« 2005年8月 | トップページ | 2005年10月 »

「一太郎」アイコン訴訟、高裁では逆転判決

INTERNET Watchなどによると、ジャストシステムの「一太郎」「花子」に特許を侵害されたとして松下電器が販売差し止めを求めていた裁判の控訴判決が30日にあり、一審での「両ソフトの製造販売を禁じる」とする判決を棄却するというものになりました。

asahi.comには判決の理由としてこんなことが書いてありました。

判決では「松下側の特許は進歩性を欠き、無効にされるべきもの。松下側は特許権行使ができない」と判断した。

どのへんが進歩性に欠けているのかは判決文を読まなければならないのですが、「知的財産権裁判例集」に掲載されるのは来週になるのかな?

最高裁までもつれ込みそうな予感がします。

追記(2005/10/01):知的財産権裁判例集に判決文が載りました。

追記(2005/10/11):INTERNET Watchによると、松下電器は上告しない方針を表明しました。

| | コメント (1) | トラックバック (1)

子供がキレるのは進化論偏向教育のせい?

はてなブックマークでも話題の「「反進化論」米で台頭 渡辺久義・京大名誉教授に聞く」、ありがちな進化論批判だなあ、ダーウィンフィンチの観察結果なんてのは読んでないんだろうなあ、なんて読んでましたが、最後の方まで読んでぶっ飛んでしまいました。

 このような教育に対し、日本神話の再評価を訴えている作家・日本画家の出雲井晶さんは「道徳の上では人間は人間、獣は獣。人間を獣の次元に落とす進化論偏向教育が子供たちを野蛮にしている。誰が日本人を作ったのかというロマンを教えるべきだ」と話す。

な、なんだってー?! 進化論を教えるから子供がキレたり暴力を振るったり窃盗を犯したり性が乱れたりするようになったんですか。知らなかった。 というか、いくら「古きよき日本に対する懐古」が好きで「進化論」が嫌いだとしても、それはあんまりだ。

| | コメント (2) | トラックバック (0)

過去のニュースが消えている、らしい

見えない道場本舗経由でMSN-Mainichi INTERACTIVE「記者の目:TV映像を用いた「小泉劇場」検証=荻野祥三(学芸部)」。タイトルに惑わされて本題を見逃してました。 ひらたくいえば「ニュース映像の公開ライブラリーを作れ」という提言です。

横浜市の「放送ライブラリー」や川口市の「NHKアーカイブス」など、放送映像の公開を行っているところも増えているのですが、ドラマやドキュメンタリーはともかく、ニュースや報道の公開状況はお粗末な限り。これでは後年「報道と政治」「ワンフレーズ・ポリティクス」といったものを分析するのが非常に困難になりそうです。

実を言うと、私は竹中平蔵金融・経済財政政策担当大臣が昔(何年前かな?)NHKクローズアップ現代でゲーム業界を特集した時に出演したものをもう一度見たい(録画していなかった)のですが、ほぼ不可能になっています。 その時に何を言っていたのかほとんど忘れてしまってるんですよ。既にいつの放送なのかを忘れてしまっている状態では検索も難しいのですが。

すでに放送映像がどんどん破棄されているらしい。元テレビマンの川端裕人さんの記事「昔のあんなことやこんなことが消えている」によると、取材した映像素材はもちろんオンエア分までどんどん消去されているみたい。 雲仙普賢岳の大火砕流で多くのマスコミ関係者が亡くなった時のことを日本テレビがドキュメント番組としてまとめようとしている(YOMIURI Online記事参照)のですが、残っていた断片的なものや当時の関係者の証言で再現するしかないという状況だそうです。

見えない道場本舗で指摘されているように、公開ライブラリーが存在すれば「アームチェア・ドキュメンタリー」が可能になるし、そこから引用ができればキャスターやコメンテーター批判に有用な武器になります。あ、それだと余計公開しなくなるか。でも「ニュース映像を保存していく」ことは、それこそ雲仙普賢岳大火砕流を14年後に自ら検証する際に「自分のところにも映像がない!」なんてことがなくなりますよね。

| | コメント (1) | トラックバック (0)

iTunes Music Storeのプリペードカードがセブンイレブンで

asahi.comの「iPod、コンビニにも セブン―イレブンが販売へ」によると、セブンイレブンでiPodシリーズの注文販売を10月下旬から開始するようです。アップル公式サイトにもセブンイレブンジャパン公式サイトにはまだ何も情報は入ってません。

何がうれしいって、iPodシリーズがセブンイレブンで買えるようになるということよりも、iTunes Music Storeのプリペードカードがセブンイレブンで買えるようになるってことですよ。注文購入じゃなくて、その場で。24時間いつでも。

どうもセブンイレブン側はコンビニ戦争の差別化のためらしいので、他のコンビニが追随ってことはなさそうなんですけど、でも一番近いコンビニがセブンイレブン、という私にはうれしいです。あ、でも、県内にセブンイレブンがない実家じゃかなり困るか。

Apple iTunes Music プリペイドカード 5,000円 [MA164J/A]

ちなみに、Amazon.co.jpでもiTunes Music Storeプリペードカードの購入はできます。もちろんアップルストアでも。

| | コメント (0) | トラックバック (3)

ニフティが音楽配信サービスは1曲105円~270円

INTERNET Watchの「ニフティ、SD-Audio形式の音楽配信「MOOCS」。価格は1曲105円から」というタイトルにびっくりしてしまいました。以前の報道では150円から200円、ということだったのですから。

でも記事をよく見てみると「105円~270円」と、結構幅があります。実際どのくらいの曲が105円になるかはわからないです。

SD-Audio対応の音楽プレイヤーや携帯電話で利用可能……携帯電話は機種豊富のようだけど、携帯プレイヤーはパナソニックのSDオーディオプレイヤーぐらいしか対応してないのかな。

携帯電話向け音楽配信を主体とするみたいで、競合相手はiTunes Music Storeではなく着うたフルになるのかな?

