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陰口が残る世界

連載:インターネット事件簿 第13回 「ぼったくり」「氏ね」はどこまでが表現の自由?

匿名掲示板milkcafeに書き込まれた不満や中傷に対する削除を求めて、東京医進学院が訴えた裁判の判決が5月にありました。判決は原告敗訴。たしかに問題のある書き込みもあった(削除済)が、残りは表現の自由の範囲内、ということだそうです。

でもこれは匿名掲示板だから、というのはちょっと違うと思います。普通のサイトでも「これってちょっと言い過ぎじゃない?」というものはあります。これは実名であっても変わりません。友人と噂話や陰口をしているような感覚で書いているんだと思います。

陰口だと記録に残ることはないのですが、インターネットの掲示板やサイトに書いたものは削除されるまで残ります。「王様の耳はロバの耳」という童話が現実になったようなものです。この裁判は「王様の耳はロバの耳」と床屋が叫んだ穴の所有者が管理責任を問われたようなもの。

佐世保の小学生殺人事件では、掲示板やチャットでの書き込みが怒りをかきたてる原因になったと言われています。文字という形で気にしていることを見せつけられるというのは想像以上に強烈なことなのかな、と思いました。

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