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川端裕人『川の名前』

川の名前
川端 裕人



早川書房
2004-05-19
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小学五年生の三人組が夏休みの自由研究に選んだ題材は、UMAの探索。UMAの正体を知った後、それを保護するためにいろんな人とかかわり、いろんなことを知っていくことになります。

三人が三人とも、複雑なものを抱えています。主人公の修はカメラマンの父に今まで海外取材に引っ張りまわされ、今年の夏は未婚の叔母と日本に残ることに決めたところ。母は別の人と再婚し、赤ちゃんがいるらしい。ゴム丸は発達障碍を抱えていて(たぶんアスペルガータイプ)、妹のもえちゃん(たぶんカナータイプ)のことになると我を忘れてしまう。河童はこの土地に古くからいる家で、祖父と母が教育方針で対立している。

さらに謎の喇叭爺や優等生、いじめっ子にヤラセも辞さないディレクターなどがかかわってきます。

第二次反抗期らしい小学生の親への反発、同級生への敵愾心。そして「川の名前」というタイトルが意味するもの。読後は非常にさわやかです。

充実したひと夏の思い出です。

★★★★★

(book.g.hatenaに掲載したものの再掲です)

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