いかん。こんなサービス始められると、W32SAが欲しくなってしまうじゃないですか。

Panasonic SDオーディオプレーヤー(シルバー) SV-SD100V-S
松下電器産業 (2005/04/08)
売り上げランキング: 1,482
おすすめ度の平均: 3.67
4 結構使えます。iPodと比較レビュー
1 使いものにならん
4 鏡代わり

SDオーディオプレイヤーのカスタマーズレビューは千差万別で面白かった。

| | コメント (0) | トラックバック (1)

TVの画面キャプチャーは著作権侵害か

ネットの著作権:著作物を適切に使う方法(日経パソコン記事への異論)」を読んでちょっと気になったのが、TVの画面キャプチャーを著作権侵害だとしているところ。

 よくある違法行為としては、テレビのキャプチャ画像がある。これは著作権的には真っ黒。番組を製作したテレビ局に著作権があるから、許可がなければ本来すべて違法である。たまにならともかく、キャプチャ画像メインのブログは犯罪サイトであると認識すべきだろう。

全部真っ黒、ということはないでしょう。正当な引用であれば、文章だろうと画面キャプチャーであろうと問題はないと思います。

TVでよく見かける、「イスラム原理主義テロリストがインターネット上で犯行声明」というニュースでディスプレイに問題のサイトが映し出す場面。これだって許可を取っていなければ本来全て違法。たいてい連絡のとりようがないということもあるのでしょうけどね。でも「報道という正当な理由で行われる引用だから」という理由で使われてます。

私も最近まで「便利だけど黒いよなあ」と思っていたのですが、松浦晋也さんの「レポーターが演技することについて、考察する」の以下の一文を読んで「引用の範囲であればありでいいよね」と考えるようになりました。

 なお、このようなテレビ画像のキャプチャーをアップロードすることを、テレビ局各社は著作権侵害であるとアピールしている。
 が、私は番組を当該シーンの脈絡を失わない程度に長く、番組全体を構成するには短いという長さでアップロードすることは、検証目的に限り、従来の書籍における「引用」と同等であるとして認めるべきだと考えている。放送メディアだけが「引用」から自由というのは理不尽だ。

引用の妥当性については何度も裁判が起きるぐらいですので難しいことではあるのですが。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

ドラえもんにインスパイヤされたキャラクターは今でも

以前にSankei Webでも取り上げられた「ドラえもん」そっくりなキャラクター「BroadBand」がアメリカ連邦通信委員会(FCC)のキッズサイトに使われている件(スラッシュドットなど参照)、報じられて9ヶ月たった今でも相変わらずそこにいます。 スラッシュドットにあったコメントで気がつきました。

藤子プロは警告の申し入れ書を出したけれど、報じられた時点で既に1ヶ月たっていたけどなしのつぶて。それから何かの進展があったかどうかはわかりませんが、相変わらずFCCのサイトで使われているということは、FCC側とすれば「新たなオリジナリティを加えてキャラクター化したもの」はドラえもんの権利侵害にはならない、ということなんでしょうね。

6月末ごろに「トリビアの泉」で取り上げられてたそうで。私は見てなかったのですが、見た人の感想を見る限り昨年12月の時点から全く進展がないみたい。

それにしても「××にインスパイヤされて」「新たなオリジナリティを加えて」という文言は応用範囲が広いなあ。出典元が上書きされて消えてしまったのが悔やまれます。

| | コメント (1) | トラックバック (0)

ミステリーのネタバレあらすじ本

書店で買い物をしていたら、レジ前にいくつかの文庫あらすじ本が並んでいた中に、『ミステリー・名著のあらすじ』という本が目に付きました。

ミステリー・名著のあらすじ
矢島 誠 芦川 淳一 山川 英次郎
永岡書店 (2004/11)
売り上げランキング: 716,478

この本は2004年11月発行だったのね。今まで気がつかなかった。あんまり話題にならなかったのかな。

ネタバレページもちゃんとあります。わかりやすいように灰色の地にしてある丁寧さ。海外ものだけでなく国内ものもあります。

でも、ネタを仕入れるために読むのならともかく、面白そうなミステリーを物色するために読むのはやめたほうがいいです。特に古典ミステリーは、ネタを知ったら興ざめ、というものが多いものですから。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

ときメモオンラインのβテスト用DVDの封筒でパニック

コナミの新作オンラインゲーム「ときめきメモリアルONLINE」のクローズドベータテスト用DVDの発送が開始したそうなんですけど、発送用パッケージがあまりにもときメモっぽいものだったために、一部でパニック状態になってるみたい。

あんりみてっどにある2ちゃんねるの書き込み抜粋によると、「家族にもろ白い目された」などの被害が報告されてます。中には父親が当選したために母親にギャルゲーの概念を説明する羽目になりいたたまれなくなった人も。 隣に配達されたために手渡しされたり、職場の住所を書いてしまった人も。

問題のパッケージ、別にギャル絵が描いてあるわけじゃないんですよね。パステル調で校舎の絵がある上にでかでかと「ときめきメモリアルONLINE」って描いてある程度。昔起きた「アージュのマブラヴ体験版透明封筒事件」に比べればかわいらしい。

