『灼眼のシャナ』劇場アニメに

電撃文庫と電撃hpの総合情報メールマガジン『電撃ブートレッグ』の号外が届いて、なんと『灼眼のシャナ』の劇場アニメ製作が発表されました。上映時期などは不明。スタッフなどはTV版と同じじゃないかな。

『灼眼のシャナ』は現在毎日放送や首都圏UHF局などの深夜にアニメ放映中です。深夜帯アニメの劇場版というのはほとんどなかったような気がします。

私の耳に評判が届いたころには既に巻数が増えていて手を出せずにいたのですが、なんとか読んでみるかなあ。刊行ペース速いから追いきれないかもしれない。

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この「少女コミック」は固有名詞なのか一般名詞なのか

有害図書:少女コミックも指定へ 育成条例で府、対策強化という記事がMSN毎日インタラクティブに掲載されていました。

 成人向け雑誌などにビニール包装などの個別包装を義務付ける府青少年健全育成条例の実効性を高めるため、府はわいせつな描写を多数含む少女コミックに対しても、有害図書類に指定するなど対策強化に乗り出す方針を明らかにした。13日の府議会教育文化委員会で、西野修平議員(自民)の質問に答えた。

まあ当たり前の流れだわな、と思ったのが第一印象。最近の少女漫画はエロいのがあるし、エロばっかり集めた雑誌もあるし……と思ってよく見たら「少女コミック」と書いてるじゃないか。

小学館の少女漫画雑誌「少女コミック」を指名してるのか、少女漫画のうちのわいせつな描写を多数含むものをさしてるのか、どっちなんだろう。なにせ小学館の「少女コミック」はわいせつ描写を含むものがあるものですから。

たぶん一般名詞としての「少女コミック」なんでしょうけど、「少女コミック」は小学館の登録商標(商標登録番号 第834571号)なのだから、報道機関は言葉の使い方をちゃんとしてほしいものです。

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大学生活を描いたマンガ

Rauru Blog >> Blog Archive >> のだめカンタービレを読んで、そういや獣医学部マンガ(動物のお医者さん)や農学部マンガ(もやしもん)、音大マンガ(のだめカンタービレ)は有名だけど、他の学部のマンガってどうだろ、と思った。

経済学部マンガだと、学生の話じゃなくて教授の話だけど『天才柳沢教授の生活』ってのがあったな。未読だけど『ハチミツとクローバー』は美大マンガらしい。

「楽しく描く」マンガじゃないけど、森博嗣の工学部舞台のミステリィ『冷たい密室と博士たち』がコミカライズされてる。

楽しいキャンパスライフを描いたマンガといえば『げんしけん』なんか有名だけど、学業の話は皆無だからなあ。『幕張サボテンキャンパス』ってどうだったっけ?

というわけで、理学部や工学部の楽しい大学生活を描いたマンガってのは私も知りたいです。医学部や薬学部も可。研修医マンガはけっこうあるけど、学部生のってあったかな?

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アニメ放映開始が近いので「彩雲国物語」を紹介

NHK BS2で2006年4月8日から「彩雲国物語」のアニメが放映されます(まだ公式サイトできてない)。本編もちょうどキリがいいところにきてるところだし、一まとめで紹介。

オンライン書店ビーケーワン:彩雲国物語 はじまりの風は紅く主人公「紅秀麗」は、大貴族の長男の娘というものすごくいい家柄に生まれながら、世渡り下手な父と王位継承争いによる混乱で超貧乏暮らし。「王位継承争いで誰にも省みられなかったから生き残った」新しい王様が政務をサボりまくっているので、その根性を叩きなおすという仕事として後宮に。そこで垣間見た「政治の世界」から、漠然と考えていた「自分がよりよい国を作る」という夢を実現させるために官吏になる決意をする、というのが1巻の概要。

2巻と3巻は、「史上初の女性官吏」というものを認めさせるという話が主体。そして4巻から8巻の茶州配属へのつなぎの話にもなっています。 『彩雲国物語 朱にまじわれば紅』 は外伝短編集。

