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架空言語という罠

造語・ネーミングセンスということということをきっかけに、創作者が架空言語を作ってしまう話になってました。造語作っているだけでは飽き足らず、辞書作って文法と語形変化法則を、というどハマリ状態。異世界ファンタジー構築マニアにはよくあることですが、さすがにトールキン博士の域に達する人は少ない。そういやトールキン博士はエルフ語の構築が先でした。

数少ない「トールキン博士の域に達した人」が、日本では森岡浩之と新城カズマ。森岡浩之は出世作『星界の紋章』に登場するアーヴ語、新城カズマは「狗狼伝承」シリーズ他に登場するクシュカ語とその姉妹言語などを作っています。新城カズマは他にも「蓬莱学園」シリーズに登場する各種言語も作ってますが、資料が入手困難なのと、大人の事情(困るんだよなあ)によって忘れ去られつつあります。

海外の架空言語といえば、クウェンヤ(上エルフ語)やシンダール語などの中つ国諸言語、スタートレックシリーズに出てくるクリンゴン語が有名。他人には使えなかったり、既存言語を多少いじったレベルの架空言語は、それこそ星の数ほど。

架空言語を作るのは、設定マニアにとっては非常に心躍るほど楽しそうです。でも、ただの自己満足に陥らないためには、言語学、音声学の知識と、それを直感的に結びつけるだけのセンスが必要。それがあったとしても満足なものができるまでに構築するには膨大な労力が必要で、そして労力に見合った見返りなどまずない。創作者にとって、言語創作は罠としか言いようがない。しかも甘美な。

人工言語関係のサイトといえば、CONLANG人工言語野が有名です。エイプリルフールのときは人工猫語になってました。検索してつらつらとウェブサイトをみていたときに見つけた人工言語の著作権、著作権というものにある深いものを考えさせられました。

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