コナミにしてみれば、どうしてこんなパッケージでこのような騒ぎになるのかわからないでしょうね。「ときめきメモリアル」というブランドイメージが後ろめたいものだとは思ってないでしょう、きっと。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

セキュリティーアップデートのFirefox1.0.7公開

IRCで教えてもらったのですが、Firefoxの1.0.7が公開されました。公式ページからダウンロードできます。今のところ英語版だけ。

Specific changes in Firefox 1.0.7

  • Fix for a potential buffer overflow vulnerability when loading a hostname with all soft-hyphens
  • Fix to prevent URLs passed from external programs from being parsed by the shell (Linux only)
  • Fix to prevent a crash when loading a Proxy Auto-Config (PAC) script that uses an "eval" statement
  • Fix to restore InstallTrigger.getVersion() for Extension authors
  • Other stability and security fixes

今までに指摘されていた緊急性の高い物を含むセキュリティーホールを修正したものです。 ただ、今日報じられたLinux版の脆弱性は直ってないみたい。直ってました(via INTERNET Watch

追記:Firefox 1.0.7 日本語版が公開されました。日本語公式ページからダウンロードできます。

| | コメント (0) | トラックバック (1)

TRPG「戦国霊異伝」復刊できるかも

昔キラメキから出ていた和風戦国伝奇TRPG「戦国霊異伝」が、ブッキングから復刊できるかもしれません。 「できるかもしれません」と書いたのは、仮予約が300到達しないと復刊決定しないから。今見たところあと163個足りません。

小部数印刷ということもあって、以前の価格3500円だったものが今回は5250円(予価・税込)と1.5倍になってます。

「ぜひ復刊して欲しい。復刊したら絶対買う」という人は、復刊ドットコムの「戦国霊異伝」リクエストページからどうぞ。仮予約期間は9月末まで。もし到達しなかったら……なかったことになるかも。「戦国霊異伝」そのものに関する解説は、あまり詳しくないけれどTRPG libraryかな。

同人レベルはともかく、商業レベルでの和風時代物TRPGって片手であまるほどなので、復刊に成功してほしいです。

追記(2005/10/05):仮予約期間延長しました。10月末までになります(現在あと99部)。復刊ドットコム側では他のTRPG復刊もやっていきたいということなので、ぜひとも成功してほしいです。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

ベネッセのダイレクトメールは住民基本台帳をもとにしていた

MM/Memo新着リスト経由で、進研ゼミやこどもちゃれんじを発行しているベネッセコーポレーションから以下のお知らせが出ていたのを知りました。

 当社はダイレクトメール等で、「子育て」「学び」に関する商品・サービスや教育に関する情報を、皆様にご案内しております。ご案内をお届けするためのお名前やご住所等の個人情報は、アンケートや資料請求により皆様から直接お預かりさせていただくか、住民基本台帳の閲覧により収集してまいりましたが、昨今の個人情報保護意識の高まりに配慮し、2005年10月をもちまして住民基本台帳の閲覧を行わないことといたしました。現在、当社からのご案内は、皆様のご意思を確認をしてお届けしております。

つまり、今までは住民基本台帳を閲覧して得た情報をもとにダイレクトメールを送っていたのを認めた、ということですね? 別にベネッセに何も教えていないのに時期が来るとこどもちゃれんじやら進研ゼミ小学講座だののダイレクトメールがこどもの年齢にあわせて送られてくるのは、住民基本台帳を利用してこどもの数と年齢を把握しているからしていたから、ということですか。

住民基本台帳はもともと「原則公開」だということもあって、ベネッセをはじめとするダイレクトメールの宛先調査に使われることが多いみたい。総務省的には「ダイレクトメールの送付」というのは大量閲覧の正当な目的とされてるようです。個人情報保護のへったくれもないなあ。

住民基本台帳の公開制度について、2005年3月までのニュースや情報、意見などは「住基台帳大量閲覧制度資料室」というサイトでまとめてあります。その後、住民基本台帳を悪用した犯罪が起きたこともあって、大量閲覧を制限する市町村が増えてます。総務省も見直しの検討を行っているとか(via 住基ネット研究フォーラム)。

追記:asahi.comが「総務大臣の私的諮問機関が住民基本台帳を閲覧できるのを国や自治体、世論調査や社会調査に使う報道機関や大学などに限定する方向で報告案をまとめた」と報じています。総務庁の「住民基本台帳制度等のあり方に関する検討会」のページにはまだ報告書案はありませんでした。

| | コメント (5) | トラックバック (3)

Operaがライセンス料を無料化

INTERNET Watchなどによると、いままで有料登録しないと消せなかった広告バーが、今公開中のものから撤去されました。公式サイトからダウンロードしインストールしてみたところ、本当に広告がなくなっていました(このマシンには今までOperaを入れたことはありません)。

それに伴いライブドアはOperaの販売を終了し、店頭在庫を順次回収していくことを発表しました。またユーザー登録した会員に対するサポートは11月30日まで。以降はOpera Japanがサポートを行います。トランスウェアとの揉め事はどうなるんだろ。

Operaアフィリエイトや十周年記念ライセンスキー無料配布祭といった、今まで無料でライセンスを入手する方法がないわけではなかったのですが、そういうことをしないでも広告バーがなくなったわけで。特に「あと少しでOpera無料ライセンスがもらえる!」というOperaアフィリエイト参加者はガックリきてるかも。

| | コメント (0) | トラックバック (1)

