「萌え」と経済
livedoor CREDIT 【もえろーん】には思わず脱力してしまったのですが、実際、「萌え」と経済ってどのくらい関係あるんでしょう。
萌え経済評論家(「萌え」は経済にかかる。評論家にはかからない)森永卓郎による『萌え経済学』というそのまんまな本が講談社から発売予定になってます。 NIKKEI NET BizPlusにあるコラムでの萌え語りに驚いてしまったんですが、この本もその路線なのでしょうか。
その森永卓郎コラムの7月1日分がずばり「萌えと経済の関係を考える」。2005年4月に浜銀総合研究所のレポート(PDF)をきっかけに起きた「萌え株バブル」について、ちと否定的なことを書いています。
例えば、同人誌の発行部数は数百程度だし、ガレージキットというフィギュアの組み立てキットは、数十という生産ロットになっている。コスプレの衣装は一品物が主流だ。
当然、その生産者は、個人か、数人規模の零細企業になる。つまり、萌え市場の商品は、ビジネスとして大量生産されるのではなく、むしろオタクたちの間で作品が共有されるという性格を持つのだ。
だから、一般に萌えビジネスは、巨大企業も生まないし、大きな資本を必要とすることもない。当然、上場する気力も体力もないのだ。
森永さんは萌えやオタクについてよくわかっていすぎて怖いです。たしかにコンテンツ制作側は少量多品種になるわけですが、コンテンツを利用する「オタク周辺産業」というのがあるわけで、AERA 2005年7月17日号で紹介されていたタオル印刷業なんかは典型的な周辺産業。「オタクが作ったコンテンツで周辺産業が肥え太りやがって」みたいな反発はありそう。
野村総合研究所が2004年8月にまとめた「オタク層」の市場規模推計と実態に関する調査の書籍版が『オタク市場の研究』 というタイトルで出版予定になってますが、発売元の東洋経済新報社のサイトには陰も形もないのが不安です。
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コメント
>>一般に萌えビジネスは、巨大企業も生まないし、大きな資本を必要とすることもない。当然、上場する気力も体力もないのだ。
むしろそれでいいと思う。
企業が下手に儲け主義で割り込んでくるから場が混乱するのであって、細々とマイペースでいけば絶対に長持ちする。
つか、萌えブームとか非常にウザイデス。
一般人とか騒ぎすぎ。
早く昔みたいな混沌とした時代が戻ってくることを願いつつ・・・・・
投稿: オズマ | 2005.07.15 11:09
印刷所なんかはこの出版不況の中、同人誌を少数でもオフセット印刷しますよーって展開始めて周辺産業としてはかなり優秀な部類に入るのかな?
CDなんかも最近はかなり安価にプレスやってくれるようになってるそうですね
投稿: やまみ | 2005.07.16 01:18