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小川一水『復活の地 3』

復活の地〈3〉
小川 一水



早川書房
2004-10
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刊行が10日ほど遅れたのが悔やまれる。予定通り上旬に発売されていたのなら、「このライトノベルがすごい!(仮)」アンケートに熱い台詞の数々を書き込んでいたのに。

強権による復興の誤りを知ったセイオと、あくまでも強権で物事を進めようとするサイテン。権限を縮小されたセイオや君臨することさえできなくなったスミルが行うからめ手での災害対策。そして第二次震災でのリベンジ。星外列強との外交さえ変えていきます。もう燃え萌え。

多少できすぎな面もあるのですが、小川一水の他作品にあった唐突に現れる世界のからくりという、読み手を唖然とさせるものは感じませんでした。

セイオとスミルは、もうもどかしくてもどかしくてしょうがない。二人とも私情を挟めるような立場じゃないし、私情を挟んでよしとする性格でもない。だからこそ、ただ一度全てを投げて私情で動いたときのセイオの台詞は、切ない。

シンルージ都令の一皮どころではない剥け方と、エピローグでの親ばかっぷり。ネリの、自分の置かれる立場のわかってなさぶり。ってか、ネリにベタボレなのかよ>サイ王子

★★★★★

(book.g.hatenaに掲載したものの再掲です)

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