「ルー・マルレの次期音楽監督」って

夫が『のだめカンタービレ』13巻に出てくる「ルー・マルレ・オーケストラ」がらみの話ににモデルがあるんじゃないかと調べてて教えてくれたんですが、「次期音楽監督就任」とあるジェイムズ・デプリースト氏って、現在東京都交響楽団の常任指揮者をしてる人なんですね。実在人物だったとは知らなかった(って、あとがきにちゃんと書いてあるじゃないか)。

都響の公式サイトにはマエストロ・デプリースト「のだめカンタービレ」に登場!というページができてました。機関紙「月刊都響」での対談がきっかけだそうですが、大相撲パリ場所に行くだの、千秋が都響で客演だのという話も載ってます。 雑誌連載を追いかけてないんだけど、デプリースト氏と千秋の対面ってまだなのかな。

13巻そのものは、ボロボロになったルー・マルレ常任指揮者に決まっただけでなく臨時で指揮しなきゃならなくなった千秋、さてこれからどうやって? という状態。今後の展開が待ち遠しいです。

しおりは真澄ちゃんでした。真澄ちゃんや峰くんが出なくなってさびしいです。

| | コメント (1) | トラックバック (1)

Google Earthで遺跡発見

nature.comに「Enthusiast uses Google to reveal Roman ruins - Google Earth programme leads to remains of ancient villa.」という記事が掲載されました。Google MapsGoogle Earthを使っていて、偶然古代ローマの別荘遺跡を見つけたんだそうです。

遺跡ハンターとかそういうのではなく、イタリア人プログラマーが近所を見ていて、なんだかおかしな衛星画像を見つけ、その周辺を調べたら、ということだそうです。Google MapsとGoogle Earthの公開で、衛星画像を見ることができる人が一気に増えたのですから、今までわからなかったものを見つける人も出てくるんですね。

スラッシュドット(本家)問題の場所へのGoogle Mapリンクがありました。発見のきっかけになった川の蛇行跡はわかりますが、これからどうやって遺跡にたどりついたのか、私にはさっぱりわかりません。

| | コメント (2) | トラックバック (6)

活字離れと古典離れは分けてくれ

また出た「活字離れ」な調査結果ニュース。

今のところYOMIURI ONLINEでしか報じられていませんが、大学生に古文と現代文の意味を問う問題を出したところ、2年前の高校生と比較しても正答率が低いという結果になりました、というもの。9月17日に開催された日本教育社会学会で発表されたようです。

私も過去には「追われて見たのは」とか「うさぎ美味し」「和菓子の恩」などの勘違いをやらかしてきましたのであんまり笑えないんですが、童謡唱歌を「意味を知る」という経験は今もやらないんじゃないかな。基本的に国語の時間ではなく音楽の時間ですから、「読めればいい」「歌えればいい」なわけで。

でもこれって、古典(戦前文学・童謡唱歌含む)離れとはいえると思うけど、活字離れかどうかは別だよね。今作られている新しい文章をたくさん読んでいても、こういう問題には答えられない。

高校生の方が成績がよかったってのは、やっぱり受験のせいなのかな? 大学に入ったら急速に忘れていく、と。必要がないからかな。

| | コメント (0) | トラックバック (2)

Amazon八分

ZAKZAKで「ナゼ読めない…「アマゾン」で1年超も品切れの本」という記事が出て、「外資アマゾンは小泉改革の阻害になるこの本を売らないのだ!」という陰謀論が巻き起こってます。

記事によると、発売後数ヶ月は普通に扱ってるようなんですよね。一度品切れになってから復活しないというか。単にAmazon.co.jpの管理がなってないだけという気がします。実のところAmazonで24時間以内発送以外のもの以外の発注は信用できんというか(何度か煮え湯を飲まされた)。

otsuneさんが「さあ「Amazon八分」とid:essaさんが名付ける時が来た」と書いてたのを見たら、すでに「Amazon八分」がはてなダイアリーのキーワードになってました。中小出版社の新刊がAmazonのデータベースに入ってなかったらしい。

徳保さんがAmazon で中小の出版社の本が在庫切れになりやすい理由という記事でオンライン受発注システムに加入しているか否かがかかわってるのではないかと書いてましたが、いくらなんでも文藝春秋社などという出版社としては大手の会社が入ってないってことはないですよね?

追記:今見たら『拒否できない日本 アメリカの日本改造が進んでいる文春新書』がショッピングカートに入れられるようになってるよ! 「通常2~3日以内に発送します」だよ!

| | コメント (0) | トラックバック (0)

MicrosoftがAOLの買収を交渉中

ニューヨークポストが「MicrosoftがAmerica Online(AOL)の買収交渉をはじめた」と報じました(YOMIURI ONLINE他)。

一時はタイム・ワーナーを買収して合併し「AOL Time Warner」という名前になるほどでしたが、その後AOL部門の赤字拡大で社名から「AOL」が取り外される羽目に。今はもとのタイム・ワーナーが運営主体となっているらしい。タイム・ワーナー側としては「お荷物を買ってくれるならうれしい」ってところなのかな? もちろん交渉決裂という可能性は残ってます。

MSNとAOLのインターネット事業を統合して新たなネット部門を共同出資で作る案が検討されているということですが、そうなるとNetscapeやICQ・AOLインスタントメッセンジャー、WinampなどのAOLが持っているソフトウェア資産がどうなってしまうのか、とても心配です。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

