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歴史の断絶と情報過多

アニメや漫画、ライトノベルなどの若者向けエンターテイメントに対するネット上の感想で「××は○○のパクリ」というのをよく見ます。ごくごくまれに著作権侵害の指摘だったりすることがありますが、たいていはジャンルとして確立されたものの最新作と少し前の作品を比較してパクリよばわりするものだったりします。そういう指摘をする人が過去の作品を知っていることはほとんどなかったり。

最近作ばかりを追っていて、過去のできごとを知らないことを「歴史の断絶」というそうです。これは若者向けエンターテイメントの世界だけでなくて、ウェブログや掲示板での議論がループするのもそのせいだという話もあります。アメリカと日本が戦争をしたという歴史を知らない若者がいるという話は真の意味で「歴史の断絶」です。

日本の近代史を知らない話はさておき、エンターテイメントの流れを知らない話に限ってみます。

現状、エンターテイメント作品は毎月大量に生まれていて、全てを見るのも大変な状態です。評判のいい作品の存在を知って第1巻から読もうとしたときにはすでに5巻まで出ている始末。現在の作品を追いかけるのでも大変なので、よっぽどでなければ過去作を探す気にはなれません。しかも、完結すると書店から撤収されていく傾向があるので、探すのも大変になってしまいます。

「こんな本があるよ」と古老(苦笑)が言い伝えを残していくしかなさそうです。でもそれも情報過多になるひとつの原因だったりして。

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