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毛利志生子『風の王国』

風の王国
毛利 志生子



集英社
2004-06
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唐の太宗李世民の養女文成公主が吐蕃に嫁ぐ物語を、少女向け恋愛小説に仕立てたものです。唐と吐蕃の縁組を嫌い阻止しようとする者の策謀、複雑な西域諸国との関係。よく恋愛小説にできたものです。唐と吐蕃で食い違いがある点まで利用しています。

翠蘭と皇室との関係、特に李元吉とのことの問題を重点的に描いていて、恋愛部分が少し物足りない気がします。

この小説では翠蘭は李世民の姪ということになっていますが、実際は諸説あり。随行した李動宗の娘説もあるとか。

文成公主はネパール王女ティツィンとともにチベットに仏教をもたらし、後にソンツェン・ガムポを含む三人が、観音菩薩と二人の妃の化身として敬われています。この小説では書かれていない文成公主のその後は、かなり悲しい。

★★★★

(book.g.hatenaに掲載したものの再掲です)

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