ブログ検索を使う時って

昨日のAsk.jpやGoogleのブログ検索ベータテスト開始ニュースを受けて、辺境から戯れ言で、こんなことが指摘されてたのでちょっと考えてみました。

って意味があるの? 検索のレンジを「blog」に限定してるだけの話でしょ。

どう限定しているかに各社違いがあるけれど、確かに「検索をブログに限定しているだけ」ってのは事実。

現状のブログ検索と呼ばれるもので、通常の全文検索に比べての利点はこんなもの。

  • ロボットの巡回間隔が短い
  • ある商品の感想が欲しい場合、ショップサイトを排除できる
  • ブログ界隈で起きている議論を追いかけるのに適している

あれ、3つしかないや。しかも「ショップサイトを排除できる」といっても、アフィリエイトブログは排除できません。 他に通常検索ではなくブログ検索を使う理由ってのがあったら教えてください。

Googleの通常検索からブログを除く、という噂は前から出てたような気がします(どこで見たのか忘れた。Going My Wayでも指摘されてます)。スラッシュドットを見ても、「ブログいらない」という意見が目立ちます。

| | コメント (1) | トラックバック (1)

ブログ検索がGoogleやAsk.jpで

朝方、Ask.jpがブログ検索のベータサービスを開始したと報じられました。画像やPodcastも検索対象にするというので注目していたら、夕方になんとGoogleもブログ検索のベータサービスを公開しました。

Ask.jpの方は、日本語インターフェイスで、検索で出てきたブログをBloglinesに簡単登録できるというのが売りになるかな。BroadBand Watchの記事「Ask.jp、最短1分を誇るブログ検索を開始。画像やPodcastingも検索可能」によると、Bloglinesとはあくまでも別のサービスとして運営し、穏やかな連携を図っていくとか。 現在は国内主要ブログサービスのRSSフィードを検索対象にするが、今後は独自のpingサーバを運営するようです。

Googleは英語版ベータとの位置づけですが、日本語検索・日本語のブログも検索対象になっています。こちらもRSSフィードを検索対象にしていて、英語圏の有名pingサーバにUpdate pingを送ってきたものをクロールしてるみたいです。Ask.jpにはまだない「検索結果のRSS配信」も行ってます。

最近、既存のRSS検索サービスやTechnoratiがspam blogに襲われていてろくな検索結果を出してくれない事態になってたのですが、Ask.jpやGoogleのブログ検索は今のところ大丈夫みたい。でもいつまで持つかと不安にもなってます。

追記:Googleで「sorted by date」にすると、spam blogが出てきました。難しい問題だ。

| | コメント (0) | トラックバック (2)

MSNメッセンジャーの「会話セーフティ機能」

マイクロソフトのMSNメッセンジャーで、不適切な単語を警告したり伏字で送信する「会話セーフティ機能(体験版)」が追加されました、(via INTERNET Watch)。その機能を紹介するMSNのページは「MSN 夏休み 親子で学ぶインターネット安全教室|安心コミュニケーション!MSNメッセンジャー」。夏休みっていつよ。

チャットの相手の同意がなければ使えません。使ってみた人によると、警告や伏字送信はそれほど起きないようです。特に2ちゃんねるなどで使われがちな俗語はほぼスルー。まあ、「氏ね」などの言葉はNGワード避けとして使われてたものだからそんなものか。

はてなブックマークの注目のエントリーを見ていたら、azalea.xmlなる謎のファイルが入ってました。何かと思ったらMSNメッセンジャーのブラックリストとホワイトリストのXMLファイルでした。どうやらブラックリストに一致したらNG、ホワイトリストに入ってたらOK、という泥臭い方法を使ってるんですね。

「どうしてこんな言葉が?」と思うような言葉がブラックリストに入ってたり、「これってNHKの禁止・差別用語の中に入ってるのに」という言葉がホワイトリストに入ってる、という謎のリスト。ホワイトリストの後ろから5番目にある「ゲイツ」に思わずなごんでしまいました。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

『最新人気ブログランキング200』という紹介本

極東ブログのfinalventさんのはてなダイアリーに、学研の『最新人気ブログランキング200』の協力感謝と宣伝依頼のメールがきたとの紹介がありました。 宣伝を依頼するわりに献本はないようです。もちろんうちのサイトにそんなものは届いておりません。

最新ブログ人気ランキング300
編集部
学習研究社 (2005/09/16)
売り上げランキング: 101,427

Amazonには『最新人気ブログランキング300』とありますが、間違い。いつ修正されるのでしょう。

表紙画像730KB入りメールが掲載200サイトの管理人のメールしてるのかな。キツイなあ。

| | コメント (0) | トラックバック (3)

ホワイトバンドは誰がつけているのだろう

徳保隆夫さんがホワイトバンド着用者を見たことがないから池袋で10分観察してみたら高校生女子がそれらしいものをつけていたのを見つけただけだった、という話。

私の唯一の目撃経験は休日のJRで近くに乗っていた高校生らしい男子集団がじゃらじゃらとメッセージ系シリコンバンド(水色や黄緑など)をつけてる中にまざっていたもの。ヤンキーではなかったけど真面目でもなく、おしゃれの一環としてつけているような雰囲気。

私自身買い物ぐらいにしか出かけないし、他人の手首をじろじろと見てはいないので、「社会問題に興味のある主婦」が着用しているのを見逃している可能性はありますけど。

はてなブックマークでのコメントを見ると、「女子高生」とか「私服勤務の会社員」(スーツは私服だろ、ってツッコミはなしで。きっとカジュアル服なんでしょう)、「店員、特にCD関係」といった人たちの着用目撃があります。ファッション情報に敏感な人たちが多いのかな。

| | コメント (1) | トラックバック (4)

琵琶湖でピラニア捕獲

琵琶湖でピラニアが捕獲されたというニュースをYOMIURI ONLINEで報じました。

滋賀県水産試験場は12日、同県高島市の琵琶湖から、南米・アマゾン川などに生息し、肉食魚として知られる「ピラニア・ナッテリィ」が捕獲された、と発表した。観賞用が放流されたとみられる。