少女小説だからか、いい男いっぱいで秀麗モテモテ。とはいっても出てくるいい男が全て秀麗ラブじゃないのが厭味にならないのかな。いい人には秀麗が認められ、秀麗を認めない人は悪い人でその報いを受ける、というあたりがちとできすぎではあるんですが。

8巻で一区切りついてはいるのですが、いろいろ伏線は残したままですし、秀麗は1からやり直し決定になってしまいました。まとめ読みするのはちょうどいいかも。でも男性が読んで不快になる可能性は高いし、好みがあるので1巻読んで判断した方がよさそう。

表テーマが「女性と政治」だとしたら、裏テーマが「王者の孤独」かな。王様、幸せになってほしいです。

追記(2006/02/29):公式サイトオープンしました。角川の公式ページも一緒に紹介

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『のだめカンタービレ限定版』が1月5日予約開始

あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。

さて、今日届いたメールマガジン『講談社「BOOK倶楽部メール」2006年1月1日号』によると、1月13日発売予定の『のだめカンタービレ 14巻』(←Amazon.co.jpの予約ページ)にしおりとファイルをセットした限定版が1月5日10時から数量限定で予約を行うようです。値段などは不明。予約開始当日には講談社ののだめカンタービレページに詳細が出ると思います。

Amazon.co.jpセブンアンドワイiconには限定版のページができている(1月1日現在購入不可)ので、これのことかな? これと同じだとすると、値段は680円になります(通常版は410円)。

同じメールマガジンには『のだめカンタービレ15巻限定版』の予約も1月5日に始めるとあります。こちらは特典として「マングースぬいぐるみ」。着ぐるみじゃないのか。完全受注生産なので数量限定ではありません。

追記(2006/01/11):Amazon.co.jpなどで『のだめカンタービレ(15) 限定版』が予約始まってました。そして14巻限定版は即日完売の様子。当日にアクセスする暇がなくて予約に失敗しました。

追記(2006/01/13):14巻が無事発売になったわけですが、もしかしてbk1で限定版14巻が普通に買える?

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筒井康隆の小説がアニメ映画化。他

なんかいろいろ情報が出てるなあ。 というわけでアニメ誌情報解禁話をいろいろ書いてみます。

筒井康隆の名作青春SF小説『時をかける少女』が初のアニメ化です。実写映画、ドラマは何度もありますけど、アニメ化は初。細田守監督で、マッドハウス。キャラクターデザインは貞本義行。2006年夏公開予定。

名前が変わってるのに度肝を抜かれてしまいました。現代風にした、ということなんでしょうけど(いまどき「和子」は古すぎるでしょう)。

さらに、『パプリカ』もアニメ映画化。今敏監督で、これも製作はマッドハウス。『パプリカ』って新潮文庫版中公文庫版があるのね。読み比べたわけではないので違いはわかりません。

他にも、来春のTVアニメの話がいろいろ出てたみたい。『マルドゥック・スクランブル』のスタッフが発表になってたとかね。

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ジブリアニメ「ゲド戦記」は原作3巻を基に

リークで何度か見たので新鮮味はないのですが、ジブリの新作アニメは「ゲド戦記」と正式発表になりました。公開は2006年7月の予定。監督が宮崎駿の長男で今までアニメ製作にかかわったことがないということで世襲批判もでそうだけど、おもしろいものを作ってくれさえすればそれでいいかな。そのかわりつまらなかったら容赦ないけど。

asahi.comによると、映画は第3巻を基に、災いに覆われた世界を救おうとするゲドと、彼と共に旅する王子の成長を描く。のだそうです。確かにアニメ向きな話は3巻ぐらいなので、しょうがないだろうなあ。3巻の展開の中に回想として1巻や2巻のエピソードを入れるという形になるかも。でもそれは構成が大変そう。

全6巻(というか、訳されてるのが6巻まで)となってますが、ゲドの話は最初の3巻までです。

さいはての島へ―ゲド戦記 3
アーシュラ・K. ル・グウィン 清水 真砂子 Ursula K. Le Guin
岩波書店 (1977/01)
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おすすめ度の平均: 5
5 ゲドシリーズは成長の物語。
5 清々しい解放感を感じたラスト
5 あなたがいるからぼくがいる

