これを200ポンドで売ってるのか。これをギネスブックに申請して登録されたのか……はあ。

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bk1のリニューアル終了

オンライン書店bk1のリニューアルが成功終了しました。以前リニューアルを図って失敗した経緯があるので、今回もだめだったら……なんて思ったりもしましたが、ひとまず成功したようでなにより。

なにより動作が目に見えて軽くなりました。全体的にページがすかすかしたような印象を受けますが、いままでのbk1は情報がギューギューに詰められていたからでもあるでしょうね。これは慣れの問題かも。

ただ、ブリーダー(アフィリエイター)としてはちと難点が。個別商品リンクやジャンル別ページへのリンクのURLが非常に短く簡単になりました。しかし、検索結果や作家著作一覧、特集ページなどへのブリーダーID入りリンクは張れないよう。わりと検索結果や特集ページへのリンクは張りがちなんで、なんとかしてほしいです。

追記:以前からのリンクは、個別商品へはちゃんと飛びますが、ジャンル別、検索結果は全滅です。それよりなりより、以前からのランキングボードが軒並みデイリーランキングになってしまうのですが、ボーイズラブ小説が上位にきているために「男と男がいちゃいちゃしている表紙」がずらずらと並んでしまいました。

(タイトル変更しました)

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2005年本屋大賞は『夜のピクニック』

「全国書店員が選んだ いちばん! 売りたい本 2005年本屋大賞」が4月5日に発表され、今年は恩田陸の『夜のピクニック』が大賞を受賞しました。今年のノミネート作品は『チルドレン』しか読んでいないので、妥当かどうかの判断がつきません。ただ、各所のレビューを読むと、読んでみたいな、と思わせる本ではあります。

2003年12月から2004年11月に刊行された全ての小説(新書・文庫含む)のわりに、ノミネート作品は全て四六版文芸書です。前回は『陰摩羅鬼の瑕』(講談社ノベルス)もあったのにね。

excite Booksは、なんと「本屋大賞メッタ斬り!」という、「文学賞メッタ斬り!」コンビによる対談を持ってきました。本屋大賞公式からもリンクされてます。

夜のピクニック
恩田陸著

出版社 新潮社
発売日 2004.07.30
価格  ¥ 1,680(¥ 1,600)
ISBN  4103971053

bk1で詳しく見る オンライン書店bk1

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「文字・活字文化振興法」骨子案で版面権創設が語られている

現在議員立法で「文字・活字文化振興法」の制定を目指していて、その骨子をまとめたとYomiuri On-Lineで報じられましたが、愚智提衡而立治之至也: 活字文化振興は国の責務についたコメントによると2005年4月1日付読売新聞朝刊に掲載されていた「骨子」に、なんと版面権の創設が盛り込まれていたというのです。民主党のひだ美江子議員のサイトにたぶんその骨子だろうものが掲載されています。

版面権でGoogle検索すると、音楽を楽譜として書き起こしたときに書き起こした人が得る権利とかなんとか出てくるんですが、今回の場合はぶっちゃけて言うと出版者(出版社)にも著作権を認めるというもの。音楽著作権で言うところの原盤権(レコード製作者の権利)というやつです。ずいぶん前から日本書籍出版協会が要求してます。すでにある編集著作権では飽き足らないということのようなので、今年から施行された貸与権あたりで作家だけでなく出版社も堂々権利主張したいというあたりなんでしょうきっと。

ただでさえ弱い作家・ライターの権利が、版面権が成立するとさらに弱くなってしまうのが目に見えてますが、ただそれだけでなくて原盤権がらみでのトラブルと同じものが出版物でも起きるんじゃないかと懸念してしまうのです。

最近ですが、YMOのメンバー三人が意図しない形でのCD発売について公式コメントが公開されました。女子十二楽坊でも同じようなトラブルが起きています。こういう著作権者があずかり知らないところでの旧作の発売が出版の世界でも起きかねないと思っています。

もちろん実際の版面権がどのようなものになるかは未知数ですし、実際には著作権法が改正されないと版面権は成立しません。しかし「文字・活字文化振興法」がこの骨子のまま成立すれば、版面権創設の後押しになるのは間違いありません。

cf.万来堂日記: 再び浮上する版面権生活日報《陸這記》 crawlin’on the ground

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伝説的ブログ成功バイブルがついにヴェールを脱ぐ(違)

趣味のWebデザインで紹介されていた、4月19日発売予定の『超カンタン! 最強メディア ブログ成功バイブル』。私は最近ウェブログノウハウ本についてよっぽどでないと紹介しなくなってしまいましたが、Amazon.co.jpが大ポカをやってくれたのでまずはご紹介。証拠スクリーンショットをおいておきます。

超カンタン! 最強メディア ブログ成功バイブル

ボルヘスが惚れ込み、鮎川哲也らの言及でも知られる伝説的作品がそそられないわけがありません(違)。ほんとは『最後の審判の巨匠』の内容紹介だったのでした。Amazonポカネタ大好き。ホントの内容紹介はbk1で。

目次の端々から「ブログで勝ち組!」メッセージが漂っていて、楽しそう。書籍キャンペーン用ウェブログもあったりと、至れり尽くせり。著者がどんな人かについては、徳保氏が詳しく述べてますので、割愛。

成功本ブームでウェブログブームだからか、最近「ブログで成功!」本が増えてます。

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アメリカ版『ハリー・ポッターと混血のプリンス(仮)』の初版部数は1080万部

CNN.co.jpで、今年7月16日に発売されるハリー・ポッターシリーズ第6巻「Harry Potter and the Half-Blood Prince」(『ハリー・ポッターと混血のプリンス(仮)』)の初版部数が、アメリカ版だけで1080万部印刷すると報じました。これとは別にイギリス版もありますので、合計で何部することになるのやら。

発売半年以上前からオンライン書店各所で予約トップだとかで、あちらでの話題はとどまるところを知らないという感じ。日本では第5巻『ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団』の流通在庫はまだまだ減っていないようで、