ピラニア・ナッテリィって、普通に「ピラニア」と言ったときに指すあの魚のこと。獰猛で他の魚を食い荒らすだけでなく、人にだって噛み付きます。

既に2001年に杉並区の公園池でピラニア繁殖していたという事例もあったようです(「ニュース!ラ・シーネ!」より)。

今回は一匹だけみたいだけど、もしかしたら琵琶湖にもっとたくさんいるかもしれない。琵琶湖でピラニア駆除ってどだい無理。ブラックバスやブルーギルがかわいいと思うほどのバイオハザード(環境破壊)。人為的な放流だったらバイオテロといっておかしくないんじゃなかろうか。

追記:京都新聞にもっと詳しく載ってます。越冬は難しいけど、生きてる間は魚や人を襲う可能性があるそうな。

| | コメント (7) | トラックバック (0)

宇宙エレベーターのテストが認可

宇宙エレベーター実現への第一歩となる上空テストがアメリカ連邦航空局の認可を受け、実施が決まったとMYCOM PC WEBが報じました。

今回の発表によれば、今秋中に、高度1マイル(約1,600メートル)の上空までバルーンで吊り上げられた模擬ケーブルを用いて、実際に宇宙エレベーターでの利用を想定したRobotic Lifterの運行テストが行われる予定。

ということで、今回はロボットリフターのテスト。

宇宙エレベーター建設の最大の問題は「長くて十分な強度を持つ紐が作れるかどうか」なんですよね。カーボンナノチューブは強度的には十分すぎるけど、実用になるほどの長さがまだできてないはず。

| | コメント (0) | トラックバック (1)

フォークロアと著作権

のまネコがらみの言説を見ていて、MUZOさんの「ネット上のフォークロア」という言葉にひっかかってちょっと調べてみました。

5月18日の朝日新聞朝刊に、「世界各地に伝わる伝統文化にも著作権を認めその文化を生んだ地域や民族に与えよと主に発展途上国が主張、先進国は著作権制度になじまないと反発している」という記事があったようですが、今ちょっと探したけど見当たらない。

MYCOM PC WEBのIT資本論に「コンテンツ流通論(8) フォークロアの逆襲」という記事があって、フォークロアに著作権を認めようという考え方がどうして生まれたのか、なぜ著作権制度になじまないといわれているのかが詳しく述べられています。

しかし、次の事例をみると、やはりなんらかの権利性が認められるべきとも思われる。ある国の民族に数千年にわたって引き継がれていた民族固有の文様や織り方や形状を、先進国のアパレルメーカーが真似をして商品化したとしよう。するとその商品は、商標法、意匠法、または著作権法等で保護される可能性がある。音楽にしても、民族固有の民謡を先進国(開発途上国でもいいが)のシンガーが、自曲として表現すれば、その音楽に対して著作権が発生する。もし著作権が発生すれば、日本国内では、その著作者が死亡後50年間もその権利が保護されるのである。米国では70年間も保護されることになる(法人の場合ではもっと長い)。

この一節なんか、アンチのまネコの人たちの主張とよく似てます。とはいっても、現状ではフォークロアに著作権は認められていません。「ネット上のフォークロア」という言葉が、逆に誰が権利主張しても問題ないという風に解釈されかねません。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

出口調査に答えてきました

今日、最高裁判所裁判官国民審査の投票に行ったら、投票所の前に「朝日新聞」の腕章をした20代前半ぐらいの女性が黒い合成繊維製ボストンバッグをもって立っていました。「これが有名な出口調査か。しかも朝日新聞だよ」と思っていたら、その女性が声をかけてきました。

テレビ朝日ですけど」

ちとまて。あんたがやってる腕章はどう読んでも「朝日新聞」って書いてあるぞ! 朝日新聞・ANN合同出口調査とはいえ、腕章と名乗りが違うのはおかしいんですが。

とはいっても私は小心者なので指摘はせず、素直に出口調査に答えてきました。

男性用と思われる水色の用紙と、女性用と思われるピンク色の紙です。有無を言わさずピンク色を押し付けられたんですが、見た目では性別がわからない人の場合は問うのかな? 戸籍の性別と見た目の性別が違う場合はどうなるんだろう。

アンケート用紙には、年齢と、衆議院選挙の選挙区と比例区どこに投票したかと、郵政民営化に賛成か反対か、日ごろの支持政党について。私が何を答えたかは秘密。

ところで、出口調査では最高裁判所裁判官国民審査はスルーですか?

| | コメント (0) | トラックバック (1)

Yahooでも「Google Bomb」が効果あり

久しぶりのGoogle Bombネタ。でもGoogleじゃなくてYahoo。

切込隊長BLOG(ブログ) ~俺様キングダム casTY本店によると、「胡散臭い」 で検索すると亀井静香公式ホームページが一番最初に出てきます。検索順位はすぐ動くので証拠画像残しておきます。

Yahoo!検索 - 胡散臭い

Googleだとこういうことにはならないんです。

Yahooで「売国」を検索すると民主党と経済同友会が上位に来たことがあったらしい。今は普通の検索結果です。

追記(2005/09/12):9月12日早朝に亀井静香公式サイトが出なくなりました(via SEMリサーチ)。でも相変わらず「ベンチャーセーフネット」は上位。Yahoo! SEARCH betaだと「KIRIN | 極生・生黒」も上位です。たぶん検索結果を操作したんだろうけど、キリンやベンチャーセーフネットが上位のままなのが謎。

| | コメント (1) | トラックバック (1)