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EZwebサイト「のだめクラシック」

「亡き王女のためのパヴァーヌ」が「亡き王女のだめのパヴァーヌ」に見えるこのごろ。ITmediaのEZwebサイト「のだめクラシック」をオープンというという記事を見て、auユーザーの私はつい入会してしまいました。

なぜソニーピクチャーズなのか、ソニーミュージックエンターテイメントではないのか、そもそもキングレコードは何してるんだ、ってのはさておき、「のだめカンタービレ」に出てくるクラシック音楽の着うたや、のだめの画像の待受画像が配布されています。月々315円(入らないと落とせません)。

クラシックの着うたは探すのが大変なので、こうやってまとまってると便利だなあ。でも、着信音向きじゃないのが多いや。

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もしも男性人口が激減したら、という物語

よしながふみの新作『大奥』が出たことはなんとなく気がついてましたが、「大奥もの、ねえ」とスルーしました。けど、Excite ブックスの記事「大奥、男女逆転!」を読んでびっくりしてしまいました。

伝染病で、男が激減。
男子の人口がおおよそ女子の1/4で安定し、男は子種を持つ宝として育てられ、女が労働し、全ての家業を継ぐという世になった日本。
もちろん将軍職も、女が継ぐのです。
将軍は女であり、大奥には美男が三千人!

うわあ、これは確かにSFだ。未読ですが『スカーレット・ストーム―第二海軍物語』が似たような設定だったと聞いてます。出生段階での男女比が1:5になってしまったという世界。女性の軍人登用が必要になり、日本は女性兵士を中心とした「第二海軍」を設立、と。

読んだ銅大さんによると、この本では今ひとつ設定を生かしきれてないけど、続編『新スカーレット・ストーム―南洋の大海戦』では一気にギャルゲー展開になったそうで。 (以上、もの書きWiki - スカーレット・ストーム参照)

現実に戦争の結果男性人口が激減してしまったパラグアイでは、「男は仕事をしない」と言われるほど大切にされたんだそうです。半世紀ほど一夫四妻制を認めないといけないほどだったとか。世帯主が女性になる習慣ができたというぐらいらしい。

というわけで、購入して読みました。「贅沢」というものを端的にあらわすための「大奥三千人」なわけね。「男子にしか発病しない伝染病で男女比の安定って起きるのか」というツッコミがしたくなってしまうのがつらいところ。「命定め」のような病気になってしまったのかねえ。吉宗公(女)が謎の究明をする方向で動きそうなのを期待したいです。

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本来は「見目麗しい男子がいっぱい」という読み方をすべきなんだろうけど、どうにも気になってしまいまして。

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新世紀エヴァンゲリオン放映開始10周年

霞が関官僚日記で、今日10月4日で「新世紀エヴァンゲリオン」放映開始から丸10年たったのを知りました。当時はテレビ東京どころか民放が3局しかない山陰地方在住だったので、ニフティの会議室やリアルタイム会議(チャット)でのエヴァ語りを悔しい思いをして見ていたものです。

その後エヴァンゲリオンを見ても、なんだか当時の盛り上がりがよくわかりませんでした。リアルタイムでのグルーヴ感がないからなのか、あのTV版のオチ(散々聞かされました。チャットでの定型文になりもしました)を知っているということが冷まさせたのか、阪神淡路大震災やオウム真理教事件といったものが話題になっているさなかという「時代の空気」のなせる業なのか。

じゃあ見る価値がないかというとそんなわけなくて、なんだかんだ言って「エヴァ前」「エヴァ後」「ポスト・エヴァンゲリオン症候群」などと言われたのはこの作品ぐらい。それだけ影響力がある作品です。未だに呪縛から逃れられないぐらいに。

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Wikipediaの「1995年」という項目を見ると、「あれもこれも1995年の出来事だったのね」なんて思ってしまいます。年はとりたくないものだ。

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