『メガネ男子』予約開始

mixiメガネ男子愛好会コミュが編集に参加した『メガネ男子』がAmazonで予約開始です。あの「いわせてみてぇもんだ」が載ってるのもポイント高し。

メガネ男子
メガネ男子
posted with amazlet at 05.09.08
ハイブライト
アスペクト (2005/09/15)

マンガの世界のメガネ君については、エキサイトブックスの「メガネメガネメガネ!」で予習しとくといいかも。メガネっ娘も混ざっておりますが。

えー、「メガネ君いいなー。萌え」を行間に垂れ流してしまいましたが、リアル夫は視力が良いです。私自身はメガネ。

| | コメント (1) | トラックバック (2)

Wikiは編集合戦に弱い

エイベックスが「恋のマイアヒー」FLASHに出てきた「のまネコ」のキャラクターグッズを販売することについて、「あれはモナーのパクリだろ」「『のまネコ』グッズ販売という既成事実を使ってモナーを奪おうとしているのではないか」と騒ぎになってます。

で、まとめサイトをWikiで作ってたのですが、荒れ放題になってしまったらしく閉鎖になってしまいました。

荒れて荒れて仕方がないので、あと、転送量がものすごいことになってしまったので一時的に閉鎖です。復旧の見込み無しですが。

http://www.nomaneko.net/

直接見てはいないのですが、編集合戦状態になってしまっていたらしい。そりゃ転送量もうなぎのぼりになるよね。 サーバの負荷もものすごいことになっていたでしょう。

「Wikiは編集合戦に弱い」とタイトルには書いたけど、その対処のために「ページの凍結」という機能がたいていのWikiには存在します。凍結しちゃうと「誰でも編集できる」というWikiの利点がなくなっちゃいますけど、転送量やサーバ負荷で追い出されるのよりまし。凍結している間に議論を行って頭を冷やすこともできる、と思う。編集合戦の主体が一見さんばかりだったら飽きるのを待つこともできる。

今回の場合、管理人が気づく前に転送量が洒落にならない状態になってたのかもしれない。オープンな場所でのWikiの運営は大変ですね。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

iPod mini なくなるの?

CNET Japan他で既報ですが、iPodシリーズの新機種「iPod nano」と、iTunes搭載の携帯電話「Motorola Rokr」の発売が発表されました。iPod nanoはアップルストアで既に購入可能です。

iPod nanoはiPod miniの後継という位置づけなので、iPod miniはなくなるんじゃないか、という話を聞いたんですが、本当なんだろか。アップルのサイトからminiが消えちゃってるから、限りなく本当に近い気がする。iPod miniのメタリック好きなのになあ。

iPod mini以外のぬめっとした感じが好きではないのですが、iPod買うとしたらいっそホグワーツ魔法学校の紋章入りiPodにしてしまおうかな。 でも日本に送ってくれるかな?

| | コメント (0) | トラックバック (0)

映画プロモーション用サイトのその後

最近は映画の公開前後にプロモーション用に公式サイトを作るのが当たり前になってますが、あぁ~あのドメイン達が…で、以前話題になった映画の「公式サイト」に行くと、出会い系サイトに行ってしまうことが紹介されています。 (via あそびや

元映画公式サイトの「ドメインの乗っ取り」がおきているのは、ニュースサイトやブログなどで映画公式サイトを紹介するので、リンクポピュラリティ(リンク人気度)が高い、ってのがあるんでしょうね。そのわりに検索しても引っかからないのは、検索エンジン側がSEO spam認定してるのかな。

こういうドメインを買い集めている会社に、「全体の設定」の橋本正徳さんがメールで連絡を取っていました(mobster.jpがアダルトサイトに? 5)。 それによると、この会社は「ドメインから発生するトラフィックを集める実験的なサイト」を運営していて、それが出会い系サイトにしているのはドメイン維持料捻出のためだとか。以前のドメイン所有者かその関係者に限り30,000円で譲渡するらしい。30,000円という値段はドメインの価値としては若干安めだと思いますが、「これなら払える」と思わせる金額にすることで金を払いやすくするという戦略なんでしょうか。

ちなみにこの会社、有名プロバイダのドメイン名に似たドメインを登録してて、そのプロバイダにドメイン所有権移転をするよう裁定をくらってました(JP2005-0003~JP2005-0010裁定)。

| | コメント (2) | トラックバック (0)

pukiwiki.orgが「売り出し中」に

void GraphicWizardsLair( void ); //で知ったのですが、Pukiwikiの公式サイトに使っていたドメイン「pukiwiki.org」がsedoというレジストラらしいところに取られてしまいました。トップページに「このドメインは売り出し中です!」と書いてあります。whoisで調べたら、ギリシャの人のよう。

更新ミスのためにドメインが削除され、7月下旬あたりからPukiwiki.orgにアクセスできない状態になっていました。Pukiwiki開発チームは9月中旬のHOLD解除後に再登録しようとしていたらしいのですが、先を越された模様。

開発チームが買い戻せればいいのですが、下手するとアダルトサイトが買い取ってしまい、Pukiwikiで構築されたサイトのリンクが……ってことがおきかねません。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

楽天がLinkshareの買収へ最終調整中

津田ふみかの日記経由でNIKKEI NETによると、楽天がアメリカLinkshareを買収することで最終調整中のようです。Linkshareというと、iTunes Music Storeのアフィリエイトを行っているなど、大手のアフィリエイト・サービス・プロバイダ。

アメリカLinkshareが50%の株式を所有している日本法人がどうなるのかはわかりません。そういや、リンクシェア・ジャパンは楽天市場のアフィリエイトはとりあつかってません(旧「旅の窓口」の楽天トラベルは取り扱ってる)。そこも含めて今後どうなるんでしょう。

もちろん、日経のいつもの飛ばし記事という可能性もありますけど。

追記:ロイターが「楽天が米リンクシェアを完全子会社化、4.25億ドルで譲り受け」という記事を出しました。確定ですね。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

9月のAmazonカスタマーズ・チョイス

2005年9月のAmazon.co.jpカスタマーズ・チョイス3冊が公表されてました。

フライ、ダディ、フライ
金城 一紀
角川書店 (2005/05/31)
売り上げランキング: 375

あの戦争は何だったのか―大人のための歴史教科書
保阪 正康
新潮社 (2005/07)
売り上げランキング: 113

Harry Potter and the Half-Blood Prince (Harry Potter 6) (US)
J.K. Rowling
Scholastic (2005/07/16)
売り上げランキング: 121

ハリーポッター6巻は、「7月発売のものがいまさら?」という気がしてます。それにしても相変わらずAmazonでは売れ続けている『マンガ嫌韓流』がないのは謎。ハリーポッター6巻みたいに来月回しになるのかな?

| | コメント (0) | トラックバック (0)

フローマップ導入しました

昨日からフローマップを導入しました。JavaScriptを読み込ませるタイプのアクセス解析を各ページに貼り付けて、どのサイトからどのくらいのアクセスがあるのかが図で示されます。すべての参加サイトの状況が誰でも見えるのがすごい。

アクセスの流れをコンピュータで描いているからか、レベルDになると矢印がごちゃごちゃしてわかりにくくなってしまってます。

リンク元公開しちゃってますので、イントラネットからのリファラも全公開になるのかな。のわりにはmixiからのアクセス(数件ある)が表示されてないし、Yahooも載ってないなあ。

追記:サーバ転送量の関係で、レベルA、B、Dなどの公開がなくなってしまいました。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

Google Mapsでハリケーン「カトリーナ」の被災状況が見える

Going My Wayで、Google Mapsで「Katrina」というタブが追加されていると紹介されました。ニューオリンズエリアに入ると表示されます。

これはハリケーン「カトリーナ」の被災後の衛星写真です。「サテライト」は被災前の写真なので、切り替えると被害の状況がよくわかります。

スーパードーム被災後

上の写真はスーパードーム。天井が4分の1以上はがれてしまってます。被災前写真と比べると一目瞭然。

はてなでは「ハリケーン『カトリーナ』義援金窓口」を設置しました。今のところ日本赤十字社に専用の窓口がないため、はてなが集めた義援金の寄付先は未定ですが、もしかしたらアメリカ赤十字に直接送るかもしれないそうです。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

キャラクター文化は欧米にないのか

キャラクター愛「萌え」 東浩紀氏に聞く」という記事で、あまりにも欧米と日本の文化に差をつけすぎているのが気になりました。

しかし、欧米になくて日本に圧倒的にあるのはキャラクター文化なのです。キャラクターが物語の外に飛び出てしまう現象です。

ええっと、本来物語上関連のないヒーロー大集合的なものをやってしまったり、ストーリーをご破算にしてでも延々とヒーローの再利用をやってしまうアメコミは、キャラクターが物語の外に飛び出てしまう現象を起こしてるのではないんでしょうか。

ムーミンやミッキーマウスなどのキャラクターを愛でる文化があるのは東裕紀氏も認めているのですが、“人間のキャラクター”はそのように扱われない、と彼は言っています。けれども、欧米人だって、ある世代が長嶋茂雄を語れるように、シャーロック・ホームズを実在の人物のように話している人がかなりの数いるじゃないですか。

日本異質論は便利だけど、同じような部分に目をそむけるのはよくないと思います。 

| | コメント (0) | トラックバック (0)

『エマ』の二十年後

『エマ』6巻が発売になりました。夫が買ってくると思っていたのでまだ手元にない。

『エマ』の作中年代は明らかにはなってないのですが、自動車が出てきたり電気もあるようなので、たぶん1890年代でしょう。そのことから、速水螺旋人さんの日記にこんなことが指摘されていました。

エマの舞台の年代は明らかにされてませんが、自動車も登場しているし19世紀もド末期だと思われます。そこで気になることがひとつ。第一次世界大戦まで、あと20年あるかなしかなのですよ。

すっかり忘れてたよ第一次世界大戦。そのころにはジョーンズ家の次男アーサーが30代半ば、三男坊コリンが20代後半になってるはず。ノーブレス・オブリージの概念が当たり前のようにありましたから、当然軍務についているでしょう。コリンは小隊長、アーサーは中隊長ぐらいになってるかもしれない。つーと泥沼の西部戦線に放り込まれてたりするのかも。

メルダースさんはどうしてるんだろ。エーリッヒ坊ちゃまは長男なのでイギリスにいれば軍務についてない可能性が高いですが、螺旋人さん曰く「ドイツに戻っている可能性がありますよ」。螺旋人さんが勝手に悲惨な妄想に走ってるよ。

エマ (6)
エマ (6)
posted with amazlet at 05.09.01
森 薫
エンターブレイン (2005/08/31)
売り上げランキング: 13

追記:6巻読みました。アンソニー・ホープの『ゼンダ城の虜』が話題の本として登場していますね。夫に教えられたのですが、『ゼンダ城の虜』原書の発売は1894年。つまり『エマ』の作中年代は1895年前後ということになります。

| | コメント (1) | トラックバック (0)

« 2005年8月 | トップページ | 2005年10月 »